東京、神奈川、千葉、埼玉…それとも郊外?「30代が住みたい場所、人気のエリアを検討してみた」正解は

バリバリ働きたいから都心に住む、子どもやペットとのびのび暮らしたい、働き方が変化して住む場所に対する意識も変わった…。30代のライフスタイルの多様化とともに「どこに住むか」の選択肢も広がっています。

居住エリアのトレンドについて

リモートワークの導入が進んだこ

リモートワークの導入が進んだことで東京23区は統計開始以来初の転出超過となり、今までの東京一極集中傾向に変化が。とはいえ東京への転入者数は日本一であり、低金利や円安による外国人の買い支えなどもあり、物件価格は現在も堅調。東京からの転出先となった神奈川・千葉は物件価格が上がり始めています。地方の物件価格が下がったことで移住や二拠点生活を始める人も。ここ数年で住む場所を再検討した人は増えていると言えそうです。(風呂内さん・ファイナンシャルプランナー)

「都市部」に住む

東京23区の中でもCLASSY.読者に人気の高い、超都心と落ち着きのある住宅街エリア、それぞれのよさを住んでいる人にリサーチ。

    リモートワークの導入が進んだこ

    どんどん変わる街並みに刺激を受けて気分も上がります(M·Oさん 33歳/港区在住)
    どこへ行くにも地下鉄ですぐに行けるし、治安がよく一人暮らしでも安心で、本当に住みやすい!東京タワーが見える部屋には友達もよく遊びに来てくれます。土日は街が静かで休まるし、皇居のランニングコースにも徒歩で行けます。近くには素敵なホテルも多く、打合せやお茶や朝食でよく利用します。エリア的にスーパーやUberEatsの値段も家賃も高いですが、再開発で街が変化していく様子にいい刺激をもらっています。

    リモートワークの導入が進んだこ

    原宿、六本木など行きたい場所に自転車で気軽に出かけられる!(青山絵子さん 29歳/目黒区在住)
    利便性と生活のしやすさを兼ね備えた目黒区が気に入って在住6年目。3年前には3LDKのマンションを購入し、夫と愛犬と暮らしています。外出先は電車より自転車のほうが早く着く場所も多く、自転車でどこでも行くようになり行動範囲が広がりました。犬の散歩が気持ちいい周辺環境やペットの預かりサービスなど、犬関連のお店が多いのも◎。建ぺい率を考えると将来、家を建てる時は他の区が候補になりそうです。

「神奈川・千葉・埼玉」…首都圏3県で人気のエリアは?

自然の豊かな環境と都心へのアクセスのよさを兼ね備えた近郊エリア3県。子育て世代が都心を離れて引っ越すケースも増えています。

    リモートワークの導入が進んだこ

    海が近いのはやっぱり大きな魅力気持ちに余裕が生まれました(三浦ゆいこさん 36歳/湘南エリア在住)
    海まで自転車で10分の土地に注文住宅を建てて5年。時間がゆっくりと流れ、自然に囲まれた環境で娘にも「早くしなさい」と言わなくなりました。東京と違うのはご近所付き合い。お互いの家で食事をしたり家族ぐるみで一緒に出かけたりが楽しいです。土日は街が混むことやスーパーや飲食店が観光地価格で高いこと、塩害対策など生活には何かと工夫も必要ですが、娘も湘南の生活が気に入っていて、私も育児がしやすく、引っ越してきてよかったです。

    リモートワークの導入が進んだこ

    賑やかな場所とのどかな場所の両方を子どもと一緒に楽しめます(WEBメディア「さいファミ!」さん 39歳/浦和エリア在住)
    さいたまスーパーアリーナをはじめ大型施設で頻繁にフードフェスなどのイベントが開かれ、お祭りシーズンも賑わうので飽きません。自転車で少し足を延ばせば広大な田んぼもあり、果物狩りや芋掘り、栗拾いなど自然や季節を感じる体験も。動物園(無料)やプラネタリウム、大きな公園など市の施設も充実していて楽しめます!中学生の英語力日本一、不登校支援など学校教育に力を入れている点も安心感があります。

「地方」でも特に人気の軽井沢・「二拠点生活」も気になる

都市から離れ、大自然に囲まれた地に移住するという選択で自分の理想とする新生活をスタートさせる人も増えています。

    リモートワークの導入が進んだこ

    山と自然、興味のあった仕事に惹かれて移住あと数年は住む予定です(M・Sさん 37歳/軽井沢在住)
    軽井沢移住のきっかけは雑誌で見たホテルで働きたいと思ったこと。女性限定のシェアハウスに住んでいます。都市部に住んでいた時はずっと仕事のことを考えていましたが、今は非日常がすぐに感じられる場所なのでオンオフの切り替えができるように。登山も好きなので休日はアクティブに過ごしています。コワーキングスペースや新しいお店ができたり、どんどん面白くなっていて、癒されるだけでなく刺激もある街です。

    リモートワークの導入が進んだこ

    リモートワークなら大阪と彼の住む高知県も第二の拠点にできそう(齊藤好美さん 29歳/大阪在住)
    去年1年間はフルリモートで働いていて、大阪、和歌山、高知を行き来していました。和歌山には祖父の小さな別荘があって、月に1週間くらい滞在して海を見ながら仕事をして癒されていました。彼の住んでいる高知までは飛行機で40分。海も山も川も全部あって、ビーチに行ったり四万十川でSUPをしたりという1カ月ステイを2回体験。自然にすぐに触れられるところにいると心が満たされることを実感しました。今後、子育てするなら高知をベースに、大阪と二拠点で生活できたらと思っています。

教えてくれたのは…
風呂内亜矢さん/ファイナンシャルプランナー
26歳の時に貯金80万円でマンションを購入したのをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®資格を取得。現在は株式、外貨預金、投資信託、不動産の家賃収入で資産を運用。メディアやYouTubeチャンネル『FURO UCHI vlog』にてお金に関する情報を発信。

イラスト/green K 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc