【エルメスほか】大人の先輩に聞いた「ジュエリーの揃え方年表」狙い目6選【CANAAN 代表・西村カナコさんの場合】

少しずつ、一生愛せるジュエリーを揃えていきたいアラサー世代。年々価値も高まる中、後悔のない選びをしたいもの。お手本にしたいのは〝ジュエリー上手〟な先輩たち。年齢を重ねるとともに、独自の審美眼とセンスで選んできた愛用ジュエリーの一部を公開!そこには、それぞれの〝私らしい〟ジュエリーの揃え方のこだわりが詰まっていました。

CANAAN Inc. 代表/TEECHIディレクター・西村カナコさんの〝ジュエリーの揃え方〟

〝人と被らない〟が選ぶ基準。エッジが効いたひと癖デザインにときめきます

    少しずつ、一生愛せるジュエリー

    22歳|BOTTEGA VENETA イントレチャート 925リング
    ゴロッとしたボリューム感が好み。今も現役で活躍しています
    外資系化粧品の店舗で働いていた頃、勤務先の渋谷東急本店で見つけたもの。20代前半の当時からオシャレのお手本は常にずっと年上のマダム。シンプルで上質な服にボリュームジュエリーを無造作に着けているのを見て、感銘を受けていました。これはサイドにくぼみがあり手馴染みも◎。今も結婚指輪と重ねて毎日のように着けています。

    少しずつ、一生愛せるジュエリー

    33歳|HERMÈS シェーヌ・ダンクルリング
    長男を出産した記念に自分買い。ひとつでサマになってヘビロテ中
    長男を出産した時に自分へのご褒美として購入。元々、シェーヌ・ダンクルのジュエリーが欲しいなと思っていたのですが、揺れるピアスやネックレスは子供に引っ張られるかもと思いこのリングに。ひとつだけで着けると印象的な手元になるし、コンサバ服の外しにも重宝。購入時にはここまで活躍するとは想像していなかったほど便利です。

    少しずつ、一生愛せるジュエリー

    39歳|MAAYA パールブレスレット
    レイヤード前提で二本購入。モードな雰囲気がお気に入り
    39歳の誕生日に仲間入りしたパールのブレスは、元々ブラックパールに惹かれていて、一本だと寂しいと思い白パールと合わせて二つ購入。バロックパールならではの歪なフォルムと大粒サイズがコンサバすぎずお気に入り。地金部分がYGとWGなので、レイヤードすると他のジュエリーも重ね着けがきまりやすくなりました。

    少しずつ、一生愛せるジュエリー

    39歳|Bijou de M チェーンネックレス
    よく見るとクリップとピンが!ウィットに富んだデザインが◎
    一見シンプルなチェーンネックレスですが、よく見るとクリップとピンが隠れている遊び心に心掴まれました。ビジュードエムは他で見つからないワクワクするデザインが多く、「それ、どこの?」と聞かれることも多々。ひと目でどこのものかわかる王道ジュエリーもいいですが、少しエッジの効いたものを取り入れるのも私なりの楽しみ方です。

    少しずつ、一生愛せるジュエリー

    40歳|BOTTEGA VENETA スモール ドロップ ピアス
    旬のムードやトレンド感を気軽に取り入れたい時に便利

    節目の40歳を迎え、派手に見えそうで苦手意識があったYGを少しずつ集めるように。これはいつもPinterestでチェックしているマダムが着けていて間違いない!と確信。ボリュームジュエリーが人気の今、一気に旬な印象になる気がします。U10万円というハイブランドの中では比較的買いやすい価格、大ぶりなのに軽いところも◎。

    少しずつ、一生愛せるジュエリー

    41歳|Adlin Hue リング
    お値段以上に見える天然石のリングはレア感が魅力
    オーダー会がきっかけでこのブランドのファンに。デザイナーの安部真理子さんが生み出すジュエリーは、原石の自然な色やフォルムをそのまま生かしたデザインが特長。クリスタルのダブルフィンガーリングは和装にも合いそうな上品な光に惹かれました。実は今、もうひとつリングをオーダー中でその到着も楽しみにしているところです。

\西村さんがこれから欲しいジュエリー/

MIO HARUTAKA ヘビ

MIO HARUTAKA ヘビモチーフ ダイヤブレス
自分がおばあちゃんになった時、それを着けている姿がイメージできるか確認してから買うのがMYルール。しなやかなヘビの曲線が印象的なこのブレスは、年齢を重ねた手に着けてもカッコよさそうと思いました。

教えてくれたのは…

教えてくれたのは…CANAAN Inc. 代表/TEECHIディレクター・西村カナコさん
外資系化粧品会社勤務を経て、PR&コンサルティング会社 CANAAN Inc.を設立。オシャレ感度の高さ、良いものをいち早く見極める審美眼にも注目が。2児の母。@canako__nishimura

撮影/西原秀岳(TENT)イラスト/栗尾美月 取材/塚本桃子 再構成/Bravoworks.Inc