3児の母として毎日大忙しの女優・加藤あいさん。スキンケアは3ステップが限界という加藤さんがたっぷりと美容時間が取れないなかでしている美容法はタイパとコスパ抜群のメリハリ美容。しっかり効いてくれるお気に入りアイテムを教えてくれました。

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タイパ＆コスパを意識したメリハリある美容が自信に繫がっています

若い頃は化粧水すらつけなくても平気でしたが、実は乾燥肌。年齢を重ねてシワは気になりつつも、エステやクリニックへはなかなか行けないので、コスメでいかに抗えるか考えています。効果実感はもちろん、コスメが与えてくれるものって、精神的な満足感が大きい。簡単でも「お手入れできた」という事実が自信に繫がっています。

器用でないのに完璧主義なところがあり、第一子誕生時は慣れない子育てに必死。添い寝前に化粧水をつけるだけで精一杯でした。今も3ステップが限界ですが、だからこそ、洗顔・保湿・日焼け止めの基本だけは死守！手間や時間はかけられなくても、頑張りどころを決めています。普段は手頃なものでコスパよく、ここぞの時は少々高くても即効性があるタイパの優れたものに投資する──そんなメリハリある美容が、今の私を支えています。

《Profile》 13歳でデビュー。ドラマや映画、数多くのCMで活躍。3児の子育てに忙しい今は、家庭中心の生活へシフト。情報感度の高さに編集部の信頼も厚い。公式HP：https://www.katoai.jp/

3ステップできれば十分！その分1品で確実に効くもの選びを

「スキンケアは3ステップをこなすだけで精一杯。その分コスメ選びはこだわっています。バクチオールが配合されたミースの美容液は、リッチなだけありすぐ手ごたえを感じます。洗顔はきめ細かな弾力泡が魅力のレカルカ。毛穴にアプローチするポーラのローションもお気に入りです」

左から：バクチオール入りナノカプセルを30%配合。クレイビュ ノーブルスキンエッセンス￥55,000（meeth）、マンデル酸やイオン化ミネラルが透明感を底上げ。ミネラルWクレンジング￥4,950（レカルカ）、糖化汗と毛穴ダメージに着目。B.A ローション イマース￥13,200（ポーラ）

クリニックに通うよりシワ、目元ケアはおうちで地道に

「肌が薄く乾燥しやすいので、表情ジワが気になります。表情豊かでありたいから、日々美容液でケア。この地道な積み重ねをするとしないとでは、数年後に差がつくと信じています」

左から：8種のペプチドを配合。リビジョンスキンケア リボックススキン スムージング セラム￥21,780（ビッグブルー）、リンクルショット メディカル セラム［医薬部外品］￥14,850（ポーラ）

外遊びがマストな毎日、〝高機能UV〟を選べば結果コスパもタイパも最強

「昔はロケの時以外、日焼け止めを塗ることはなかったですが、今は毎日必須！日傘を差すこともありますが、子どもと一緒に公園へ行く時は無理。だから日焼け止めは、高級クリーム代わりにたくさん揃えています。長年リピートしているのはコスメデコルテ。乾燥肌なので、とにかく保湿力が大事。テクスチャーは重たくなく、時間が経ってもシワっぽくならないものが好きですね。白浮きしないよう、無色のタイプを選んでいます」

すべてSPF50+・PA++++。左から：B.A ライト セレクター￥12,100（ポーラ）、プロテクティング デイ クリーム ￥7,700（SUQQU）、クレ・ド・ポー ボーテ クレームUV n ￥11,000（クレ・ド・ポー ボーテ）、オルビス リンクルブライトUVプロテクター ￥3,850（オルビス）、サンシェルター マルチ プロテクション コンフォート ￥3,300（コスメデコルテ）

シートマスクはデイリーと〝ここぞの時〟を使い分け

「本当は毎日でも使いたいマスクですが、週に何回かが現実です。タイパに優れる高級なシートマスクはここぞの時に、普段はこなれたお値段のコスパの良いものを使っています」

左：「クリニックで治療後に使われるほど修復力が高いそう」エムディア 3Dモイストプレミアムマスク（5枚）￥5,500（メイフラワー）、「潤いが長時間続きます」メディヒール ザ・E.G.T ナリッシング アンプルマスク（10枚）￥3,300（セキド）

2023年『美ST』9月号掲載 撮影／峠 雄三〈人物〉、五十嵐洋〈静物〉　ヘア・メーク／岡野瑞恵（STORM）　スタイリスト／井関かおり　取材／吉田瑞穂　編集／浜野彩希