【母親の介護体験談】「辛い日々を救ってくれたのはケアマネージャーさん」

いつかは訪れるかもしれない親の介護。実際に介護を経験した家族はどのように接し、どのように乗り越えていったのか、先輩たちのお話を伺いました。今回はケアマネージャーさんの力を借りるなど周りのサポートを得ながら、介護と向き合っていった2つのケースをご紹介します。

▼あわせて読みたい
私と母の介護STORY Case3、Case4はこちらから読めます

Case5:孤立せず、社会や友人との関わりやつながりを大切に

「冬に夏のワンピースで歩いていた」と母の友人からの電話で、初めて状況を把握したのが1年半前。急いで実家に電話をかけるといつもと変わりない母の声……でもなんだかおかしい。

半年ぶりに帰省すると、同じ商品がストックされ、常に整頓されていた部屋の中は荒れ放題。それでも母はいつもと変わらないの一点張り。心配した母の友人がケアマネジャーさんを紹介してくれました。

友人と楽しそうに話す母の様子を見て、できるだけ人と関わりが持てるケアハウスを紹介いただき、プランを作成してもらいました。離れて暮らしているので、母の友人のありがたさ、人との関わりの大切さをひしひしと感じています。

──M・Hさん(50歳)愛知県

Case6:母の気持ちを最優先して最後まで自宅で介護しました

81歳の時に足を骨折して個室に入院。コロナ禍で面会もできず、リハビリが長引き半年後に退院したとき母は別人でした。「お金を盗まれた」「食べ物を出してくれない」と怒って大きな声。認知症を発症し、要介護2となりましたが、人に体を触れられるのを許さず、私が在宅介護することに。仕事もあり、毎日疲れきっていました。

ある夜、最後まであなたと一緒にいたいと言ったように聞こえ、日に日に母が嫌いになっていっていた自分が情けなく、辛くなりました。ケアマネジャーに相談し、介護の負担を軽減して自分の生活やメンタルを立て直すことで解決。3年と少しの介護は、母との大切な思い出になっています。

──M・Kさん(46歳)兵庫県

こちらの記事もおすすめ

キレイが生きる力に!今知っておきたい【介護美容】とは

「介護美容」という言葉を聞いたことがありますか?介護や看護の現場で、ご高齢者や患者さんにメイクなどを施してあげることを指します。ちょっとリップを塗ってみたり、おめかししてあげることでキレイになる喜びを感じてもらい、それが生きる力となるそうです。

2022年12月10日 17:30

どこに申請?公共のサービスは?今知っておきたい【介護の基礎知識】

40代50代になると、親の介護が必要になってくる方も増えてきます。いつ訪れるかわからない介護。いざ必要になったときに焦らないためにも、今のうちに知っておきたい介護の基礎知識、サービスなどをここで学んでおきましょう。

2022年12月12日 20:00

【40代50代の美容のプロが溺愛】美肌のために手放せないクリームって?

肌荒れやエイジング悩みの壁にぶつかったり、コスメ選びや使い方にも試行錯誤したり。そんな悩める時代を経た今、何を使いますか? 肌の中に水分を留める保湿力の要は、表皮の角層。そこをきちんとケアすればさまざまな肌悩みをケアできると言われるほど。だからこそ、前田ゆかさんが至った本質的なシンプルケアに注目してください。美ST世代の支持を集め続ける前ゆかさんと美容家・深澤亜季さんが考える、未来を見つめる美容に不可欠なものとは?

2022年11月17日 12:00

2022年『美ST』12月号掲載 撮影/渡邊力斗(Seep) 取材/八尾美奈子 編集/小澤博子

美ST