簡単なのにトレンド感アップ!菊池かずみさんのロングヘア・ボブヘア用【夏のまとめ髪】
いつものまとめ髪が代わり映えしない!そんなお悩みをトレンド感あるヘアスタイルを作るのが得意なヘア・メークアップアーティストの菊池かずみさんが解決!ロングヘア・ボブの人におすすめのまとめ髪を教えてくれました。
ロングヘアならうなじを少し引き出して軽やかに見せるたゆませポニテ
うなじの抜け感がひとつ結びに今っぽさを。衿足を引っ詰めるより、わざとゆるっとたゆませると若々しくキュートな印象に。
How To
①あご先~耳下のラインで結ぶ
顔まわりの髪を残しポニテを作ります。あご先と耳たぶの下を結ぶ延長線上に結び目を作るとこなれ感もありつつ涼しげ。夏にぴったりの雰囲気に。
②うなじ部分の髪をたゆませます
衿足表面とトップの髪をバランスよく引き出して。引き出した毛束をコヨリをよるようにひとひねり。崩れずふわっとたゆませられます。
③顔まわりの後れ毛に束感をプラスして
指先にスタイリング剤をつけて人差し指と親指でつまむようにして顔まわりの後れ毛にすべらせます。後れ毛に束感が出ると清潔感も。
ボブなら小さなお団子2つが新鮮なダブルノット
衿足がパラパラ落ちてくる長さのボブにはミニサイズノットを2つ重ねて、汗をかきやすいうなじをすっきり見せておしゃれに。
How To
①顔まわりの後れ毛を先に取り分ける
手のひらでよく伸ばしたワックスを根元から毛先まで髪全体に馴染ませます。先に顔まわりの後れ毛をバランスよく分け取っておきます。
②耳から上の髪で1つ目のお団子を
手ぐしで耳上の髪を後方に集めてハーフアップに。毛先部分を巻き付けてゴムで結んでノットを作ります。H&Mのゴムは程よい太さでコスパ◎
③耳下部分を集めてミニノットに
衿足部分は上よりミニサイズのお団子に。トップの毛をつまんで引き出し、全体を丸いシルエットに。ノットから飛び出た毛先はそのまま生かして。
夏のまとめ髪のコツは?
A.オイルでセミウエットな質感に
高温多湿な夏のまとめ髪は、事前に中間~毛先にヘアスタイリング剤を仕込んでセミウエットな質感に。崩れにくくこなれ感が出ます。
今っぽいヘアアクセ「ヘアカフ」で一気におしゃれ度UP!
今年っぽさをプラスできるヘアアクセサリーは、ゴムの結び目に引っかけて使うGOLDYのヘアカフ。さりげなくゴムも隠せてコスパもうれしい。ヘアカフ 各¥1,100(すべてGOLDY)
サロン勤務を経て、数多くの雑誌・CMなどで活躍するヘア・メークアップアーティスト。シンプルなのにトレンド感のある、「真似できる」ヘアアレンジが得意。
2019年『美ST』9月号掲載 撮影/藤原 宏(Pygmy Company)〈人物〉、大槻誠一〈静物〉、楠 聖子〈プロセス、静物〉 モデル/吉村ミキ、松田樹里 ヘア・メーク/菊池かずみ、大山美智 スタイリスト/柿田たみか 取材/佐藤理保子、伊藤恵美、古川延江 編集/長谷川 智、浜野彩希、長谷川千尋