勢いで出かけて困らないための「冬キャンの心得」

10年に一度とも言われる寒波に襲われている日本列島。来週には和らぐということで、いよいよ念願の“冬キャン”(冬場のキャンプ)にチャレンジしてみたい!という人もいると思います。
でも夏と違って備えなしでは乗り切れないのが冬のキャンプ。そこでSNSでも人気のママキャンパーの取材から導き出した、冬キャンの心得を伝授します。

冬キャンの心得①思っている以上に寒い

冬キャンとは? 12月~ 3 月に行くキャンプのこと。綺麗な星空や焚き火を堪能でき、寒い からこその楽しみがあります。しかし大半のキャンプ場はクローズする時期。積雪のない平 地でもかなり寒いので、冬キャンデビューはキャンプ経験者が◎。防寒対策が必須です。

ストーブなどの暖房器具も必要に応じて用意して。

 

冬キャンの心得②冷えは足元からやって来る

冬キャンビギナーは平地や気候の暖かいキャンプ場を選ぶのが正解。それでも夜は想像以上 の寒さがあり、地面からの冷気がテント内に。防寒ギア&ウエアはもちろん、寝袋やシューズ などは防寒に特化したものを選び、地面からの寒さをしのぐのが賢い選択です。

足元の防寒におすすめなのがモコモコのシューズ。

寝袋の中にも湯たんぽなどの防寒アイテムが必須!

冬キャンの心得③テント内での家族時間が長くなる

早い日没とともに気温も下がるので、テント内で過ごす時間が長くなります。家族が親密になり一緒にいる時間が増えるのも冬キャンの魅力。カードゲームをやったり、おしゃべりをしたり、家族団らんの時間を満喫しましょう!

カードゲームといえば「ウノ」が定番。

 

以上の点に気をつけて臨めば、きっと家族のいい思い出づくりになるはず。ぜひトライしてみてください。

Mart2022年冬号 あったか目線のキャンプギア大調査 より

撮影/平林直己 取材・文/沖野紫穂