大人女子がモヤモヤを吐露…「気がついたら自分が最後?周りがどんどん結婚して焦ります」|CLASSY.
周りと比較して落ち込んだり、将来に対する漠然とした不安や焦りに悩まされることはありませんか?実はそれ、人生の過渡期にいるアラサー女性なら、誰にでも起こり得る状況なんです。読者が直面しているモヤモヤに切り込み、後悔せず自分らしく生きるための答えを探ります!
「私たち、このままでいいの?」同世代女子がモヤモヤを叫ぶ!
\座談会に参加したのはこの3名/
・Aさん(25歳/外資コンサル勤務)
恋愛は必ずしも必要ではない派。交友関係が広く充実しているけれど、パートナーがいたらいいなと思うことも。
・Bさん(28歳/金融関連勤務)
結婚のタイミングに迷えるお年頃。全国転勤がある仕事柄、彼や友人と付き合いを続けることの難しさを痛感中。
・Cさん(32歳/商社勤務)
仕事一筋で20代を駆け抜けてきたキャリアウーマン。これまで通り働きながら結婚するのが30代の目標。
気がついたら自分が最後?周りがどんどん結婚して焦ります
――アラサー世代になり恋愛、結婚、出産、キャリア、人間関係、お金にまつわる悩みが増えたという声が多数寄せられています。みなさんはいかがですか?
Bさん:全部めちゃくちゃ考えます。28歳ということもあり恋愛・結婚については特に。今付き合って5年の彼氏と遠距離恋愛中なんですが、結婚のタイミングが難しくて。彼と一緒に暮らせる時を待つしかない状況に不安を感じます。
Cさん:私も結婚前提で付き合っているつもりだった彼が、実はまだ結婚する気がないことが判明して。周りの友人はほとんどが家庭を築いているので、私もそろそろ結婚したいと思っていたのですが…。まさか自分が仲良しグループの中で結婚するのが一番最後になるとは思っていなかったので余計に焦ります。
Aさん:まだ焦りはないけれど最近ちらほら結婚報告が増えてきて、この先一人ぼっちになったらどうしようって不安になることがあります。結婚するとどうしても独身時代の時と同じように遊んだり連絡を取り合ったりできなくなると思うんです。
Cさん:友人関係、変わってきますよ。なんでも二つ返事で遊んでくれていた友達に子供の入園式があるからとか、家を買うためにお金がないからと言って誘いを断られた時、ライフステージの違いを突きつけられます。だから一番の親友が結婚した時はすっごく寂しかった…。
Aさん:私はもともと結婚願望がないのですが、それが怖くて結婚したいと思う節はあります。これから独身グループから去っていくコがどんどん増えていくと思うと、友達をたくさん作っておかなきゃ!って今から考えてしまいますね。
Bさん:確かに、年々時間を合わせにくくなりますよね…。“誘われ待ち”だと自然と連絡頻度が減って疎遠になってしまうので、私の場合は今後の人生の勉強になる!と思って、ライフステージが違う友人とも積極的に会うようにしています。
子供に無償の愛を捧げられるほどの“余裕”がまだありません
Aさん:結婚と出産を地続きに考える人が多いですが、私に結婚願望がないのは、子供を積極的に欲しいと思えないからかもしれません。
Cさん:私は結婚したいですが、現時点で出産は望んでいません。周りで子育てをしている人を見ると自分はまだ子供第一の生活を送れる気がしないんです…。
Aさん:わかる。まだ自分に時間もお金も使いたいと思ってしまいますよね。子供を産むって、後戻りができない大きな決断ですし…妊娠に伴う体型の変化やキャリアの中断など不安要素が多くて前向きに考えられないんです。
Cさん:仕事が大好きなのでキャリアに穴を空けたくないという気持ちも大きいです。休職中に誰かにポジションを奪われないか心配だし、時短勤務にするのも嫌で…。育休を取った先輩に「あなたには私たちの代わりに上を目指してほしい!」と言われると、ブランクを空けることにデメリットしか感じないんです。
Bさん:私は幼い頃から結婚したら子供が欲しいと漠然と思っていました。ただ、欲しくない派の人の意見もわかります。出産や育児に必要なお金を考えると不安は尽きないので、産むとしても一人でいいなと考えています。
Aさん:自分の好きなことにお金を使える環境で子供を育てられるのがベストですよね。金銭面が理由で子供を産み控える人も増えてきていると聞きます。
Cさん:数年後やっぱり子供が欲しいと思った時のために、卵子凍結を検討したことがあるのですが、想像以上に高額で驚きました。これだと今すぐは難しそう…。
Aさん:出産はタイムリミットがあるので、今は欲しくなくても将来の自分のために準備しておくべきかどうか悩みますよね。
Bさん:出産や育児に対する国からの支援がもっと手厚くなってほしい。ただでさえ自分自身のことに対する不安が大きいので、子育てを前向きに捉えられるようになるといいなと思います。
イラスト/別府麻衣 取材/下田真里衣 再構成/Bravoworks.Inc