年収は?勤務形態は?40代女性の「キャリア白書」

時短勤務などの「働く」制度が大きく変わった時代の過渡期にいて、たくさんの揺れる思いを抱えながら働き方と向き合ってきたのが今の40代。 アンケートから見えてきたのはHappyに見える人ほど、人生の優先順位を決めて、しなやかに働き方を選んでいるってこと!

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Q1.今、仕事をしている?

Q2.勤務形態は?

正社員が約半数。時短勤務など、更新された働き方制度を活用できた人が増えている一方で、一度離職し、ブランクが長くなると正社員復帰がしにくいという社会背景も。約20%の人は副業を持ち(3つ以上という人も!)、フリーランス、起業も約10%という結果からは、40代もやりがいを求め意欲的に選択肢を広げるのに積極的と感じます。

Q3.何歳まで働きたい?

人生100年時代、健康でいられるうちは70歳を超えても働き続けたいという人が多数。企業の「定年」が一区切りと考えながらも、健康でいる限りはペースを落としながらも仕事を続けたい、そのために企業や、フリーランスへ舵を切るタイミングを考えている人、仕事とまではいかなくても、社会とつながり続ける場所を模索している人は8割以上。介護が始まったら仕事を辞め、ゆっくり生涯かかわれるものを探したいという意見も。

Q4.今後、転職・起業・副業をしたい?

まだまだステップアップしたい人が半数も! そのうち約3割は資格取得などの学習、セミナー参加などすでに準備中。なかには「人脈作り中」という意見も! 現状維持派は、年齢の壁や家族の縛り、安定収入などが理由で40代でのチャレンジの難しさも浮き彫りに。

Q5.今の年収はいくら?

--ちなみに今の世帯年収に満足している?

労働の対価としてはもちろん、教育費がかかる世代ゆえお金はいくらあっても足りないのが本音。世帯年収1,000万円超でも「子どもに予想以上にお金がかかる」という声も。

Q6.今の働き方に満足していますか?

「時間に関する満足度」が結果に直結。コロナ禍でテレワークに移行したことで満足度が上がった人が増えたのも今ドキです。一方、「理想の生活を達成できていると思いますか?」の質問には6割がNO。収入の現実とどう折り合いをつけるかが課題。

--その理由は?

【YES】

  • 空いた時間に趣味でお菓子教室ができている-S.Hさん(会社員/48歳)
  • テレワークとオフィスのハイブリッド勤務のため-N.Tさん(会社員/47歳)
  • 自分一人の時間を少しは取れているから-イニシャルMさん(パート・アルバイト/45歳)

【NO】

  • やりたいこととのギャップと体力の限界-N.Sさん(会社員/44歳)
  • 仕事で平日の子どもとの会話の時間が少なすぎる-H.Hさん(会社員/47歳)

撮影/河内彩、BOCO ヘア・メーク/只友謙也、谷口結奈<ともにP-cott> 取材/小菅祥江、竹永久美子、角田ひかる ※情報は2022年9月号掲載時のものです。

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