素うどんとGABAが元気の源!?【GENIC】宇井優良梨×金谷鞠杏ロングインタビュー

avexのDNAを継承する男女7人組ダンス&ボーカルグループGENICが、2月15日に待望の新曲を配信リリース!発売を記念して3グループに分けてインタビューを実施!今までのGENICとは一味違う新曲にちなんだ「焦り」「フラストレーション」についての考え方や、配信日がバレンタイン翌日ということで、ここでしか読めない恋愛トークもたっぷり聞いてきました。今回は最年少ながらパワフルな宇井優良梨さんと、グループ随一のトレンドセッター・金谷鞠杏さんペアが登場!

GENICって?

2019年デビュー。avexのDNAを継承する新ダンス&ボーカルグループ育成プロジェクト=a-genic PROJECT(エイジェニック・プロジェクト)から選ばれた、 増子敦貴、西澤呈、雨宮翔、西本茉生、金谷鞠杏、小池竜暉、宇井優良梨から成る男女7人組。

今回トークしてくれたのはこの2人!

[右から]

宇井優良梨(うい ゆらり)2004年12月26日生まれ。18歳。愛知県出身。最年少メンバーながら、パワフルな歌声&パフォーマンスを武器に進化を続ける存在。編集部が差し入れしたスイーツに大喜びしてくれる等身大な一面も♡

金谷鞠杏(かねや まりあ)2001年12月31日生まれ。21歳。秋田県出身。ファッションにも美容にも詳しい、グループ随一のトレンドセッター。2020年にはミス・ワールド日本代表に選出。自己実現に向けて外見も内面も磨き続ける努力家。

 

Q1 新曲にも歌われている「焦り」。おふたりは焦りを感じることはありますか?

自分と会話することを心掛けていて、「その気持ち分かるよ」って自分に声をかけます――金谷さん

周りと比べたり、焦りを感じること、あります。そんなときは、何に焦っているのか追求するよりも、まず焦る自分を認めるようにしています。ここ2年くらい自分と会話することを心掛けていて、「今焦るの、分かる分かる」って自分に声をかけるんです。自分に共感できると一旦落ち着けるんですよね。そして、あとで時間を作って、そのときの焦りに向き合います。「時間に余裕がなかったから焦っちゃったのか」とか「練習してなかったから人と比べちゃったんだな」と自己分析して、すぐに切り替えることも大事にしていて。どうやったら効率よく結果として残せるか、に考えをシフトするようにしています。(金谷さん)

実は自転車に乗れません。レッスンで教えてもらったこともできなかったり…日々焦りっぱなし!――宇井さん

個人的なことで言うと、未だに自転車に乗れないことに焦っています。小学生の頃、みんなは自転車で遊びに行くのに私は乗れないから、その横をひたすら走ってました(笑)。練習もしたいけど、そもそも自転車がないからできなくて焦りっぱなしです。あとは、自分の大きな課題のひとつとして“歌”があるのですが、レッスンで教えていただいたことを理解できなかったり、すぐに落とし込めないこともあって。一生懸命練習して、直面した課題をひとつひとつクリアする過程にいますが、GENICのひとりとしてみんなと一緒に活動している中で、できない自分を目の当たりにすると焦りを感じます。(宇井さん)

Q2 なりたい自分やグループに近づくために、今1番力を入れていることは?

なんでもポジティブに変換すること。悔しい想いをしたときこそ、成長のチャンス!――金谷さん

感性を磨くこと。コロナ禍は難しかったけれど、人に会ったとき、その人が頑張っていることや考えていることを意識的に聞くようにしているんです。そうすると自分との共通点が見つかって、想いを共有し合えて、「お互い頑張ろうね!」って高め合った状態で帰ることができる。それと、生きている中では、きっとみんなも嫌なこととか傷つくことがあると思うけど、そんな状況に直面したときも悲しい気持ちで終わるんじゃなくて、「私が成長するために教えや気付きをくれたんだ」とポジティブに変換します。悔しい想いをしたときこそ、成長のチャンス。ハングリー精神も大切にしながら、人間力も高めていきたいです。(金谷さん)

 

 

 

歌とダンスは基本で核の部分。周りも自分も納得できるパフォーマンスを――宇井さん

GENICはダンス&ボーカルグループなので、歌とダンスができていないとそれは名乗れないと思っています。グループにとっても自分にとっても、歌とダンスは基本であり、大事な部分。まだまだできないこともありますが、今はその根本に力を入れて、日々練習をしています。周りも自分も納得できるパフォーマンスを身につけてグループに貢献することが目標です。(宇井さん)

Q3 SNSの付き合い方で工夫していることはありますか?

発信するときは完ぺき主義をやめる!受信するときは情報を選別する!――金谷さん

今は、結構頻度を上げて投稿していますが、前は系統とかを気にしすぎて全然アップできなかったんです。完璧主義すぎて細かいところが気になってしまって……。でも「投稿してくれてありがとう」というメッセージがきっかけで、私自身も好きな人が投稿してくれるとうれしいと感じるなって思い直して。今は、ファンのみなさんに共感してもらえたり、真似してもらえるようなコーディネートを大事に発信しています。あとは、コメントを真に受けすぎないことも心掛けています。正直、YouTubeとかTikTokのコメントを見て、「私って人気ないのかな」と感じることもあったんです。でもそれだけで私の価値が判断されるわけじゃないから、「鵜呑みにしないで大丈夫!」って自分に言い聞かせています。いいコメントは受け取るけれど、そうじゃないものはきっぱりと切る。いい意味で自分で情報を選別できる人でありたいです。(金谷さん)

いただいたDMは必ず読んで、皆さんとのコミュニケーションツールにしています――宇井さん

ここ数年はコロナ禍もあって、ファンの方と直接会える機会が減ってしまったので、SNSの力を借りて皆さんとコミュニケーションを取れるように意識していました。いただいたDMも必ず読みますし、実際にDMを送ってくださった方とオンラインミーグリで会えるとうれしくて! 私、素うどんが好きなのですが「優良梨ちゃんが好きな冷凍うどん、これから食べます!」というメッセージも鮮明に覚えています。発信する上で心掛けているのは、いろんな自分を見せること。普段のコーディネートだったり、何気ない日常のシーンだったり。ひとつの投稿の中に、カッコいい、可愛い、自然体……といういろんな要素を盛り込めるようにしています。(宇井さん)

 

Q4 グループ誕生から4年目。デビュー当時と今で1番変わったメンバーは?

物静か、クール…から、お茶目なお兄さんに変わった翔くん――宇井さん

みんなちょっとずつ変わっているけど、1番変わったメンバーは翔くん。デビュー当時は物静かでクールで、ちょっと不器用だけど大きな愛情と情熱を持っている人だなと思っていました。でも活動していく中でお茶目な部分も見えてきて、「こんな一面もあるんだ!」って発見があったのが翔くんで。今は前よりもコミュニケーションを取る回数が増えて、お兄ちゃんみたいな存在。いじり、いじられ、仲良くさせてもらっています(笑)。私自身は、みんなと出会ったことで視野が広がりました。それぞれ考え方が違うから、自分の中に新たな考え方や視点が6個増えた感覚。メンバーの考えを取り入れながら、物事に柔軟に向き合えるようになったと思います。(宇井さん)

⻯暉が想いを伝えてくれるようになって、みんなが主張できるチームになったーー金谷さん

難しいなぁ。多分みんな翔って言うと思いますが、私はあえての⻯暉。元々、優しくて穏やかな性格なこともあり、内に秘めたマインドとかやる気が表に出にくい人で。自分の言いたいことがあっても言わずに見守るタイプだったんです。でも最近はみんなを想って発言してくれたり、自分の想いを話してくれるようになって、さらに信頼関係が強くなりました。⻯暉の変化もあって、みんなが主張できるチームになって来たのかなと感じています。自分の変化は、人も自分も許せるようになったこと。前までは振り付けも音程もちゃんとしなきゃって、完璧を追求しすぎて自分も周りも苦しめていたと思うんです。色んな経験を経た今は、周りに押し付ける必要はなくて、自分のすべきことに向き合えばいいんだなって考えられるようになりました。人も自分も許せるキャパは広がってきたかなと思います。(金谷さん)

Q5 ここからはバレンタインの質問を♡バレンタインデートの服装といえば?

金谷さん:私は普段はストリート系が多いけど、バレンタインデートだったら、黒のタートルネック×ティアードスカートに巻き髪で、いつもよりは大人っぽくキレイめにしたい。相手もタートルネックにジャケットとか、ちょっとラグジュアリーな感じで来て欲しい。

宇井さん:私はアイテムで言うと、マフラーは着けていきたい。やっぱりマフラーって、冬の女のコがより一層可愛く見えるアイテムだと思うので。可愛らしさも残しつつ、どこか大人っぽいコーディネートがいいな。私、男性の冬のロングコートがめちゃくちゃ大好きなので、相手の方には着て欲しいですね。

Q6 バレンタインデートで行きたい場所は?

宇井さん:バレンタインデートか……。おうちでチョコとかご飯を一緒に作って食べたりしたいな。外は寒いし、きっとお店も混んでいると思うので。ふたりの空間でゆっくり過ごせたらって思います。

金谷さん:私はザ・バレンタインっていうよりは、グランピングとか自然溢れる中でゆっくりお話したりしたいです。普段はインドア派なんですけど……。

宇井さん:それも、めちゃいい!

Q7 チョコレート以外でもらってうれしいものは?

金谷さん:食べ物だったらマカロンとか!

宇井さん:分かる!

金谷さん:もし、グルテンフリーのスイーツだったりしたら、「気遣ってくれるのかな?」ってうれしくなります。食べ物以外だったら、お花もうれしいですね。男性がお花屋さんに行くのは少し抵抗があると思うので、花束もポイント高いですよね。

宇井さん:私はチョコが大好きなので、チョコがうれしいです!

金谷さん:いつもGABA食べてるよね。

宇井さん:GABAのチョコはストレス緩和にもなるので、欠かせません! あとは、ROYCE’のポテトチップチョコレートは、メンバーみんな好きだよね。

金谷さん:確かに!

宇井さん:食べ物以外で言うとなんだろう……。なんでもうれしいなぁ。

金谷さん:変なもの好きじゃん!

宇井さん:変なもの(笑)。 一般的に見たら「それ、可愛いの?」的なおもしろ奇抜系も好きだけど、バレンタインに贈られるなら、やっぱりブレスレットとかモコモコのパジャマとか?

金谷さん:ジェラピケみたいな?

宇井さん:そうそう!

Q8バレンタイン直後にいよいよ配信される新曲「Flavor」。おすすめポイントを教えてください!

「メンバーの気持ちをメンバーが描く」価値のある曲になりました――金谷さん

これまでも2人が楽曲制作をしてくれていましたが、改めて、メンバーの気持ちをメンバーが描く価値があるな、と感じました。2人が努力して積み重ねて来たスキルがあって、それを2人自身が信じているのが楽曲にも表れていて。歌詞にある「誰のものでもない」とか「回し者はいらない」という、結構強い言葉も楽曲だからこそ言えるワードだと思うんです。強さや反抗心がありつつも、自分たちの可能性を信じたい、というメッセージも盛り込まれていて、自分にも勇気をくれる楽曲です。サビになるとガラッと曲調が変わって、いい意味で期待を裏切るところ。「Flavor」というタイトル通り、1曲の中に色んな味が入っているところが魅力です!(金谷さん)

曲中でタイトル名が出てくるときの振り付けを、ファンの方と一緒に楽しみたい――宇井さん

メンバーが内側に秘めている想いや情熱を2人(西澤さん・小池さん)が楽曲に落とし込んでくれていて、ただカッコいいだけでなく、メッセージ性のある強さを感じる楽曲だな、と思いました。2人の想いはGENICみんなの想いだから、ライブやパフォーマンスを通して、多くの人に伝えて届けていきたいです。特に私は「Flavor」というワードが出てくるときの振り付けが好きで、それをライブでお客さんと一緒にパフォーマンスするのが楽しみ!カッコよさも親近感も、様々な要素を兼ね備えている楽曲だから、是非その振り付けにも注目してもらいつつ、たくさん聞いて欲しいです。(宇井さん)

2023年2月15日配信リリース!「Flavor」

メンバーの⻄澤呈と小池⻯暉が2人で制作した書き下ろし共同作品。ハードで攻撃的な部分と、メジャーでキャッチーなサビがMIXされた、サウンド面でもチャレンジングな楽曲。歌詞は、自分たちの「焦り」や「フラストレーション」が昇華された挑発的な内容。これまで爽やかなイメージが多かったGENICの新たな一面が垣間見えます。また、この曲をタイトルにした全国ライブハウスツアーも2月から開催。4/29に追加公演のデラックスエディションとしてLINECUBEのワンマン公演も決定!

▼Streaming & Download

https://GENIC.lnk.to/20230215_Flavor_DLSTR

■各配信サイトはこちら

https://ffm.bio/genic

撮影/杉本大希 取材/坂本結香、石津愛子、チェユンヨン 構成/菅原南美