【Aぇ! group】初の全国ツアー『Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023』初の単独東京公演レポート 【挨拶全文掲載】|正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉

『CLASSY.』2023年3月号では末澤誠也さん、6月号で正門良規さんとメンバーが何度も誌面に登場している関西ジャニーズJr.のAぇ! group。3月の福岡公演を皮切りに全12都市で開催している『Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023』が、ついに東京上陸! 東京ガーデンシアターで開催された5月14日(土)昼公演の様子をレポートします。

2022年9月、横浜・ぴあアリ

2022年9月、横浜・ぴあアリーナMMで関東エリアでの初単独ライブを成功させたAぇ! groupがこの春、初の全国ツアーを開催! 東京では初単独となる公演を待ちかねていたファンたちのAぇ!コールが開始前から沸き起こります。定刻の12時、メンバーたちがツアータイトルのネオンサインを掲げたステージではなく、アリーナの客席入口から登場! メンバーカラーで彩られた花柄セットアップの新衣装をまとい、オリジナル曲『Aッ!!!!!!』を歌いながら客席の間の通路を歩いてメインステージへ。ツアータイトルのごとくファンたちを「Aッ!!!!!!」と驚かせながら、ライブがスタート。6人全員で作詞し、佐野晶哉さんが作曲したメンバー紹介曲『僕らAぇ! groupって言いますねん』に続いて、末澤誠也さんの「いくぞ! 東京~‼」の煽りとともに、同じくオリジナル曲『Firebird』を激しいダンスとともに熱唱。末澤さんの決めゼリフ「熱くしてやるよ」に、オープニングから熱気は最高潮に!
幕開けの挨拶は正門良規さんの「東京、会いたかったか⁉ 俺らも会いたかったよ! 最後までその可愛い声、ここまで飛ばしてください!」、末澤さんの「今日は最後まで愛し合っていこうね♡」、草間リチャード敬太さんの「今日は全部、出そうな!」という愛ある言葉に始まり、福本大晴さんの「東京に会いに来たぞ~! 今まで出せなかったから声出していいぞー!」という煽りから「Aぇ!」を叫び合うコール&レスポンスへ。佐野さんからも「最高の景色やね! 今日は覚悟できてるか!」からの、ニュアンスを変えた何回もの「東京!」コールに合わせて「タワー!」と応えるオーディエンス。小島健さんの「最初から声出しすぎ! ちょっとだけ喉休めよか。一回だけでアンサーしてくれ。東京、騒げんのか!」という煽りには、ここまで一番の歓声で応えました。
たたみかけるように始まった次のパートは3人ずつのユニットで魅せる2曲。白×ゴールドの王子様衣装で正門さん×末澤さん×草間さんが歌う『King & Queen & Joker』(Sexy Zone)と、クールな黒の衣装で小島さん×福本さん×佐野さんが魅せる『君の彼氏になりたい。』(Snow Man)。6人揃って赤のシャンデリア衣装に着替えた後は、オリジナル曲『Party-Aholic』をセクシーに披露。会場をクラブ状態にする『WHIP THAT』(SixTONES)では客席に降り立ち、アリーナ通路に置かれたお立ち台へ。ファンサービスも交えながらステージに戻った後は、ダンサブルなナンバーから一転。小島さんのしっとりしたキーボードで『君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか』(V6)で6人のハーモニーを聞かせます。

うっとり聞きほれているのも束の

うっとり聞きほれているのも束の間、突然、不穏なサイレンが! サリーに身を包んだ、ファンの方々にはおなじみの「ヨシ子」からの指令で「ガチでネバーエンディングなゲームコーナー」に突入! 公演ごとに変えている6人のコスプレ衣装も見どころです。取材当日のテーマは部活。小島さんはバスケ、福本さんは柔道、草間さんはサッカー、佐野さんは野球のユニフォームで登場。場内に歓声が響いたのはチアガールに扮した末澤さん。その可愛さはまさに驚愕でしたが、それ以上に悲鳴をとどろかせたのが、正門さん扮するキャンジャニ衣装をまとったボブヘア×赤メガネのJK!  小島さんはじめ、メンバーも笑いが止まらないコスプレ姿は忘れられそうにありません。そんなコスプレ姿のまま、昨年から今年にかけて全国41公演を敢行した舞台『ガチでネバーエンディングなストーリぃ!』のために、佐野さんが作詞作曲した劇中歌『ストーリぃ!』を披露。ダーツを投げて曲を決める「日本列島ダーツの曲」など、公演ごとに変わる日替わりのお楽しみも満載。通称「青ナポ」衣装にチェンジ後は先輩ジャニーズのアイドルソング・メドレー。『ちゅきちゅきハリケーン』(なにわ男子)では、草間さんのアイドルスマイルと「すきぴ♡」も必見! 王道アイドル曲でもしっかり魅了してくれました。今回はダンスパフォーマンスの充実ぶりも見どころ。正門さんが『CLASSY.』2023年6月号インタビューで「グループ結成当時のギラギラ系のニュアンスも大事にしたかったので、カッコよくて大人なAぇ!が見られると思います」とコメントしてくれたとおり、ソロのダンスパフォーマンスからの『Grandeur』(Snow Man)や『RAM-PAM-PAM』(SixTONES)ではゴールド基調のジャケットでクールなAぇ! groupを満喫。またもアリーナ席に降りてファンを沸かせた後にステージに戻れば、そこにはバンドセットがメンバーを待っていました。
ライブのクライマックスは、やはりAぇ! groupの武器のひとつであるバンドスタイルでのパフォーマンス。草間さんのサックスが映えるオリジナル曲『Break Through』に始まり、ジャニーズのヒット曲3曲をバンドスタイルにアレンジ。そしてラストを飾るのは、現在826万回と今も再生回数が増え続けているロックなオリジナル曲『PRIDE』。炎の特効のなか、佐野さんの力強いドラムで始まる『PRIDE』は、末澤さんの魂のこもったハイトーンシャウトとリチャードさんのラップ、正門さんのキレキレのギタープレイと福本さんの迫力あるベースプレイに小島さんのキーボードが華を添える、これぞAぇ! group という楽曲! ますますパワーアップしているメンバーたちのバンドサウンドは、まぎれもなく彼らのプライドです。興奮が冷めやらないなか、ラスト曲前の挨拶では6人が思いを語りました。

メンバー挨拶全文

草間リチャード敬太「皆さん、本

草間リチャード敬太「皆さん、本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。(場内拍手)  楽しかったですか~!(場内「イエーイ!」) ありがとう! 俺もめちゃめちゃ楽しかった~!(場内「イエーイ!」) こうやって生でみんなと会ってライブができること、ほんまにほんまに感謝してます。みんながいるからこそ、僕たちは輝けます。だから輝いてる僕たちを見て、みんなも常に輝いててください。だからずっと一緒にいてください。老若男女、すべての方に愛されるグループを目指してますので、これからもずっと愛してください。今日からまた、よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。(場内拍手)」

福本大晴「また聞いていいか~。Aぇ! groupの全国ツアー、最高でしたか~!(場内「イエーイ!」) ありがとう。みんながこうやって言ってくれるだけで、俺たちがやってきたことは間違ってなかったなあと。これからもいろいろな壁にぶつかるかもしれないけど、それを乗り越える、ぶち壊せるっていう自信がつきました。皆さん、本当にありがとう。(場内拍手)  なんかね、さっき、女性と男性とスタッフさんと分けて(レスポンスの声を)聞いて。聞きました? 男性の方の声。だってさ、ウォー!ってなって、女性の皆さんもその声聞いてさ、ウォウ!みたいな。(場内笑)  そうなんです。Aぇ! groupは男性の方も応援してくれるようになってきました。僕たちが目指す、リチャくんが言っていた老若男女の方々が応援してくれる理想のアイドルグループに近づきつつあります! 皆さんのおかげです。ありがとう!(場内拍手)  俺たちこれからもっとたくさんの人を巻き込んで、もっともっとデカくなっていきたいと思っています。そしてたくさんの人々に元気や生きる活力を与えていきたいと思ってるので、皆さんこれからも応援のほうよろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました(場内拍手)」

佐野晶哉「東京、楽しかったか~!(場内「イエーイ!」) 皆さんありがとうございます。俺ももう燃えつきました。最高でした。もう~なんか今回すごかったですね。バンドやりながら、正直、もしかしたら今の回の俺のドラムは全国ツアーの30回以上やってきたなかでも一番めちゃくちゃやったかもしれないし。楽しかったからね。クリックからはみ出したり遅れたりとか、いろいろもたついたりとか、もしかしたらメンバーも今日動きがすっげぇ激しかったから、演奏ミスったりとかあったかもしれんけど。どうですか、そういうテクニックとかじゃない熱量を受け取ってくれましたか!(場内「イエーイ!」) 俺ら、別に楽器下手くそやし歌下手くそやし、俺らもプロやけど、プロの方々にまだまだ勝てへんとこいっぱいあると思います。でも俺らにしか持ってへん、Aぇ! groupにしか持ってへんもんいっぱいあるし。俺らにしか持ってへん宝石みたいな磨けば輝くと思うもんがいっぱいあります。もうAぇ! group無敵やと思ってるから。今日のライブ見てくれたら、みんなわかってくれると思うけど、熱量だけは誰にも負けへんから。このまま進化し続けるんで、これからもついてきてください。(場内拍手)」

小島 健「今日はほんまにありがとうございました。マジでみんなすごいな。ヤバいな。こっち負けそうになったもんな、俺ら。女子も男子もスタッフもヤベエな~、Aぇ! groupの周りヤベエな~、ってなって、Aぇ! groupもさらにひとつまたすごい相乗効果となって、日本で一番熱い場所になったんじゃないでしょうか。どう思いますか?(場内拍手)  なんやマジ熱かったな。めちゃめちゃ熱かったな。すげえ楽しかった。でも今日はまあこのへんでお開きみたいな感じになっちゃうけど。(場内笑)  また会えるやん。また俺たちも会いに来るし。みんなも俺らに会いに来るし。それ約束されてるから、みんなも会いに来ます、これ強制!(場内「ヒュー!」)  また会いに来てください。俺らも会いに来るし、また会えるから、そのときはもっともっと大暴れしましょう。今日は本当にありがとうございました。(場内拍手)」

末澤誠也「今日は幸せでしたか?(場内「イエーイ!」) 俺も最高に幸せでした。あのね、ほんまにこういう一体感を作るライブって、この一体感は俺らにしかできへんと思ってるし、他のグループには真似できへん一体感やと思ってるから。そんなね、一体感をつくってくれるみんながほんまに俺たちの誇りです。だからね、これからも楽しい時間をずっとずっと一緒につくっていけるように、俺たちまだまだ全力で全身全霊で頑張っていくんで、今後ともAぇ! groupよろしくお願い致します。本日は本当にありがとうございました。(場内拍手)」

正門良規「改めまして、皆さん、本日は楽しい時間をありがとうございました。(場内拍手) ほんとに今回、Aぇ! groupを詰めこもうということでカッコいいものからわちゃわちゃしたものから、変な格好したりとか(場内笑)、バンドしたりとか、今の自分たちのできること、今のAぇ! groupだからこそ見せれる形で詰めこもうということでこの形になりました。皆さんの反応を見て、やってきたこと、今頑張ってること、次に進んでいく方向が間違ってないんだなってことを日々感じさせていただいてます。どうぞ皆さま、これからのAぇ! groupの行く末を、どんな集団になっていくか、男性も女性もスタッフもどうぞ楽しみにしていてください。本日は本当にありがとうございました。(場内拍手)」

Aぇ! groupらしいパワーのあふれる楽曲や王道アイドル曲に加え、今までで一番踊っているというダンスパフォーマンス、そして迫力のバンドサウンドなど6人のポテンシャルの高さをさらに見せつけた2時間10分。勢いがとどまることのないAぇ! groupの全国ツアーは、この後も神奈川、2度目となる大阪、北海道と続きます。

Aぇ! group
関西ジャニーズJr.内のグループ。‘19年2月結成。メンバーはリーダーの小島健、正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、福本大晴、佐野晶哉の6人。『THE GREATESTSHOW-NEN』(ABC)、『関西ジャニ博』(MBS)などにレギュラー出演中。個人としても舞台や映画やドラマに加え、情報番組やバラエティ番組に多数出演。福本大晴の出演ドラマ『ゲキカラドウ2』(TX)が放送中。

『Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023』
Aぇ! group初の全国ツアー。3月15日から6月4日まで12都市・全44公演で約133,500人を動員予定。東京での初単独コンサートとなった東京ガーデンシアターでは3日間全5公演にて約40,000人を動員。

撮影/和佐田美奈子 取材・文/駿河良美 構成/CLASSY.編集室