LIL LEAGUE岩城星那さん(20)&中村竜大さん(20)最年長組の「刺激し合う信頼関係」
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7月2日(水)に5thシングル『真夏ノ花火』をリリースする、LDH JAPAN所属のダンス&ボーカルグループ・LIL LEAGUE。今回はそのリリースを記念して、年上組の中村竜大さん(左)と、グループのリーダー・岩城星那さん(右)が登場!
お互いの性格やリスペクトしているところ、「ここはちょっと直してほしい!(笑)」というエピソードから、最近ハマっている映画の話、カッコよさの裏にあるこだわりまで——普段はなかなか見られない“素”の姿が詰まった、読み応えたっぷりのインタビューです。
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LIL LEAGUE(リルリーグ)って?
平均年齢18歳、ダンス・ボーカル・ラップをこなす6人組メンズグループ。2023年メジャーデビューし、同年末には日本レコード大賞新人賞も獲得。グループ名「LIL LEAGUE」は、若い力と勢いをバイブスに変えてほしいという意味を込めて名付けられたもの。
Profile
中村竜大(なかむら・たつひろ)2004年生まれ、福岡県出身。路上ライブで実力を磨いたオールラウンダー。甘い歌声が魅力。趣味はギターと古着屋さん巡り。
岩城星那(いわき・せな)2004年生まれ、大阪府出身。LIL LEAGUEの最年長でリーダー。物語作りが趣味で感性豊か。グループの中心として存在感を放つ注目の若手アーティスト。
お互いをよく知るからこそ気づける、“リスペクト”のかたち

――お互いの「ここ、尊敬してるな」と思う部分はありますか?
中村:星那は、まっすぐな努力家。僕にはない探求心を持っていて、何事にも自分でコツコツ取り組む姿がすごく印象的です。その積み重ねがあるからこそ、安心して頼れるし、信頼感がありますね。あと、人に教えるのもすごく上手。努力してきたからこそわかる視点で、メンバー全体を見渡して、リーダーとして気を配っている姿も尊敬しています。
岩城:竜大のすごいところは、“好き”に対してものすごく貪欲なところ。ハマったものはとことん続けるタイプで、それが音楽にもちゃんと活かされてるんです。小学生の頃から路上ライブをしていたそうで、人前で歌う経験をずっと積んできたことが、今の表現力や堂々とした姿勢につながってるんだと思います。一緒に歌っていても、落ち着きや余裕が伝わってきて、すごく刺激を受けます。オーディションのときから、それは変わってないですね。
お互いだから言える「ここはちょっと直してほしい!(笑)」
――逆に、「ここは直してほしいな〜(笑)」というポイントはありますか?
岩城:正直いっぱいありますけど(笑)、言える範囲で言うなら…中村くん、本当に“自信家”なんです。リハーサルで、何か月も前のフォーメーションを確認する場面があると、「俺、こうだったと思う」ってめちゃくちゃ堂々と言ってくるんですよ。でも、その9割9分は間違ってる(笑)。その自信自体はポジティブなことなんですけど、もう少しだけ事実確認してから発言してくれると、さらに頼もしさが増すと思います!
中村:僕から言うなら…星那には、もう少し“健康意識”を持ってほしいかな(笑)。彼、かなりの甘党で、スイーツを見つけたら即手が伸びるタイプなんです。もちろん楽しむのはいいんだけど、やっぱり長く活動していくには体が資本。そこだけちょっと気をつけてくれたら、もっと安心です!
もしオフが一日あったら…? 二人の“素”な関係性が見えてきた

――もしお二人で一日オフが取れたら、どんなふうに過ごしますか?
岩城:ねえ、休日って何する?
中村:実は…まだ二人で“さし飲み”したことがないんです。20歳になったら行こうって話してたのに、なかなか行けてなくて。だから、次の日がオフだったら、前の夜にゆっくり飲みに行きたいですね。
――普段は飲みに行くことも少ないんですか?
中村:ないですね。あんまり“飲みに行く”って感じではないかも。
岩城:僕ら、寮で一緒に暮らしてるんです。仕事が同じ日だと一緒に移動することも多いけど、基本的には“とりあえず一緒にいる”みたいな。無言で過ごすことも多いけど、それが自然なんですよね。
ふたりが今ハマっているのは…映画!それぞれの“推し作品”は?
――今、お互いに「意外とハマってるな」と思う趣味やマイブームは、ありますか?
岩城:僕の話なんですけど、今年は“年間150本の初見映画を観る”って目標を立てていて。先月の時点で33本くらい観ました。まだまだこれからですね(笑)。最近は映画、とくに洋画にどっぷりハマってます。
――印象に残ってる作品は?
岩城:おすすめを挙げるなら『シークレット ウィンドウ』。ジョニー・デップ主演のサスペンスで、すごく引き込まれました。もう一本は『トゥルーマン・ショー』。ジム・キャリー主演で、現実と虚構の境界が揺らぐような物語がめちゃくちゃ好きで。この2本は、自分の中で“2大巨塔”です。
中村:僕も星那の影響で、映画を観るようになったんです。今年に入ってからもう30本以上観てて、今ちょうど31本目(笑)。星那が観た作品を後から追いかけたり、歌の先生にすすめられた作品を観たりしてます。
――どんな映画が印象的でしたか?
中村:邦画なんですけど、『ナミビアの砂漠』っていう作品が特に印象に残ってます。カット数がすごく少なくて、リアルな空気感が際立ってる分、逆にちょっと怖さを感じるくらいで。そういう静かな緊張感がすごく刺さったんです。
「香り」も「アート」も。“自分らしさ”がカッコよさになる
――同世代の女性から「カッコいい」と思ってもらうために意識していることは、ありますか?
岩城:僕は“香り”にけっこうこだわってます。香水は毎日つけているし、洗濯のときも柔軟剤を少し多めに入れて、清潔感のある香りを意識してますね。人とすれ違ったときの“匂いの印象”って、意外と記憶に残るので。
中村:星那の香水コレクション、本当にすごいんですよ。今どれくらいあるんだっけ?
岩城:30本くらい(笑)。服装や気分に合わせて香りを変えるのが楽しくて。たとえば、ちょっとシックな服の日はウッディ系、夏はシトラス系で爽やかに…とか。
中村:香りって記憶とつながってるから、久しぶりに昔の香水をつけると、“あの時期”のことを思い出したりするよね。僕も1年半ぶりくらいに前につけてた香水を使ったら、オーディションの時や、EXILEさんのドームツアーの記憶が一気に蘇ったりして。“香りのアルバム”みたいで面白いなって思います。
――中村さんは“カッコよさ”をどう意識してますか?
中村:どうなんだろう…。でも、趣味が多いところとか、絵を描けるところが“意外とカッコいい”って思ってもらえたらうれしいです。メンバーの誕生日に、自分で描いたイラストをプレゼントしたこともあって。最近は色塗りが苦手で練習中なんですけど、絵の具や色鉛筆を使って、頑張ってます!
LIL LEAGUE 『真夏ノ花火』
LIL LEAGEが5枚目のシングル『真夏ノ花火』を7月2日にリリース。一度きりの夏に咲く恋を、儚くもきらめく花火に重ねた一曲で、TikTokでは手振り&夏の思い出投稿キャンペーンを開催中!7月12日より新潟LOTSを皮切りにライブイベント『LIL LEAGUE LIVE EVENT 2025 “LIL (W)INK” ~一生懸命、あなたの心に届くまで~』が開催される。
LIL LEAGUE公式サイト:https://lilleague.jp/
撮影/木村敦(Ajoite) スタイリング/ウツミサオリ ヘアメーク/NAKAJI,MIU(KIND) 取材/池田鉄平 編集/越知恭子