ジュエリー賢者が『30代で買ってよかった時計』4選!コーデ術にも注目

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もちろん重ね付けは自由が大前提。だけど、少しずつ自分のこだわりをマイルール化すれば、個性も出るし、買うべきものも明確に。今回はファッションとジュエリーのプロ「ライター・沼田珠実さん」にマイルールについて教えてもらいました。手元の印象がガラッと変わる素敵なコーデ術は必見です!

重ね付けがもっと楽しくなる4つのマイルール!

【ルール1】
手元はもちろん、バッグや靴まで抜かりなく地金の色を揃えるのが私流

サントス ドゥ モワゼルとゴールドジュエリーの手元コーデ

30代の10年間のうちにカルティエの時計を3本買いましたが、そのうちの一つが「サントス ドゥ モワゼル」。ホワイトゴールドの色味が弱めなトリニティリングは、黄味の強いゴールドでまとめた手元にも違和感なくマッチします。

時計:Cartier、バングル:no brand(オーダー品)、リング(左手):FRED、リング(右手):Cartier

【ルール2】
黒レザーベルトの時計には大ぶりのブラックジュエリーで統一感を

黒レザーベルト時計とブラックジュエリーの手元コーデ

横向きの文字盤に心惹かれて購入した、私にとって初めての黒革ベルトのウォッチ。時計と同じ日に迎え入れたボーンカフや、ティファニーのオニキスリングなど、存在感のあるブラックジュエリーと合わせて、手元を引き締めます。

時計:Tiffany&Co、リング(左手):Cartier、リング(右手):Tiffany&Co、バングル:Tiffany&Co

【ルール3】
複数重ねてもトゥーマッチにならないのがダイヤモンドの隠れた魅力

タンク アロンジェとエタニティリングの手元コーデ

すっきりとした縦長フェイスと、眩く輝くダイヤモンドで手元をクラシカルに彩るカルティエの「タンク アロンジェ」。忙しい日はあれこれ悩まず、ダイヤが一周連なったエタニティリングとテニスブレスを合わせるのがお決まりに。

時計:Cartier、リング(両手)HARRY WINSTON、ブレスレット:no brand(オーダー品)

【ルール4】
シンプルかつカジュアルなベビーGこそ遊び心溢れる色石の出番

ベビーGと色石リングの手元コーデ

旅先でのお出かけに欠かせない相棒がカシオの「ベビーG」。一見カジュアルですが、ホワイト×シルバーのベルトループと洗練度高めで、ジュエリーとも好相性。合わせが難しい色石リングもここぞとばかりにトッピング。

時計:CASIO、リング(左手):MARIHA、リング(右手):HERMÈS、バングル:HERMÈS

30代で買った時計が、今でも重ね付けの中心です。

30代でちょっと奮発して手に入れた一生ものの時計たちは、マイベーシックなシンプル服をクラスアップしてくれる大切な存在。初めての高級ウォッチは、30歳の記念に購入したカルティエの「ベニュワール」でした。ジュエリーと重ね付けした時の美しさに魅了され、私の中の時計欲がどんどん加速することに。その後、カルティエの「サントス ドゥ モワゼル」と「タンク アロンジェ」もお迎え。3本それぞれゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド入りと異なるデザインなので、ジュエリーコーデの幅もグッと広がりました。今振り返っても、あの時代にカルティエの時計を3本買っておいて本当に良かったと思いますし、当時の自分を褒めてあげたいです(笑)。

教えてくれたのは…沼田珠実さん(ライター)
大学卒業後、アパレル、出版関連会社を経て独立。ライター歴は22年。彼女のジュエリーへの審美眼と知識に、ジュエリーブランドのプレスも厚い信頼を寄せるほど。Instagram:@mami_my_jewelry

撮影/ISEKI 取材/岸本真由子 編集/大島滉平 再構成/Bravoworks,Inc.
CLASSY.2025年1月号「私らしい「時計とジュエリー重ね付け」の作り方」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。