今どき【ワントーンコーデの作り方】14選!カラー別“即こなれる”コツを総まとめ

子どもと一緒の毎日に、カジュアルがベースの私たち。だからってお洒落したいマインドはいつだって忘れたくない! 男の子ママでいつも素敵なスタイリスト・福田麻琴さんのデイリースタイルを紐解くと、秘訣は「ワントーンコーデ」でした。今回は、福田さんに大人にオススメの今どきワントーンコーデの作り方を教えてもらいました。

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大人のカジュアルに

ワントーンがおすすめな理由

意外にも本格的にワントーンコーデに目覚めたのは、ここ3、4年なんです。STAY HOMEなどの時期にコンフォートなファッションに目覚めた頃から。それまでは色を効かせたり、メリハリをつけたり……。よりカジュアル化やリラクシー化する中でそれを大人が素敵に見えるには!?と試行錯誤。そもそも私が好きなものが、ボーイッシュだったりシンプルだったりするから、ともすると子どもっぽく見えたり、カジュアルすぎたり。それを回避していたら、ワントーンやグラデーションが落ち着くなと、今のスタイルに辿りつきました。例えばスニーカーもリュックも、ワントーンでまとめれば上品で、シックで、潔くて、カッコいい。カジュアルな日こそワントーン!と思っていれば失敗知らず。おすすめです。

  Makoto Fukuda

【ブルー】シャツ×デニムの王道こそワントーンでキレイめに

オーセンティックなアイテム同士だからこそ、ときに野暮ったく見えてしまうことも。そんなときもワントーンがおすすめ。印象全体がシャープにまとまるので、それだけで洗練度アップ。

水色×白のストライプは色の印象が強く出すぎないのでデニムとも馴染みやすい。シャツ自体の端正さもありつつ、たっぷりとしたシルエットのものを選べば、それもいい抜け感に。
シャツ¥29,700(サードマガジン) 中に着たTシャツ¥8,580(リフィル/リフィル カスタマーサービス) パンツ¥37,400 手に持ったアウター¥48,400(ともにオーラリー) ピアス¥5,500(COS/COS 青山店) バッグ¥69,300(J&M デヴィッドソン/J&M デヴィッドソン カスタマーセンター)

【ベージュ】旬のハーフパンツも大人っぽくまとまる

ヘルシー感の強いハーフパンツも、上品なベージュでまとめることで、シックで大人っぽい雰囲気に仕上がります。これからの時季に活躍するリネン素材も上手に取り入れて。

旬のハーフパンツにはリネン混ジャケットを合わせて知的に。素材自体に風合いがあるので、かっちりしすぎないのも魅力。ウエストマークでスタイルアップ効果も。
ジャケット¥71,500(サードマガジン) パンツ¥26,400(ギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店) サングラス¥19,000(COS/COS 青山店) ピアス¥14,300(ローラ ロンバルディ/八木通商) バッグ¥614,900(ザ・ロウ/ザ・ロウ・ジャパン)

【黒&ネイビー】ワントーンなら“トレンド投入”も簡単!

THEトレンドや少しエッジの効いたデザインこそ馴染ませた方が取り入れやすい。黒&ネイビーのワントーンなら間違いなし。

one tone color black

最旬ツイードジャケットも
タンクトップでラフに着崩す

コンパクトなシルエットで、クラシカルなツイードジャケットに、あえてタンクトップを。ミックスコーデこそオールブラックで馴染ませるのが正解。
ジャケット¥235,000(マディソンブルー) タンクトップ¥17,600(アダワス/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店) パンツ¥36,300(デパリエ/デパリエ ニュウマン新宿店) カチューシャ¥14,300(アレクサンドル ドゥ パリ/アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店) バッグ¥28,600(カテリナベルティーニ/デ・プレ)

one tone color navy

シャカシャカ素材×スニーカーの
スポーティもネイビーで知的に。

シャカシャカ素材がヘルシーな短か丈シャツとスカートのセットアップ。スニーカーを合わせたアスレジャースタイルも、ジャケット合わせのネイビーできれいめに。
ジャケット¥77,000(オーラリー) トップス¥12,500 スカート¥13,500 ネックレス¥13,500(すべてCOS/COS 青山店) バッグ¥429,000(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) 靴¥13,200(アディダス/アディダスお客様窓口)

【エクリュカラー 】キャップ+ビルケンも優しげな印象に

エクリュカラーの持つ柔らかくてまろやかな雰囲気がカジュアルアイテムを大人っぽく仕上げるのにひと役。ラフになりすぎないからコンサバ派もトライしやすい!

one tone color ecru

メンズライクなものも
エクリュで優しげに

スポサン&キャップのユニセックスアイテムもエクリュならハンサムすぎず、カジュアルに苦手意識のある人でもトライしやすい。
ベスト¥25,300 肩にかけたカーディガン¥39,600〈ともにエブール フォー ロンハーマン〉 帽子¥14,300〈ロンハーマン〉(すべてロンハーマン) スカート¥41,800(プルミエ アロンディスモン) バングル¥52,800 リング(中指)¥25,300 リング(人差し指) ¥33,000(すべてガルニ/ガルニトウキョウ) バッグ¥35,200(オルセット/オルサ) 靴¥19,800(ビルケンシュトック/ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)

トラッドカジュアルも
洗練&女っぽい

\ケーブルニットも/

ともすると野暮ったく見えてしまうケーブルニットもワントーンだと、印象すっきり。
カーディガン¥35,200(ギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店) シャツ¥25,300(プルミエ アロンディスモン) パンツ¥23,100(アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンター) サングラス¥80,300(10 アイヴァン/アイヴァン PR) バッグ¥15,400 付属のショルダーベルト¥4,950(ともにブレス トプカピ/クリケットウェブ) 靴¥53,900(ネブローニ/フラッパーズ)

ワントーンで一体化したら
キャミレイヤードも簡単

\ロンティー+キャミも/

キャミ×ロンTのレイヤードも、コントラストがつきすぎず、取り入れやすい。ペプラムシルエットでも子どもっぽく見えないのもワントーンのおかげ。
キャミソールブラウス¥27,500 カットソー¥13,200(ともにウィムガゼット/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店) パンツ¥33,000(ベイジ,エクリュ/オンワード樫山 お客様相談室) ネックレス¥23,100(ローラ ロンバルディ/八木通商) バッグ¥39,600(オルセット/オルサ) 靴¥20,900(ラオコンテ/フラッパーズ)

福田さん流「小物使いで楽しむワントーンカジュアル」7選

「ちょっとした工夫やひと手間で印象が全く変わるから、お洒落って楽しい」と麻琴さん。最近おすすめの技ありテクをピックアップ。

one tone color denim

1.シュシュと
合わせてみる

トップスと色を合わせることで、シュシュが目立ちすぎずにまとまり感がアップ。2023年ならデニムリンクさせるのも可愛い。

デニムブームはシュシュにも。デニム、Gジャンなどリンクもしやすい。
シュシュ¥25,300(アレクサンドル ドゥ パリ/アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店) ピアス¥55,000(ナタリーシュレッケンベルグ/デ・プレ) ジャケット¥42,900(ハイク/ボウルズ) パンツ¥53,900(アイシクル/アイシクル 伊勢丹新宿店)

one tone color yellow

2.フォーンケースと
合わせてみる

たとえばお気に入りのイントレチャート柄のケースはファッションの一部。洋服とリンクさせて技あり感アップ。

ボッテガ・ヴェネタのストラップシリーズはカラーバリエが豊富。
スマホストラップ¥35,200(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) カーディガン¥85,800(ドゥロワー/ドゥロワー 二子玉川店)

one tone color khaki

3.パールがあれば
allカーキもあり

カーキONカーキのレイヤードに今シーズンは注目しています。ハンサムになりすぎるときは、パールを足して女らしさをひとさじ。

シャツにミリタリーコートを重ねたカーキのワントーン。メンズライクな印象なので、パールのネックレスで女らしさをプラス。白のレフ板効果で顔色もトーンアップ。
パールネックレス¥116,600(ソフィー ブハイ/エスケーパーズオンライン) ジャケット¥35,200(ティッカ) 中に着たシャツ¥44,000(マディソンブルー)

one tone color blue

4.足先までブルーという
新発想

パンツと靴を同色で揃えるのは脚長効果の常套手段。マノロブラニクのサテンのハンギシ×デニムは甘辛ミックスの妙が最強。

淡色デニムを水色と捉えたら、名作ハンギシのブルーとワントーンに。サテン素材の光沢とビジューのきらめきが、デニムのカジュアルさを上手に引き算。
靴¥181,500(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン)パンツ¥37,400(オーラリー)

one tone color grey

5.グレーワントーンには
シルバーが効いてくる

あえてガツンと大ぶりなものを効かせるのも手。ティファニーのボーン カフなら最大効果を発揮します。

普遍の人気を誇るティファニーの「エルサ・ペレッティ™ ボーン カフ」。程よいボリューム感でカジュアルに活躍。
スウェット¥13,200(ガリャルダガランテ/ガリャルダガランテ 青山店) Tシャツ¥8,580(リフィル/リフィル カスタマーサービス)メガネ¥55,000(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ) カフ¥253,000 リング(薬指)¥786,500 リング(人差し指)¥1,072,500(すべてティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) バッグ¥23,100(ブレス トプカピ/クリケットウェブ)

one tone color camel

6.小物をブラウンで
揃えておく

ザ・ロウのバッグ「ソフィア」にトーンを合わせたサングラス選びでどんなカジュアルも抜け感のあるリッチな雰囲気にまとまる。

ワンハンドルでレディ度満点なザ・ロウの「ソフィア」。かっちりしすぎないブラウンはカジュアル派に人気。
バッグ¥614,900(ザ・ロウ/ザ・ロウ・ジャパン)ジャケット¥71,500(サードマガジン)サングラス¥19,000(COS/COS 青山店)

one tone color white

7.ペディキュアの色を
お気に入りのサンダルと同色に

エルメスの「シプレ」をせっかくはくなら、ネイルの色を合わせる。お洒落は自己満なところもあるから、細部にこだわって楽しむのも手!

人気のシープスキンのエルメス「シプレ」に新色が登場。パンツだけでなくネイルもミルク系ホワイトで揃えキュートな足元に。
靴¥151,800(エルメス/エルメスジャポン) パンツ¥53,900(アイシクル/アイシクル 伊勢丹新宿店)

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撮影/水野美隆〈zecca〉(人物)、五十嵐 洋(静物) スタイリング/福田麻琴 ヘア・メーク/廣瀬浩介 モデル/申 真衣 取材/塚田有紀子 編集/石川穂乃実、藤田摩吏子
*VERY2023年5月号「ママになったら、なおさら発想! Part1 スタイリスト福田麻琴さん「カジュアルなときは、なおさらワントーン」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。