【お弁当ネタ】「レスキュー肉団子」で朝はレンチンのみ!味変自在のお助けレシピ

星野奈々子さんのお弁当レシピ「肉団子」

春からお弁当生活が新たにスタートした方も多いのではないでしょうか。初心者のママでも大丈夫!毎日のお弁当作りに役立つヒントをお届けします。

給食のないママの悩みは、日々のお弁当作り。早朝に起きて思考停止!な中、悩まず短時間でパパッと作れて、そして子どもが美味しい!っと喜ぶおかずを作りたい……そんな希望を叶えてくれるのが、冷凍保存しておく“レスキュー肉団子”。肉団子を焼いた状態でストックしておき、朝はレンチンするだけ。レンチンの際にかけるソースで、和風、中華、イタリアンに味変もできる超便利レシピ!小学生ママで料理家の星野奈々子さんに教えてもらいました。

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冷凍庫に常備したい
“レスキュー肉団子”の作り方

基本的にはメインに前日の残り物を上手に活用するとしても、昨晩はカレーだった、外食をしてしまったなど、残り物がない日だってもちろんあるはず。そんな時にストックしておくと便利なのが「肉団子」です。子どもなら誰もが大好きなハンバーグ感覚で、満足感がありつつ、タレを変えるだけで簡単に和風・洋風・中華風と変化させやすいです。冷凍・解凍の際に水分が逃げないように、片栗粉をまぶしてから焼くのが美味しく仕上げるコツです。(星野奈々子さん)

肉団子は表面に片栗粉をまぶして焼いて冷凍保存しておくと使いやすい。

“レスキュー肉団子”は、表面に片栗粉をまぶして焼いておくのがポイント。こんな感じに冷凍保存しておくと使いやすい。

◉材料(作りやすい分量)
玉ねぎ…1/2個
〈A〉合挽き肉…300g たまご…1個 塩…小さじ1/4
パン粉…40g
片栗粉…大さじ2
サラダ油…大さじ1

◉作り方

  1. 玉ねぎはみじん切りにする。
  2. ボウルに玉ねぎと〈A〉を入れてよく混ぜ合わせ、パン粉を加えてさらに混ぜ、一口大(約25g)に丸め、表面に片栗粉をまぶす。フライパンにサラダ油を熱し、①を並べて中火で転がしながら全面に焼き色がつくまで4〜5分焼く。
  3. 粗熱が取れたら1回分(3〜4個程度)ずつラップに包み、保存袋に入れて冷凍する。

 

“レスキュー肉団子”の
味変バリエーション

01:ケチャップ+粉チーズでイタリアン風

イタリアン風肉団子

冷凍した肉団子にケチャップをかけて、ラップをかけて600Wのレンジで2分加熱し、粉チーズ、ドライパセリをかける。

イタリアン風肉団子を使ったお弁当例

◉イタリアン風肉団子を使ったお弁当例

02:しょうゆ+みりんで和風

和風肉団子

冷凍した肉団子にしょうゆ、みりん各大さじ1/2をかけ、ラップをかけて600Wのレンジで2分加熱する。

和風肉団子を使ったお弁当例

◉和風肉団子を使ったお弁当例

03:黒酢(または酢)+しょうゆ+砂糖で中華風

中華風肉団子

冷凍した肉団子に黒酢(または酢)、しょうゆ、砂糖各大さじ1/2と、いりごま小さじをかけ、ラップをかけて600Wのレンジで2分加熱する。

中華風肉団子を使ったお弁当例

◉中華風肉団子を使ったお弁当例


\教えてくれたのは/
星野奈々子さん

ITエンジニアとして働きながら料理の勉強を始 め、現在は書籍や雑誌、企業のレシピ開発を中心に活動。最新刊『はじめての台湾料理』(PARCO出版)など著書多数。小学2年の男の子ママ。

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料理/星野奈々子 撮影/山田英博 取材・文/塚田有紀子 取材協力/木村幼奈 編集/渋澤しょうこ

*VERY2019年9月号「猛暑対策&時短優先だってこんなに美味しい、こんなに簡単 夏休み!お弁当初心者のための苦手克服ルール」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。