大人の推し活は意外と疲れがたまる!?「あるあるすぎて共感!悩みエピソード」4選

日常に彩りを与えてくれる〝推し活〟。なのに最近、推しを応援することに「疲れ」を感じている人が増えているよう。楽しいはずの推し活なのに、どうして心がすり減ってしまうのか…。読者のあるあるお疲れエピソードに原因と対策を考えてみました。

まずはチェック!推し疲れチェックリスト

□推し以外の趣味がない
□推しにまつわる噂や評判をずっと検索してしまう
□推しのプライベートが気になる
□推しが完璧すぎて、自分が小さく思える
□推しがいなくなったらどうしようと常に不安
□推しの新情報にうんざりすることがある
□ファンでいることが虚しくなることがある
□推し友達と疎遠になるのが不安
□収入の1割以上推し活に使っている

あてはまった数:1~3つ【まだ大丈夫】
健全な推し活ライフを送れているといえるでしょう。このまま、推し活で楽しい毎日を!
4~6つ【危険信号】
推しへの想いが、ストレスの原因になっているかも。素直に楽しいと思える推し方を模索してみて。
7~9つ【もうかなり疲れています】
推し活によって疲弊している状態です。推しや推し友達と少し距離を置き、生活を見直す必要があります。

CLASSY.読者の推し疲れエピソード4選

編集部が行ったアンケートによると、推し活をしている読者のうち〝推し疲れ〟を実感している人がなんと約6割も!しかし、一言で推し疲れといっても、何に疲弊しているのかその理由は様々。リアルな推し疲れエピソードをご紹介します。

    編集部が行ったアンケートによる

    自分より強火のオタクを見ると嫉妬と対抗心で気持ちがぐちゃぐちゃに
    これ以上愛せないほど毎日ただただ推しを想って生きているのに、SNSを開けば自分よりずっと多く現場参戦している人や、「デビュー当時は…」と古参アピールする人が。推しを想う気持ちは、費やしたお金やファン歴、現場回数で計るものではないと分かっているけど、なんだか負けた気がして落ち込みます。(32歳・飲食・推し歴4年)

    編集部が行ったアンケートによる

    仕事が忙しすぎて情報を追えなくなった自分はファン失格?
    テレビ出演に雑誌のインタビュー、Twitterやブログ、インスタライブと供給が多いのは嬉しいことですが、仕事が忙しくて全然追えない。デビュー記念日の大事な配信でさえリアタイできなかった…。毎朝起きるとまずSNSをチェックするのですが、自分の知らない情報で溢れていて「ファン失格だ」と言われているような疎外感に悲しくなります。(31歳・アパレル・推し歴4年)

    編集部が行ったアンケートによる

    ふと費やした時間とお金を考えて我に返ってしまった
    CDやDVDは全形態コンプリートが当たり前。他にもコンサート遠征にグッズ収集と、できる限り推しにお金と時間を費やしてきたのですが、同期の友達が続々と結婚・マンションを購入していると知り、急に自分が虚しく。いつか推し活を卒業したら、何も残らないのではと推しへの想いに急ブレーキがかかりました。(32歳・美容関連・推し歴5年)

    編集部が行ったアンケートによる

    推しの幸せを願ってはいるものの熱愛は応援できない
    推しに熱愛説が浮上。SNSでは「あのコとならお似合い」や「いい年齢だし…」と交際を応援する声が多いですが、私は断固反対派!だって、推しはファンみんなのものであってほしいし、誰かの彼氏や夫に恋心にも似た感情を抱くなんて、私の倫理にも反します。事務所から「大切なお知らせ」が来たらどうしようと怯える毎日です。(30歳・美容関連・推し歴5年)

推し疲れしてしまったら...そんな時の対処法3つ

    編集部が行ったアンケートによる

    【推し疲れ対策:初級】〝推し〟以外の「静」の趣味を持つ
    推し活は〝快楽ホルモン〟と呼ばれるドーパミン神経を過剰に刺激する活動で、依存しやすいのが特徴です。そのため、推し活一筋の生活は、趣味の在り方として少し危険。心を落ち着かせる「静」の趣味を取り入れると、セロトニン神経が活性化されて、自分をうまくコントロールできるようになります。ヨガや散歩、美術鑑賞が始めやすくてオススメです。

    編集部が行ったアンケートによる

    【推し疲れ対策:中級】〝推し活〟の予算と時間を見直す
    心の中で推しの占める割合が大きくなりすぎると、金銭的にも時間的にも日常に支障をきたしかねません。推し活は娯楽であり、日常生活に彩りを与えてくれるもの。つまり楽しくなければ意味がありません。例えば費やすお金は年間10万円まで、1日の動画視聴は2時間までと上限を決めて、無理のない範囲で楽しみましょう。

    編集部が行ったアンケートによる

    【推し疲れ対策:上級】〝推し活〟と距離を置いてみる
    疲れ=推し活が過剰になっているサインです。疲れを感じた時には、推し活から一旦離れ、自分の推し方を見直しましょう。具体的には、まずはデジタルデトックスをして、冷静な思考で自分ののめり込み加減を振り返ること。それから推し友達への連絡を控えめにして、推し活の目的を自分の中ではっきりとさせることです。

それでもやっぱり〝推し活〟は楽しい!

CLASSY.読者の〝楽しい推し活〟エピソード♡

    編集部が行ったアンケートによる

    同じ趣味の友達ができた
    大人になってから新しい友達に出会うのは、意外と難しいもの。その点、推し活が共通の趣味なら、たとえ推している相手が違っても一緒に盛り上がったり、共感できることがたくさん!一緒にコンサートに参戦したり、オフ会を開催したりと、学生時代のようなキラキラとした思い出を作ることができて楽しい。(27歳・フリーランス・推し歴3年)

    編集部が行ったアンケートによる

    楽しみな予定に向けて頑張るモチベーションになる
    ただでさえ、推しの存在で仕事へのモチベーションを高めることが多いのに、楽しみなスケジュールがあれば尚更!「週末のコンサートに向けて、今日中にこの仕事を終わらせる」など効率化向上に繋がったり、「推し活のために仕事を頑張ろう」と推しが仕事へ向かう起動力になっています(36歳・出版・推し歴3年)

    編集部が行ったアンケートによる

    無条件で女性扱いされることに癒される
    ジェンダーフリーの考えが当然の今、特にお仕事シーンでは男性ホルモンを出して頑張らなければいけないことだらけで、女性ホルモンを活性化できる場面は減っています。そんな中、私たちを全力で女性扱いしてくれる推しは、どこかに置き忘れていたときめきや、女性であることの喜びを取り戻させてくれます。(31歳・美容関連・推し歴5年)

イラスト/kame 取材/伊藤綾香 再構成/Bravoworks.Inc