【テレ朝・弘中綾香アナの“ウェルビーイング”】「自分の機嫌は自分で取る」そのために用意しているご褒美とは?

『あざとくて何が悪いの?』でおなじみのテレビ朝日アナウンサー・弘中綾香さん。現在31歳とCLASSY.読者と同世代の弘中さんに、ウェルビーイングな価値観について聞きました。

一喜一憂しすぎないことも大切

—— CLASSY.では、自分

— CLASSY.では、自分も周りもハッピーに生きていく“ウェルビーイング”という考え方を大事にしています。弘中さん自身が自分も周りもハッピーにするために、何か心がけていることはありますか?

自分の機嫌は自分でとること。ミスして落ち込んでも周りには当たらないようにしていますし、何かあってもあまり一喜一憂しないよう心がけていますね。誰かに相談することが必要なときもあると思うんですけど、私の場合は一旦自分で持ち帰る。乗馬みたいなリフレッシュの時間をとることも大切ですし、食べることが好きなので、疲れたときはちょっといいものを食べて気分転換するとか。それって自分の範囲内でできることじゃないですか。そういうご褒美のバリエーションは多く持っておいて、損はないかなと思います。

好きなアイドルの動画を見て、即ハッピーな気分に

—— たくさんあるご褒美のなか

— たくさんあるご褒美のなかでも、特にこれに頼りがちという定番の甘やかし方法はありますか?

一番簡単で、一番自分のテンションが戻ってくるのが、好きなアイドルの動画を見ること。K-POPのガールズグループが好きなんですけど、彼女たちって可愛いだけじゃなくて、すごく頑張ってるんですよ。ハードスケジュールのなかで一生懸命活動しているのを見ると、私も頑張らなきゃ…ってスイッチが入ります!

自分の核ともいえる友達の存在は大きいです

—— 自分らしさに関して、弘中

— 自分らしさに関して、弘中さんが自分軸を見失わないために心がけていることはありますか?

昔からの友達に会うことですね。特に私は昔と今で環境がすごく変わった人間なので、いつでも変わらずに「うぇーい!」って接してくれる昔からの友達の存在は大きくて。自分を元の場所に戻してくれる時間は、大切だなと思います。コロナ禍で人と会いづらい期間を経て、友達がすごく削ぎ落とされたっていう感覚もあるんです。コロナ禍以前はいろいろな方と外食に行ってましたけど、外出を控えることで連絡の件数も減りましたし、決まって会う人も減りました。

—— 環境が狭まったことで、よ

— 環境が狭まったことで、より自分らしくいられる時間も充実されたと。

たくさんの人と知り合えるのもそれはそれで楽しかったんですけど、身近な友人関係がより自分の核になったというか。絶対に必要不可欠な人たちとの時間を大切にしたいなって思うようになりましたね。

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テレビ朝日アナウンサー弘中綾香の初エッセイ集
『アンクールな人生』が9月14日に発売

2年以上にわたる『ダ・ヴィンチ』での連載をまとめた『アンクールな人生』は、幼少期に始まる自身の半生を振り返った「早すぎる回顧録」(本人談)。「かわいいだけじゃやっていけない」と悟ったという子供時代、自身が「暗黒期」と語る中学時代。そして現在のアナウンサー・弘中綾香の“骨格”を形作った高校時代を中心に、30代を迎えた今だからこそ紡ぎだすことのできる等身大の姿が、この一冊におさめられている。

弘中綾香
1991年2月12日生まれ。2013年にテレビ朝日入社。女性アナウンサーとして『激レアさんを連れてきた。』『あざとくて何が悪いの?』『ノブナカなんなん?』など数多くの人気番組に出演するほか、雑誌連載など活躍の幅を広げる。「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)では、2019年以降3年連続で1位を獲得。

撮影/花村克彦 取材・文/所 優里 編集/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)