【手土産】レトロ可愛い!「エレガントなお菓子缶」5選【コレクターが厳選!】

見るだけで、ときめきが止まらない!とファンの多い「お菓子缶」の世界。中身の美味しさはもちろん、その見た目の美しさに、思わずコレクションしてしまう人も多いのでは?今回は、2023年1月25日発売の、お菓子缶研究科・中田ぷぅさんによる書籍『もっと素晴らしきお菓子缶の世界(光文社刊)』から、“レトロで可愛いお菓子缶”を5つピックアップ!

レトロで可愛い!「エレガントなお菓子缶」5選

    見るだけで、ときめきが止まらな

    青山デカーボ
    「20年以上前から、ヘルシースイーツを作り続けてきたノウハウを生かし、グルテンフリーや低糖質のスイーツを作り続けているブランド。オリジナルのお菓子缶を作ろうと思ったのは、大阪製缶の既成缶販売部門である『お菓子のミカタ』の『ビジュー缶』との出会いが大きかったという。『ときめくような素敵なお菓子の缶が私たちのお菓子を運び、たくさんの人たちに食べてもらえたり、贈り物にしていただける』ことから、オリジナルのお菓子缶作りをスタート。そして2021年3月、『ジュエルボタン缶』が誕生した。“世界を旅するお菓子になってほしい”という願いを込めて、素敵な場所へと誘ってくれる靴、そして宝石のようなかわいさを持つ世界のヴィンテージボタン(イギリスやカナダ、アメリカ、台湾などのもの)を描いた。百貨店の催事などで、熱い視線を集めている缶」(中田さん)

    ジュエルボタン缶
    「『青山デカーボ』初の『ジュエルボタン缶』。この缶と『ミニジュエルボタン缶』は、ハイヒールアクセサリー作家のチャンパカ氏が作るピアスをモチーフとした。イラストは緒野まとぺ氏による」(中田さん)※ジュエルボタン缶にはチャームがついているが、今回はあえて缶だけを取り上げさせていただいた。

    見るだけで、ときめきが止まらな

    和光
    銀座 COOKIE(32 枚) 

    「東京・銀座4丁目にある『和光』。銀座のランドマークとも言える、“時計塔”が描かれたクッキー缶は、まさにシンプルエレガンス。誰もがひと目で見てわかるものだからこそ、余計な装飾を一切省いたのだろう」(中田さん)
    ※和光アネックスにて販売

    見るだけで、ときめきが止まらな

    アトリエうかい
    「東京・神奈川を中心に、さまざまなレストランを経営する『うかいグループ』。2017年アメリカのトランプ前大統領が来日した際も、鉄板料理『銀座うかい亭』でディナーを楽しんだとして一躍脚光を浴びた。その『うかい亭』でコース料理の最後に提供していた『プティフール』を『家でも味わいたい』という顧客からの声に応える形で2012年に商品化したのが『フールセック』。翌2013年には、フールセックなどの洋菓子に特化した『アトリエうかい』をスタートさせた。“うかい”の世界観を踏襲した美しい缶はこのような経緯で誕生した。デザインは『アトリエうかい』のグランシェフパティシエ・鈴木滋夫氏が全商品を監修」(中田さん)

    フールセック・サレ缶
    「2015年発売。白ワインやシャンパンに合う、塩気のある焼き菓子が入っているため、ワインラベルのような品と高級感あるデザインを目指した。「アトリエうかい」のカラーである水色がここでも使われている」(中田さん)

    見るだけで、ときめきが止まらな

    BUTTER STATE’s(バターステイツ
    バターステイツ セレクト缶
    「バタースイーツ専門店。初めて見たとき、お菓子缶だと思わず、アパレル系かコスメが入った缶かと思ったほど。ふたと本体とで色のメリハリをつけることで、大人っぽいデザインに仕上げた」(中田さん)

    見るだけで、ときめきが止まらな

    彩果の宝石
    花缶

    「フルーツの形をしたひと口ゼリーの『彩果の宝石』の缶と言ったら、いちご缶が有名だが、花
    缶やスーベニアコレクション缶も出している。『花缶』は、2021年9月に発売した、スーベニアコレクションに比べるとふたまわりほど小ぶりな缶。ステンドグラスで作られたような花が描かれ、どことなく昭和レトロな雰囲気を持つ」(中田さん)

『もっと素晴らしきお菓子缶の世界 (光文社刊)』発売中!

とにかく、缶への愛がすごい。

とにかく、缶への愛がすごい。

缶コレクター・中田ぷうによる、めくるめくお菓子缶の世界が帰ってきた!

第一弾『素晴らしきお菓子缶の世界』からさらにパワーアップ! 缶の世界に魅せられて、集めに集め、追いかけまくり、さらにディープになったコレクションを一挙公開。
やっぱりかわいくて最強! な猫缶大集合から、人気の高い美術館・博物館の缶、美麗なアートとのコラボ缶、昔ながらのレトロ缶、おしゃれな海外缶、動物缶、あの武将までもが缶になって登場!?
いずれの缶もその誕生秘話や歴史、人気の秘密を紐解きます。
森永製菓、メリーチョコレートカムパニーなど老舗のお菓子メーカーに取材し、倉庫に眠っていた貴重なヴィンテージ缶も公開。
お菓子缶がたどってきた歴史までもがひとめでわかります。
眺めるだけで楽しくなる、素晴らしきお菓子缶の世界へようこそ!

中田ぷう (なかたぷう)
お菓子缶研究家・フードジャーナリスト。東京生まれ。
大手出版社勤務後、2004 年にフリーランスに。祖父に買ってもらった「CHARMS(チャームス)」の缶をきっかけに、以来 47 年間、お菓子缶を偏愛するようになる。所有するお菓子缶の数は 1000 缶以上。今は亡き祖父の部屋をお菓子缶部屋として使用させてもらっている。2021 年に前著となる『素晴らしきお菓子缶の世界』(光文社)を刊行。

缶専用インスタグラム:@pu_nakata_tin

著/中田ぷう 撮影/石田純子(光文社) 再編集/CLASSY.ONLINE編集室

※この記事は『もっと素晴らしきお菓子缶の世界』(光文社刊)を再構成したものです。