小田切ヒロさんが美ST読者を大変身!メークでキャラクターは変えられる!
「メークしてもらえる権利」に当選したラッキーな読者をヘア・メークアップアーティスト小田切ヒロさんが特別にメーク!真面目な印象から抜け出せなかった読者さんがメークでキャラクターチェンジ!「メークってすごい」を実感するテクニックをあなたも体感して。
眉と肌を整えてどんな派手色も映える顔に!
性格が控えめなら華やかさは過剰なくらいで◎。眉と肌さえ変えれば、ポイントメークで華やかな色を選んでも、意外と馴染むから安心して!
「宝塚みたいになるからと避けてきたバッチリメークもやり方次第で似合うんですね。今までなりたい自分なんて考えたこともなかったけど挑戦したくなりました。」
\いつものメーク/
くすみやシミが気になるがコンシーラーを使いこなせずファンデで隠す。薄眉に少し色をオン。色を入れるのが苦手。職場の女性では最年長で20代に囲まれる環境。メークもファッションもずっと変わらずベーシックだからか、学生時代から真面目そうと言われ続ける。実は冒険してみたい。
【Point 1】大人眉は長く!太く!強く!スピーディに決めて
間延びした40代の顔は、眉毛のボリュームを足して余白を減らしバランスを整えます。やや濃い色を薄くつけるのがおすすめ。時間をかけるほど不自然になるので注意。アーチがかった女性らしい太眉を目標に。
光と影で洗練眉を作るパウダーパレット。左の濃い色をベースに使用。3D コントロール アイブロウ 02 ¥6,500〈9月6日発売〉(SUQQU)
【Point 2】ツヤとマットを塗り分けて澄んだ立体的肌を作る
ツヤのある下地を全顔に馴染ませたら、シミやくすみはオレンジ下地でオフ。ファンデは中心のみ極薄に。ハイライトで凹みと鼻根を飛ばしたら、ローライトでフェイスラインを引き締めて。均一に塗らず、中央はツヤ、側面はマットに仕上げると立体感が出ます。
A.ツヤ下地
ポール & ジョー パールファンデーション プライマー 004 ¥3,500〈9月1日限定発売〉(ポール目の下のくぼみが気に & ジョー ボーテ)
B.ファンデ
左、同 シンクロスキン セルフリフレッシング ファンデーションSPF35・PA++++ 全12色 ¥6,000〈9月1日発売〉右、SHISEIDO HANATSUBAKIHAKE ポリッシング フェイスブラシ¥5,200 (ともにSHISEIDO)
C.ハイライト
目の下のくぼみが気に & ジョー ボーテ)なる部分は光の線を作るように塗布。RMKグロースティック ¥2,000(RMK Division)
D.シェード
しっかり塗っても自然に馴染むクリームシャドウ。アイシェードトランス 02 ¥3,500(FIVEISM × THREE)
E.オレンジ下地
エレガンス モデリング カラーアップ ベース OR200 ¥4,500〈9月16日発売〉(エレガンス コスメティックス)
【Point 3】ローズのクリームチークで女性らしさをアピール
柔らかさを出すには、顔の中央広めに血色を。練りチークならしっとり馴染んでふわっと高揚したような印象に。鮮やかな色が不安ならコンシーラーで薄めて。
親しみやすさを出したいからポイントメークは赤み系をチョイス。清水さんのパーツは、華やかな色をのせても派手になりすぎる心配がないから透けるバーガンディをセレクト。左、ラプソリュ マドモワゼルシャイン 397 ¥3,800(ランコム) 中、カムフィー クリームブラッシュ 04 ¥3,200(セルヴォーク)右、大胆に塗って彫りを作って。m.m.m アイライトクッション 02 ¥3,200(コスメキッチン)
最新の美容トレンドを牽引する人気ヘア・メークさんのひとり。メークテクだけでなく、ちょっとアイロニカルなワードセンスと審美眼にハッとする美ST読者も多い。
2019年『美ST』10月号掲載 撮影/寺田茉布(LOVABLE)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 スタイリスト/鳥山悦代(One 8 tokyo) 取材/大山真理子 編集/長谷川 智