豚バラ肉を使うのがおいしさの秘訣!料理家・上島亜紀さんの本格ハンバーグレシピ

ハンバーグの調理シーン
大人も子どもも大好きな洋食「ハンバーグ」。家庭でつくる機会が多い料理の1つですが、出来上がりに満足できないことはありませんか? 料理家・上島亜紀さん考案のハンバーグレシピは合いびき肉でなく、牛ひき肉に刻んだ豚バラ肉を混ぜてつくります。ゴツゴツとした焼き上がりは、食欲をそそること間違いなし!

目次

  • タネはバラ肉からきざんでつくる
  • ハンバーグのレシピ
  • ハンバーグをおいしくつくるポイント

タネはバラ肉からきざんでつくる

ハンバーグに使うお肉は、牛ひき肉に3:2の割合で刻んだ豚バラ肉を加えるのがポイント。混ぜているうちにちょうどいいあらびき具合になり、ゴツゴツとした焼き上がりが見た目にも食欲をそそります。
さらに「料理は食材の積み重ねで完成するので、できるだけ、食べておいしいもので積み重ねていたきたいもの。食パンでつくる自家製パン粉は、驚くほどしっとり、ふんわり。市販のパン粉とはまったくの別物です」と上島さん。ハンバーグの味がまったく変わるのでぜひお試しを。

ハンバーグのレシピ

ハンバーグ完成写真

材料(4人分)

  • 牛ひき肉 300g
  • 豚バラ肉薄切り 200g
  • 食パン(6枚切り) 1枚
  • 卵 1個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ブイヨン 顆粒小さじ1/2
  • トマトケチャップ 大さじ2
  • ナツメグ 少々
  • 塩・こしょう 各適量
  • 強力粉 適量
  • 油 大さじ1/2

<ソース>

  • トマトケチャップ 1/2カップ
  • ウスターソース 大さじ2
  • ブイヨン 顆粒小さじ1/2+水50㎖
  • ブランデー 大さじ1

つくり方

  1. 玉ねぎは極みじん切りにし、耐熱ボウルに入れる。ブイヨン粉末を加えてよく混ぜ、ふわっとラップをかけて1分 ~1分半加熱する。豚バラ肉は5㎜幅に切る。食パン は一口大にちぎり、フードプロセッサーでかく拌し、パン粉にする。
  2. ボウルに牛ひき肉と1、卵、隠し味のトマトケチャップ、ナツメグ、塩・こしょうを加え手でよく混ぜる。
  3. 2を4等分にし、空気を抜くように両手で軽くたたきながら形を整え、薄く強力粉をはたく。
  4. フライパンに油を熱し、中火で3を焼く。ひっくり返したら蓋をして弱火でさらに15分焼く。
  5. ハンバーグを取り出し、フライパンの余分な油をふき取り、ソースの調味料を加えて煮立たせる。煮詰めたらハンバーグにかける。

ハンバーグをおいしくつくるポイント

豚バラ肉を切る様子
豚バラ肉の繊維を断つように切るのがポイント。牛ひき肉と混ぜることで、食べたときにジュワッと肉汁があふれるハンバーグになります。

ハンバーグに竹串を刺す様子
焼き加減のチェックは、竹串を刺して透明な肉汁が出ればOK。おいしい肉汁が出てしまうので、刺すのは1個だけにしましょう。

上島亜紀さん

上島亜紀さん
料理家。食育アドバイザーやジュニア・アスリートフードマイスターの資格を持ち、幅広いレシピ提案で女性誌やメディアで活躍中。 『考えなくていい冷凍作りおき』(ナツメ社)など著書も多数。

撮影/安彦 幸枝 フードコーディネート/上島 亜紀 編集・文/梅津 有希子 WEB構成/長南 真理恵

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