40代の先輩が証言!「30代のうちにやっておけばよかった…ヘアケア後悔座談会」

美しい髪の毛、それは女のコにとって永遠のテーマ。ツヤのある手入れの行き届いた髪の毛には、ちょっとしたアラなら帳消しにしてくれちゃうくらいのパワーがあります。髪がキレイなら、それだけで人生底上げされたようなもの。そんな女子にとっての命綱的髪の毛を、この先もキープしたいなら、エイジングに抗う3人の先輩のアドバイスにぜひ耳を傾けて。

髪の毛がキレイだと、いいことずくめ

カットソー(白)¥6,600〈

カットソー(白)¥6,600〈アッパーハイツ〉(グレー)¥4,950〈ステートオブマインド〉(ともにゲストリスト)スカート¥27,500(アンヌ/バート)

\髪が綺麗だと…/
実力以上の美人度に!
「年々ひどくなるうねり改善のため美髪施術を受けてサラサラヘアをゲット。その直後、久々に会った人から『整形した?』と聞かれました」

清潔感が出る!
「ツヤのある髪の毛はそれだけで絶対的な清潔感。いつも褒められる自慢のヘアをこの先もキープするために、今から頑張ってケアしています」

モテる!
「ナンパされるのは、いつだってサロン帰り。そのたびに髪の毛がキレイって大事なんだな、と実感します」

自信になる!
「髪の毛がいい感じだと、おしゃれが楽しいし鏡を見るたびに気分が上がる。マインドをポジティブに保ってくれているのを実感します」

30代でやっておけばよかったヘアケア座談会

肌だけでなく、髪の毛にも訪れるのがエイジング。30代から気配は感じつつも、対処せずにいると後悔することに!20代から髪の毛に悩み続けた先輩世代の3人が、やっておけばよかったこと、やっておいてよかったこと、今ハマっていることetc.を語ります。

教えてくれたのは...

    肌だけでなく、髪の毛にも訪れる

    編集室長/水澤薫
    細くて多くて硬くてクセのある湿気に弱い髪質。白髪カバーのために続けているハイトーンのために傷みとも格闘中。

    肌だけでなく、髪の毛にも訪れる

    ライター/西道倫子
    今企画を担当。ボワッと広がるクセとダメージに加えエイジングにも悩まされる日々。もう一度、ロングにしたかった…。

    肌だけでなく、髪の毛にも訪れる

    ライター/よしだなお
    CLASSY.のヘア担当。太くて多くて硬くてクセ毛。若いころからの地道なケアと最新知識を総動員し、美髪をキープ中。

西道:髪のエイジングが一気に加速するのは40代に入ってから。それ以降に美髪をキープしている人って、若くて美人に見えるの。20代、30代のころ、なんでもっと真面目にケアしなかったんだろ。
水澤:悩みに直面していないと、なかなか本気で取り組めないですよね。30代なら髪型や髪色が最大の関心事のはず。

白髪悩みを先延ばしするには、規則正しく睡眠をとること

よしだ:でもね、今や30代でもお悩み第一位は白髪。サロンで聞いた話では、白髪が少ない人はしっかり睡眠をとっていることが多いんだって。私は白髪家系なんだけど、40を過ぎるまで1、2本生えてくる程度。きっと睡眠に気を遣っていたからだと思う。
西道:ガーン…私はずっと昼夜逆転で徹夜も多かった。白髪もうねりも増えて当然だ。
よしだ:今は誰もが若いうちからカラーをするけれど、髪も頭皮もダメージを受けているはず。私はだいぶ前に全頭カラーをやめて、今は白髪が気になるところだけハイライトを入れてる。そのほうが圧倒的に負担が少ないよ。
水澤:私も全頭ブリーチしたら予想以上のダメージを受けました…。
よしだ:カラーはやめられないだろうから、負担の少ない方法で続けていく感じかな。
西道:そういえば、私は毎日運転するんだけど、左側より右のほうがクセが強くて傷みがち。日焼けのせいかも。
水澤:帽子や日傘が簡単だけど車内や窓際なら日焼け止めスプレーが便利そう。

髪の毛に差がつくのは「いいシャンプー」と「ドライヤー」

よしだ:髪も頭皮も日焼けはNGです。あとは、ドライヤーの前には頭皮と髪の毛それぞれに専用のローションやセラムで保護してあげること、洗浄成分にこだわったシャンプーに切り替えることも効果的。今から続けたら40代以降に絶対違いが出ると思う。
水澤:髪の毛との相性があるからいろいろ試すといいですよね。私は、『黒ツバキ』がダメージ毛を落ち着かせてくれるから愛用してます。
西道:どんなに満足していたシャンプーも、使い続けるうちに感動が薄れてこない?だからいつも3種類くらいをローテーションさせてる。
よしだ:分かる。慣れちゃうんだよね。シャンプーは洗い方も重要なの。毎日オイルをたっぷりつけるから、基本はツーシャンでしっかり洗う。使った整髪料や汚れ具合に合わせて、洗う回数は臨機応変にするのも大事。
水澤:トリートメントのときにコームを使うのもよさそう。
西道:濡れた髪が傷みそう。
水澤:目の粗いクシや専用のものなら大丈夫なんですよ。
よしだ:何かひとつだけオススメするなら高いドライヤー。消えモノに投資できない人でも、毎日長く愛用できると思ったらコがスパいいんです。
水澤:聞く人によってオススメ機種が違うから、決め手がなくてずっと迷い続けてる。
よしだ:私は多毛だから風量重視。うるおいや傷みにくさ、デザイン…各機種の特性と自分が譲れない機能を見比べるといいんじゃない?

髪も頭皮も肌のように労わる。続けることが何より大事

西道:いいドライヤーやアイロンを使うと、髪の毛がやわらかく仕上がるし手触りもよくなる。違いが歴然なんですよね。昔はドライヤーが嫌いで濡れたまま寝ることも多かったの。若気の至りというか、今考えると恐ろしい。
よしだ:夜に洗髪して乾かしてから寝る、髪の毛も頭皮も日焼け対策をする、頭皮も保湿する…肌と同じだよね。
水澤:あたりまえのことをちゃんと続ける。そしたら10年後にきっと大きな差が生まれているはずですよね。

撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT)モデル/トラウデン直美 ヘアメーク/美舟(SIGNO)スタイリング/三好 彩 取材/西道倫子 再構成/Bravoworks.Inc