言ってたらヤバい!…職場でやめたほうがいい「実は不快な言い方」3つ

同じことを伝えていても「言い方」次第で受け取られ方が大きく変わってしまうもの。よかれと思ったのに相手を不快にさせてしまう「言い方」もあれば、信頼感や好印象を与えられる「言い方」も。せっかくなら上手な「言い方」で自分も相手もハッピーに!

悪気はなくてもその「言い方」で相手はモヤッとしてるかも!?

なにげなく発した一言が、実は相手をモヤッとさせてしまう「言い方」だった可能性も。仕事で、友達に、彼にこんな「言い方」していませんか?

仕事でこんな「言い方」していませんか?

    なにげなく発した一言が、実は相

    1.「それ、やらなくても大丈夫ですか?」
    →「…結局やるの?やらないの?」
    「暗に『やりたくない』『察してほしい』という意思表示ですよね。『察して』は特にビジネスではNG。曖昧な言い方なので、仕事を頼んだ側は結局やってくれるのかどうか判断しにくいもの。断るなら『〇〇な状況なので他の方にお願いできると助かります』と今の状況を説明し、断る旨をはっきりと伝えて」(大野萌子さん・以下同)

    なにげなく発した一言が、実は相

    2.「これ、なんでまだやってないの?」
    →言われた後輩・部下的にはかなりの脅威!
    「『なんでまだやってないの?』の『なんで?』という問いはデンジャラスクエスチョンと呼ばれていて相手を精神的に追い詰めます。できなかった理由を追及しても相手を追い詰めるだけで解決になりません。『いつまでだったらできそう?』など、どうすれば解決できるかという視点で未来に向けた言葉がけを」

    なにげなく発した一言が、実は相

    3.「ついでにそんな感じでお願いします」
    →「ついで」と「そんな感じ」にモヤモヤ
    「『ついでに』という言葉は仕事を押し付けられた印象になり、それが簡単な仕事ではなかった場合『これがついでなの?』と相手が不快に思う失礼な言い方。『そんな感じ』という言葉も曖昧で仕事において不適切。『お手数ですが、追加で〇〇の仕事もお願いできますか』と敬意をもって明確にお願いしましょう」

お話を伺ったのは…

お話を伺ったのは…『言いかえ図鑑』シリーズ著者・大野萌子さん
公認心理師・産業カウンセラー。企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かし、人間関係改善に必須のコミュニケーションについて講演、研修、著作で発信。『言いかえ図鑑』シリーズは累計51万部のベストセラー。

イラスト/つぼゆり 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc