Netflixの配信ランキングでは常に上位を占めている韓国ドラマ。“いろんな作品があって何から楽しめばいいのかわからない！”なんて方も多いのでは？そこで通算2500本もの韓国ドラマを観てきたAll About韓国ドラマガイドの安部裕子さんに、今見るべき”イケメン揃い”のNetflix配信、韓国ドラマを教えてもらいました！

①シュルプ

「シュルプ」は韓国語で「傘」という意味を持つ。舞台は架空の宮廷時代。トラブルメーカーの息子や、王の座をめぐって野心を燃やすライバルの策略など、さまざまな問題に振り回されながらも息子たちを未来の王へ育て上げるために奮闘する王妃の姿を描く。女優のキム・ヘス演じる王妃が母親として「傘」となり、子供たちを守り続ける愛情のこもった歴史ドラマ。

「BTSのVや俳優のパク・ソジュンらが演じたドラマ『花郎＜ファラン＞』のようなイケメン揃いのドラマです。長男をぺ・イニョク、次男をムン・サンミン、三男をユン・サンヒョン、四男をユ・ソンホ、末っ子をパク・ハジュンが演じます。さらにSF9のチャニや、キム・ミンギ、ムン・ソンヒョンなど新鋭イケメンも兄弟のライバル役として出演しており、まさにイケメンパラダイスなのにドラマとしての内容も面白い。次男を演じたムン・サンミンはこの作品で一躍人気になりました」（安部さん・以下同）

②社内お見合い

韓国で話題になったWEB小説・漫画をドラマ化。友達に頼まれ、縁談を壊す目的で彼女の代わりにお見合いに臨んだ主人公のハリ。その相手はなんと自分が働く会社のCEOで、いきなりプロポーズもされてしまう。そんな王道シンデレララブストーリーを描いた人気作品。

「ツンデレ社長を演じるアン・ヒョソプと、秘書室長を演じる可愛らしいキム・ミンギュのWイケメンが登場。王道のラブストーリーで胸キュンシーンがたくさん詰まっています。主人公のハリは「PRODUCE 101」から誕生したプロジェクトグループIOI出身のキム・セジョンが演じており、誰でもストレスなく楽しんで観られる恋愛ドラマです。主人公カップルも推せますが、2番手カップルも可愛らしいのでぜひ注目してみて下さい」

③二十五・二十一

フェンシングに青春を駆ける女子高校生ナ・ヒド（キム・テリ）。 しかし、金融危機のあおりを受けてフェンシング部は廃部に追い込まれてしまう。 そんななか、人生を立て直そうとするある青年と出会う。夢を奪われながらも成長する5人の若者を中心に、1998年から2021年の物語を描いた切なくも温かい青春ラブストーリー。

「夢を奪われた若者たちのジレンマと成長を描いたヒューマンラブストーリー。報われない時代のなかでも、5人のキラキラとした青春が眩しく、多くの人が自分の青春を投影できるようなノスタルジックな作品です。青年ペク・イジンは大人気俳優のナム・ジュヒョクが演じています。さらに、テヤン高校の人気者ムン・ジウンを演じたチェ・ヒョヌクも男らしくていい役でした。ナム・ジュヒョクだけでなく、”新星イケメン”のチェ・ヒョヌクにも注目です！」

④気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!

若き気象予報官パク・ミニョン（パク・ミニョン）は、パートナーだった彼の浮気が原因で、結婚が破談になってしまう。社内恋愛にトラウマを抱えてしまう彼女だったが、新人の気象予報官の後輩イ・シウ（ソン・ガン）のことが徐々に気になっていく。そんな気象庁を舞台にした胸キュンラブストーリー。

「Netflixでも配信されたドラマ『わかっていても』で一躍話題となり、数々のヒット作品を生み出し、今や”Netflixの息子”と呼ばれるソン・ガンと、”ラブコメの女王”パク・ミニョンが共演した胸キュン恋愛ドラマ。気象庁がどんなところかを知ることもできる作品。ソン・ガン本人が、”演じたキャラクターが自分の性格と似ている”と言っていたほど、彼のハマり役だったそうです」

⑤偶然見つけたハル

主人公のウン・ダノは心臓病を患う女子高生。校内のイケメン3人組の1人であるペク・ギョン（イ・ジェウク）とは婚約者の仲である平凡な生活を送っていた。しかし、ある日この世界が少女漫画の空間であると気づき、だんだんと漫画の世界の中で自我が芽生える。そこで出会う名前も分からない青年と出会い「ハル」と名付けて漫画のストーリーにはない行動に出る。

「”少女漫画の中で自我が芽生える”という一風変わった恋愛ドラマです。胸キュンシーンもあり、ストーリーも面白い。主人公が名付けた「ハル」はSF9のロウンが演じています。ドラマ『花より男子』に出てくるF4のような学園トップのイケメングループがいて、その中の1人を演じるキム・ヨンデはこの作品で一躍有名になりました。その後のドラマ『流れ星』では主演を務めています。この作品に出演している俳優はこぞってトップスターになっています。そんなスターになる前の彼らを見られる貴重な作品です」