なんとデイキャンプ場や鮮魚店も!Martライターが「道の駅 まえばし赤城」にハマった3つの理由

「道の駅 まえばし赤城」の施設

今年の3月、群馬県前橋市にオープンした「道の駅 まえばし赤城」。敷地内には、カフェやフードコート、直売所の他に、温浴施設や鮮魚店、さらには手ぶらBBQが楽しめるなど、これまでにない道の駅とあって私の周りでも話題に。地元在住ライターである私もすっかりハマってしまいました。

目次

  • 「道の駅 まえばし赤城」とは?
  • 【推しポイント①】道具がなくてもOK!手ぶらBBQやデイキャンプが楽しめる
  • 【推しポイント②】海なし県でも美味しい魚が買える「前橋赤城鮮魚センター」
  • 【推しポイント③】疲れを癒すにはやっぱりお風呂!「まえばし赤城の湯」
  • 道の駅といえばやっぱり直売所!買うべき野菜&お土産はコレ

「道の駅 まえばし赤城」とは?

「道の駅 まえばし赤城」の周辺マップ

「道の駅 まえばし赤城」は、上部道路と国道17号がちょうど交差した便利な立地に開業。オープンから2か月以上経った現在も、週末には駐車場があっという間に満車になるほどの人気ぶり。私たちも朝9:00から乗り込みましたが、すでに多くのお客様でにぎわっていました。

「道の駅 まえばし赤城」のコンセプトは「日本一市民に愛される道の駅」。野菜や肉などの畜農産物をはじめとする、前橋が誇るモノやコトを扱っています。ここでしか体験できないオリジナリティ溢れる道の駅なので、全世代が終日楽しめそう。毎月第2・4土曜日には、生産者さんこだわりの商品を揃えた「あかぎdeマルシェ」も開催。アスレチックやドッグランがあるので、子どもたちの遊び場としても◎。写真には写っていないのですが、わが家の子どもたちのお目当ては、トランポリンのように飛び跳ねて遊ぶ「ふわふわドーム」。ここで1時間ずーっと飛び跳ねていました(笑)。近くにはパラソルとベンチが幾つかあるので、日陰で待っていられるのは嬉しかったです。まずチェックしていただきたいのは、ベーカリーズキッチン「ohana(オハナ)」。オープンと同時に美味しいパンを求めて長蛇の列ができる人気ぶりです。パンは自家製の天然酵母を使用しており、その日の温度や湿度に合わせてパンを焼いているこだわりぶり。夏休みには子ども向けのパン教室も開催するそう。お店の前には芝生広場が広がっているので、パンを買ってピクニックを楽しんでみても。もちろん、わが家もパンをたくさん買い込みましたよ。パンが売り切れると閉店してしまうので、道の駅に着いたらこちらでパンをゲットするのがおすすめ。

【推しポイント①】道具がなくてもOK!手ぶらBBQやデイキャンプが楽しめる

「道の駅 まえばし赤城」の芝生広場にあるキャンプ用テント

ここからは、Martライター的推しポイントを3つご紹介。一つめは、なんといっても手ぶらBBQや手ぶらデイキャンプが楽しめること!

アウトドアショップ「bacon(ベーコン)」では、広場で手ぶらでBBQを楽しめるプランを受け付けています。他には、食材持ち込みBBQや手ぶらデイキャンプなども。私のような非キャンプ派でも、気軽にアウトドアが楽しめるのは本当にありがたい!どれも予約が必要なので、道具や食材を準備するは面倒だけど、アウトドアには興味があるという方はぜひ。BBQやデイキャンプのテントの近くには炊事場やトイレも。どの施設もキレイに管理されているのが◎。「bacon」には、キャンプ用品のほか、「赤城オリジナルマグ」という商品も。赤城山をはじめ、大沼、赤城おろし(冬に吹く強い北風)など赤城のモチーフが描かれていて可愛いんです。お土産にもオススメ。また、アウトドアメーカー商品の販売のほか、レンタルも行っているので気軽に試せるのもいいですよね。

【推しポイント②】海なし県でも美味しい魚が買える「前橋赤城鮮魚センター」

 

「道の駅 まえばし赤城」内の「前橋赤城鮮魚センター」

道の駅には珍しい、鮮魚センターもあるんです。海なし県でも新鮮で美味しい魚が購入できるのは、県民としては嬉しい!

群馬は内陸の中央に位置することから、神奈川や石川などの漁港で獲れた新鮮な魚をいち早く楽しめます。こちらでは、三枚おろしやお刺身にさばいてくれる無料サービスも。さばかれる前の魚をあまり見たことのない子どもたちは大興奮!また、お寿司を単品で購入することもできるんです。店内のお寿司は店舗で職人の方がさばいたネタを使っているので、どれも新鮮。この日もこのコーナーは一際多くのお客様で賑わっていました。こちらで購入して、芝生広場で食べているファミリーもいらっしゃいましたよ。

【推しポイント③】疲れを癒すにはやっぱりお風呂!「まえばし赤城の湯」

「道の駅 まえばし赤城」内の「まえばし赤城の湯」の入り口

道の駅で一日中楽しんだら、温浴施設「まえばし赤城の湯」でさっぱりして帰りましょう。

こちらのお湯、実は温泉ではありません。水分を保ち、皮膚の乾燥を防ぐ効果がある「サンゴライトバスソルト」が入っているお湯なんです。「サンゴライト」は、群馬大学大学院の研究室で発見された天然鉱物。この「サンゴライト」はミネラル成分が豊富で弱酸性。さらに保温効果も期待できるとのことで、まるで「浸かる化粧水」のようだとか。体感すべく、私たちも入ってきました。施設内は銭湯のような懐かしい雰囲気。浴場に描いてある絵は、日本でただ一人の女性銭湯ペンキ絵師である田中みずきさんが描かれた赤城山周辺の景色が。優しいタッチと画風に癒されます。また、女性風呂には寝ころんで利用する「寝湯」があります。初体験でしたが、あまりの気持ちよさに眠ってしまいそうになります。しかも、「サンゴライトバスソルト」の顔パックが試せるサービスも。入浴後は顔も身体もツルツルすべすべ。最高に気持ちよかったです♪

道の駅といえばやっぱり直売所!買うべき野菜&お土産はコレ

「道の駅 まえばし赤城」内の直売所の入り口

道の駅のお楽しみといえば、やっぱり直売所。農畜産物直売所「Akagi Farm Life」には、新鮮な野菜や前橋の特産物である豚肉などをはじめ、道の駅オリジナル商品も並びます。ここからは「道の駅 まえばし赤城」で買うべき野菜&お土産をご紹介!

葉物がどれもシャキシャキ!珍しい野菜も

まず、赤城高原レタスの甘味とシャキシャキ感はぜひ味わっていただきたい!赤城高原は、夏でも涼しくレタス栽培に最適。さらに水はけの良い土壌のため、ミネラル成分も豊富なんです。しかもこの大きさでこの値段は直売所ならでは。ぜひ生で味わってみてくださいね。パクチー大好きな私としては、これはチェックせずにはいられませんでした。赤城南麓でまさかパクチーを育てていたとは。パクチーはこれまでサラダにかけたり、炒め物としてしか試したことがなかったのですが、なんとパクチーの根っこをかき揚げにしたり、まぜご飯にしたりできるそう。さっそく挑戦したいと思います!またまた葉物です。前橋のスーパーではあまり扱っていない西洋野菜にも出会えます。こちらのスイスチャードは、ほうれん草の仲間。鮮やかでカラフルな茎は、炒め物に使って料理のアクセントとしても。この他にも、果物や根菜類、果菜類など、どれもこのクオリティでこの値段!?とビックリするものばかりでした。道の駅ってやっぱりスゴイ……。

道の駅オリジナル商品も

こちらは、群馬のソウルフード「焼きまんじゅう」のたれ。しかしこちらはパンにつけて焼き、焼きまんじゅうの味わいを家庭で楽しむ商品なんです。これまでも焼きまんじゅうをおうちで作るセットはありましたが、パンにつけて楽しむのは初めてみました。こちらは群馬のお土産としてもオススメ。個人的にヒットだったのが、こちらの「水を少しも使っていないにんじんドレッシング」。長い名前の通り、一滴の水も使わず、人参と全国から取り寄せた素材を使った、道の駅オリジナルのドレッシングです。人参の甘味と白味噌などの塩味のバランスが◎。自然の素材を使っているからか、濃厚なのにしつこさはまったくナシ。直売所で買った野菜たちと共にいただくのが楽しみです。

「道の駅 まえばし赤城」にはこの他にも、地元の人気飲食店を集めたフードコートや、赤城山周辺のサイクリングを楽しむためのe-bikeの貸し出しなど、楽しむスポットがたくさん。これからも群馬の魅力を発信する道の駅として目が離せません。

「道の駅 まえばし赤城」のHPはこちら!

写真・文/古賀 美津恵