子どもだけでお出かけの支度ができる「身支度コーナー」のつくり方【お片付け育③】

忙しい朝は、つい子どもに「早くしなさい!」と怒ってしまいがち。大変な毎朝のストレスを減らし、子どもが自分で自分のことをできるようになる仕組みづくりを、遊び片付け指導士のアリカさんに教えてもらいました!

目次

  • 自分で外出前後の支度・片付けができる!「玄関そばの身支度コーナー」を大公開!
  • 教えてくれたのは

自分で外出前後の支度・片付けができる!「玄関そばの身支度コーナー」を大公開!

お片付け育 身支度コーナー

玄関から入ってすぐの収納場所を身支度コーナーにすれば、リビングが散らからずにすみます。子供の年齢に合わせて、しまいやすい工夫も!

小学生の身支度コーナー

【1】アウターは帰宅直後にハンガー掛け
室内で使うことのないアウター類は、玄関で脱いでしまえるように。手の届く低い位置に突っ張り棒をつければ、帰宅後にひとりでさっとしまうことができます。【2】学校の帽子はクリップ留め
通学用の帽子も室内では使わないため、玄関で取ってすぐに収納。無印良品の「ステンレスひっかけるワイヤークリップ」を使って、引っかけるだけ!【3】靴下・ハンカチ・マスクは引き出しに入れて忘れ物防止
ハンカチ、マスク、靴下など、お出かけ前に準備するものも、玄関そばに集約。イラストで中身がわかりやすいよう工夫すれば、忘れることもなくて安心。【4】ランドセルや学用品の定位置を決定
ランドセルはニトリの「Nインボックス」の上を定位置に。必要な教科書や筆記用具だけ出してリビングに移動、ボックスには上靴や体操着を入れています。

未就学児の身支度コーナー

【5】ワンアクションで出し入れできるように
未就学児の長男の持ち物は、引き出しではなくワンアクションで出し入れできるオープン収納に。子どもが幼いうちは、少しでも簡単にできることを意識して。【6】アウターはかけずに放り込み式に
アウターをハンガーにかけるのが未就学児にはまだ難しいため、扉の外にトートバッグをかけておき、そこに入れるように。これなら畳む手間もなく簡単。

玄関にこのような収納スペースがない人も、玄関に近いところで収納できるようにすると、使い勝手がよさそう。ぜひ参考にして、仕組みづくりをしてみてくださいね!

教えてくれたのは

arikaさん

小6、小4の女の子、幼稚園年長の男の子のママ。「お片づけ育」×「楽家事収納」で、家族みんなが片付けしやすい仕組みづくりを、Instagram(@arika_919)やVoicy(アリカのほどよい暮らしを届けるラジオ)で発信中。Martでは、Mart WEEKENDERの活動も!

撮影/テラサカトモコ 取材・文/酒井明子 編集/倉澤真由美

2023年Mart冬号 大人も驚く発見がきっとある! 山育 お片付け育 土育 我が家の「週末育」マニュアル より