【レシピ】ハルマキ100本ノック 100本目 【最終回】

とうとう100本目です。2年間の長きにわたりご愛読いただき、ありがとうございました。

巻き続けて強く思うのは「何を巻いても美味しいよ」ということです。101本目からは、失敗を恐れずに自由にマイハルマキを作ってみましょう。

ハルマキを作ることが小さなきっかけとなり、みなさんにとっての料理やお酒の時間が少しでも楽しくなりますように。

島田由美子&チームハルマキ一同

 

 

まずは最初に、100本すべての共通ルールです

  • レシピは春巻き3本分の量で表記。
  • フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
  • 使う油は、今回は大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。

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  • 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
  • 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
  • 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。

     巻き方のコツはこちらから 

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    春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。

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    原木シイタケとドライプルーン、パクチーの春巻き

     

    この連載1本目は「原木シイタケとゴルゴンゾーラ、生ハムの春巻き」。最後だから白状します。シイタケが苦手です。「よくそれで料理できるね」と言われますが、苦手なものほどその個性が分かるような気がします。しいたけもパクチーも、かなりクセのある素材。クセ者同士を合わせると良き調和が生まれるという私的法則に従い、最後の1本を作りました。

     

    【材料】 3本分

    • 原木しいたけ…9
    • ドライプルーン…3個
    • パクチー…20g
    • 春巻きの皮…3枚
    • サラダ油…大さじ4
    • 塩…少々

     【作り方】

    1.シイタケは軸の部分を切りはなし、手で傘の部分を半分に割る。

    2.ドライプルーンは粗くみじん切りに、パクチーは2㎝長さにざく切りにする。

    3.春巻き皮の上にシイタケを横一列に立てて並べ、間にプルーンを挟み、脇にパクチーを添え、しっかり巻く。

    4.フライパンにサラダ油を入れ弱めの中火で温めたら、春巻きの平らな面を下にして並べ、そのままの火加減で揚げ焼きする。

    5.すべての面が美味しそうなキツネ色になったら、油をよく切って半分に切り分け、塩を添える。

     

    【合わせたいお酒】

    お好きな赤ワインと楽しんでみてください。軽くても重くても、どんな赤ワインとも楽しいですよ。

     

     

     

    【動画でも作り方を紹介しています】

    【前回の春巻き】

    カステラとクルミの春巻き

    【春巻きリストはこちらから

    【プロフィール】

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    島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。J-WAVE 「KURASEEDS」でもハルマキ100本ノックについて紹介いただきました!

     

    ワインセラーローゼンタール
    住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
    ☎03-3574-8758
    営業時間: 18:00~23:00
    休:日、祝
    公式サイト

    撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子

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