2020年に乃木坂46を卒業し、俳優としてさまざまな役柄に挑戦してきた白石麻衣さん（32）。近年は、「ゴチになります！26」の新レギュラーに選ばれるなど、俳優・モデル以外にも活動の幅を広げられています。そんな白石さんは、放送中の『最後の鑑定人』で“変人研究員”という新しい役どころに挑戦中。初共演の藤木直人さんとの現場での様子や役作りについて、そしてリフレッシュ方法についても話を聞きました。

——出演しているドラマ『最後の鑑定人』が放送中です。白石さんのもとにも、ドラマの反響は届いていますか？

ありがたいことに、スタッフさんやお友達からも「面白いね」と言ってもらえることが多くて、すごくうれしいです。視聴者のみなさんもドラマを見ながら考察してくださっているようで、作品を盛り上げてくださっていて。この作品は１話完結型なので、今から見ていただいても楽しんでいただけるはず。私自身、“今回は「土門鑑定所」にどんな依頼が飛び込んでくるのかな”とドキドキしながら、毎回台本を読んでいます。

――白石さんが演じている高倉柊子は、土門鑑定所で働く事務員兼研究員。人の嘘を見抜くクセがある“変人”という新しい役どころですが、いかがですか？

演じたことのない役柄なので、最初は高倉という人物像がなかなかつかめず、演じるのが難しいなと感じていたんです。でも、１話、２話と撮り進めていくなかで、どんどん高倉がわかってきたというか。高倉は思ったことは顔に出やすいし、口に出して言っちゃうタイプなので、すごく人間らしい人なんだなと親近感が湧いてきました。

——みなさんとは、どのようなお話をしていますか？

現場で今、ルービックキューブが流行っていて。実際のセットにも置いてあるのですが、藤木さんはルービックキューブがお上手なので、どうやったら上手に面がそろうかのコツを教えていただいたりしています。藤木さんが書かれたルービックキューブの解説書もいただいたので、それをもとに一生懸命練習中です。

——今はどのくらいまでそろえられましたか？

まだ１面そろったくらいで…（笑）。クランクアップするまでには、６面すべてそろえられるように頑張ります！

——暑い日々が続きますが、夏ドラマの現場を乗り越えるための必需品があれば教えてください。

ハンディ扇風機と氷のうはマストで、お水をたくさん飲むようにしているくらいかな？　あとは、みなさんたくさん差し入れを入れてくださるので、それに救われています。この前、藤木さんが飲むみかんゼリーを差し入れてくださって。すごく暑い日だったのでクールダウンにもなったし、リフレッシュさせていただきました。

——撮影続きのなか、頑張った日のご褒美は？

アイスです！　お家に帰ってからひと息ついて食べるアイスが最高のご褒美。内側から冷たくなるのが気持ちいいんです。

——忙しい毎日のなか、どのようにリフレッシュしていますか？

おいしいものを食べること！　私は「食」が本当に大切です（笑）。おいしいものを食べると幸せになれるし、一気に元気になれるんです。料理をしているときもリラックスできている気がしています。何も考えず、黙々と集中できるので、料理はオンオフの切り替えの時間になっている気がしています。

——ドラマ撮影中も自炊しているんですか？　すごいです…！

好きなものを食べたい、というだけなんですけどね（笑）。冬にはスープを作って現場へ持っていくこともありました。

——それが白石さんの美しさを保つ秘訣なんですね。

お恥ずかしいことに、そこまできちんとはできていないんですよ…。むしろ、教えていただきたいくらい！　昨夜もニキビを１つ発見しちゃって（笑）。

——白石さんでも肌が荒れることがあるんですね⁉︎

ちゃんと管理しないとですよね（笑）。それもあって、最近はなるべく体のことを考えてバランスよく食べるように心掛けています。「お肉が食べたい！」と思ったら、お肉のレシピを検索して作ってみる、という感じ。私もまだまだ勉強中ですが、夏の撮影を乗り切れるような栄養価の高いご飯が作れるように頑張ります！