黒ブーツは「厚底×フロントジップ」が長く履ける!投資する価値大な名品って?

子育て奮闘中の今から愛せて、子どもが手を離れた未来はもっと愛が深まり身につける姿が想像できる。変わらない価値の〝黒小物〟はオシャレを支えるブレない軸。多様化する時代にママ目線で再選定、投資価値アリの「黒名品」を提案する連載です。今回は、『The Row』のZipped Bootをご紹介します。

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The RowのZipped Boot

50㎜のクレープラバーのプラットフォームソール、センターにあしらわれたフロントジップ。2019年秋冬のインパクトあるデビューから3年経ち、トレンドからエターナルへの定着を見せるザ・ロウの「Zipped Boot」。人気のスポーティな黒ブーツのなかでも、一目でそれとわかる稀有な存在感。モード派の反応は当然ながら、コンサバ派からのラブコールも未だ止まない理由は、忙しい朝を救う履きやすさと圧倒的なスタイリング力にあり。注目すべきは、足首から履き口へのフィット感。足首が強調されることで、象徴的なソールのボリューム感を生かしつつ〝重たく見えないバランス〟を実現。絶妙なレングスも相まって、パンツルックの更新に終わらずスカート合わせも新鮮に決まると、甘派・辛派どちらのママにも響く価値観を確立しました。一過性のトレンドではなく銘品の評価を得ているのは、鏡に映ったときの〝しっくり感〟。旬や新鮮という言葉では形容できない〝この自分が好き〟と思える雰囲気に仕上がる、ぐるりと一周計算し尽くされたデザインの妙。「タイムレスな視点と固有のアティテュードを通し、新たなクラシックを作り続ける」をテーマに掲げる、ザ・ロウ。揺るぎなき審美眼は、次世代銘品の軸となりそうです。

シルエットの美しさに定評のある、ザ・ロウのプライドが息づくデザイン。経年変化を楽しめる最高級カーフを採用し、コンフォートな履き心地も選ばれる魅力。スエード素材やショート&ロング丈と、ファミリーも増加中。
¥247,500(ザ・ロウ/ザ・ロウ ジャパン)

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撮影/花盛友里 取材・文/櫻井裕美 編集/羽城麻子
*VERY2022年12月号「大切にしたいBlack名品」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。