〝舌が長すぎる犬〟として『月曜から夜ふかし』に出演したことでも話題！SNSで大人気の犬・ペキニーズの「ムーチョ」くん。とにかく愛らしく、まるで人間のような（犬とは思えない…！）表情や仕草がたまらない！と、ムーチョくんの飼い主・LOVEYOU（＠The_Mucho_World）の投稿に多くのJJ世代が夢中です♡
　
JJでしか見ることができない連載コラム『#ムーチョの𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬なまいにち』第4回は〝家事〟にまつわるお話です。

「お、また変なことしてり」

ムーチョと暮らす前、自分がまだ一人暮らしの時分は、掃除、洗濯、炊事などの家事全般を結構な面倒と捉えてはなおざりにし、結句、風水的にもルックス的にも最悪の住居が爆誕しちゃうことが多々あった。しかし、今では家事がそこまで苦にもならなくなったのはどういう訳か。

何を隠そう、
それはこちらのムーチョくん（２歳）のお陰であります。

というのも、それらの家事を
ムーチョがもうむっちゃ喜んでくれるのである。

むろん今でも難儀と言えば難儀ではあるけれど、
ナンギヤナンギヤ…
と泣き言と汗水を垂らしながら家事にいそしむ自分の姿が、どうやらムーチョにはオモロらしい。

　
今回は洗濯に限った話をすると、
まず洗濯物を干すためにベランダに向かうと、
どこからともなくムーチョがどてちてと登場。

わわっと慌てて閉めた網戸に短い鼻をぐんぐん押しつけて、物干しに従事するこちらに好奇の眼差しを向けてくる。

主である自分がこの時のムーチョの御心を汲み、
代弁すると

「お、またぞろ、陽の光を浴びて、布をバサバサしたり吊るしたりする、楽しそうなやつやっとるやんけ」
の意である。

そうしてそのまま窓辺にて日光浴を楽しみつつ、
次に彼は取り込まれた洗濯物をおしゃぶり散らかすタイミングを伺っている。しかし、あくまで面付きは日光でホカホカにされて、鷹揚（おうよう）としたものである。

　
お天道様の恵みでパリッパリに乾き切った
気持ちのいい洗濯物をカゴに取り込み、
窓辺でほのぼのとチルしたるムーチョへ献上。

すると、
ぶるぶると唸りを上げつつタオル等をしゃぶり始め、
そうしてひとしきりしゃぶり満足すると
「今日もいい塩梅やね」と言わんばかりに

「ヘッヘッヘ…」

と息を短くして笑っているのである。

　
友人にここで白状するが、
あなたたちが使ったタオル類は
全てムーチョにしゃぶられ済である。

ひとしきりしゃぶり終え、

回収

　　　
しかし、この笑顔に飼い主たる自分は幸福を覚えるゆえ、ムーチョが喜ぶならば難儀な家事も喜んでこなせるのである。

ムーチョ、

𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬 &
𝑻𝒉𝒆 𝑻𝒉𝒂𝒏𝒌𝒔──────────。