【レシピ】ハルマキ100本ノック 95本目
「ハルマキ100本ノック」も、そろそろカウントダウン。皆さんの「作ってみましたよ」の声にはげまされながら、ようやくゴールが見えてきました。100本まで気を抜かずに、楽しく、美味しく巻いて、打ち放っていきたいと思います。最後まで、お付き合いいただけましたら嬉しいです。
そして、ハルマキ100本ノック達成(予定)記念イヴェントを開催いたします!
題して「秋のハルマキ祭り atローゼンタール」。
詳細はこちらからチェックしてみてください。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは春巻き1本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、今回は大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
巻き方のコツはこちらから
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
95/100
とろとろ卵と鶏ひき肉の親子春巻き
夏の昼寝時間、家族が寝ている間に、こっそり卵を茹でるのが好きでした。子どもながらに半熟を目指し、失敗しながらも秘密のおやつを楽しんでいました。今なら、あの頃の私に言えます。「沸騰したら卵を入れて6分30秒があなたの好み」だと。春巻きにする場合は、もう少し長く7分に。切り分けると黄身がトロンとして、ご馳走感あるメインになります。
【材料】1個分
- 卵…1個
- 鶏ひき肉…60g
- パセリ…1本(およそ10g)
- クミンシード…小さじ1
- 塩…ほんの少し。ひとつまみより少ないくらい
- 春巻きの皮…1枚
- サラダ油…大さじ4
- 好みで粒マスタード…少々
【作り方】
1.小鍋に湯を沸かし、沸騰したら卵を入れ、7分茹でたら冷水にとって冷ます。
2.パセリは茎ごとみじん切りにする。
3.ボウルに鶏ひき肉と2のパセリ、クミンシード、塩を入れて練る。
4.1の茹で卵の皮をむき、3で全体を均一に包んだら、春巻きの皮でさらに卵型にきっちり包む。
5.フライパンにサラダ油を入れ、弱火で温めたら春巻きを置き、そのままの火加減で天地も含めすべての面を一面ずつ丁寧に揚げ焼きする。※今回は形状が球体に近いので、フライパンを傾けて油を集めたなかで揚げ焼きすると、効率よく火が通ります。
6.全ての面がキツネ色なったら油をよく切り、好みで粒マスタードを添える。
【ひき肉で卵を包む時のコツ】
手の平にサラダ油数滴(分量外)を薄く塗って、その上で肉団子を作ってから卵を埋め込むと、きれいに包めます。
【合わせたいお酒】
ギネスなど濃厚な味わいの黒ビール。
【動画でも作り方を紹介しています】
焼きイモとロースハム、粒マスタードの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。J-WAVE 「KURASEEDS」でもハルマキ100本ノックについて紹介いただきました!
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
03-3574-8758
営業時間: 18:00~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子
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