今日からできる“おうちサスティナブル”【再生野菜リボベジ】を上手に育てるコツ

にんじんと大根のヘタを使った再生野菜

野菜の切れ端から栽培する「再生野菜」は、通称リボベジ(リボーンベジタブル)とも呼ばれています。水と器があれば手軽に始められるのがリボベジの魅力ですが、上手に育てるコツを野菜博士の緒方湊 君が教えてくれました!

水替えや日当たりに注意すれば大丈夫!

野菜博士としてテレビやマスメディアでも大活躍の緒方 湊君

緒方 湊<Profile>野菜ソムリエプロの資格を最年少で取得。メディアや農業関係のイベントで大活躍の野菜博士。https://www.hyponex.co.jp/yasai_daijiten/

「リボベジには、土耕栽培と水耕栽培がありますが、水耕栽培は、水と器があれば肥料なしですぐに始められるのでとっても簡単です。それに広い庭やベランダがなくても、室内でおうちファーム体験ができるので、お子さんと一緒に育ててみるのもおすすめです」。

こう教えてくれたのは、野菜博士としてテレビやマスメディアでも大活躍の緒方 湊君。


にんじんは、ヘタを上にして!

水を1cmはった浅い皿に、にんじんのへたを5㎝カットして置いているシーン

おうちでも常備していることの多い、「にんじん」や「大根」のヘタを使ったリボベジでは、浅い器に水を1cmほど入れて、毎日取り替えます。

中心がふっくらしてきたら葉が出はじめるサイン

リボベジを始めて数日すると、再生野菜中のにんじんの中央が膨らんでくるシーン

ぬめりやすい切り口は、水替えのたびによく洗いましょう。そして切り口が、盛り上がると葉が出はじめるサインです。

【水量・水替えの注意点】

水は毎日、暑い時期は朝と夕方の2回取り替えましょう。その際に、容器のぬめりや切り口の汚れも忘れずに一緒に洗いましょう。水量は、根菜類は切り口、葉物は根が水に浸かる程度の少量がベストです。また、黒ずんできたらその部分はカットしましょう。

再生野菜途中、大根のヘタの表面が黒ずんできたところの写真

【日当たりでの注意点】

日当たりはあるほうがいいですが、直射日光はNGです。よすぎると水温が高くなって、水が腐りやすく、野菜が傷む原因になります。窓辺のカーテン越しや、水替えしやすいキッチン周りなどがおすすめです。

1週間~10日で葉の部分がグ~ンと成長!

再生野菜を始めて10日後、大根とにんじんの葉が伸びてきているシーン

「水だけで育てるので、だいたいのものは1~2回程度が再生の限度です。液肥を入れると2~3回再生できますが、本体のパワーが少なくなってきます」(緒方 湊君)

伸びはじめると、“もうちょっと” “もう少し育てよう”と待ってしまい、気づくと腐らせることになってしまいます。水耕栽培での「再生野菜」は、欲張らないタイミングで収穫するのが上手に育てるコツなのだそう。

涼しくなってきて「再生野菜」を始めるのにはちょうどいい季節なので、チャレンジしてみませんか?


Mart夏号「再生野菜(リボベジ)で”おうちファーム”はじめませんか?」より

撮影/中林 香 取材・文/新里陽子 編集/橋本嘉美(HEAVEN)