40代の【くすみ肌】を解決する16の方法【40代ビューティ迷子さんにお勧めの新作コスメ】

ベテラン美容ライター稲益がすっきり解決「40代・ビューティ迷子は新作コスメに頼りなさい」

鏡を見て、最近急に老けこんだ? と思ったら、それはどんよりくすんだ顔色が原因かもしれません。美白の域を超える最新ブライトニングケアとツヤ重視のベースメークで、春を迎えるにふさわしい輝く肌に立て直しましょう。

〈私が答えます!〉
稲益智恵子(右)
ビューティ連載を長年担当、40代に効く最新コスメを探索する日々。「滞る冬は、お風呂でマッサージ&マスク。即トーンアップします」。

〈今月の相談者〉
先崎好美(左)
どんな企画も持ち前のバイタリティでこなすSTORYライター。「美容だけはオンチすぎてお手上げ状態。この顔色の悪さ、何とかしたい!」。

【ブライトニング美白】は、40代に欠かせない肌力を上げる

稲益 先崎さんは顔色が悪いとよく言われるのが悩みなんですって?
先崎 冬の寒い時期が一番くすむんですが、ファンデを塗っていても年中顔色悪いね、と言われるんです。シミのせいかな、とファンデを厚塗りにすると余計澱んで、もう悪循環。
稲益 最近のくすみは大気汚染など原因が複雑になってきていて、従来の美白ケアじゃ追いつかないのがやっかいね。でもこの春はシミケアだけでなく、肌に瞬時に輝きを与える美容液が続々登場してるの。
先崎 美容液は使ったことがなくて。
稲益 それはもったいない! 美容液は肌力が低下する40代のカンフル剤。ぜひ投入して! エンビロン(1)は使う直前に2種のセラムを混ぜることで、輝き成分がぐぐっと浸透する新処方。コスメデコルテ(2)とクラランス(3)はブライトニング成分をたっぷり配合している次世代型美白なの。エスティ ローダー(4)は顔全体の色ムラを解消してくれてパッと明るくなるから、顔色が悪い人におすすめ。どれも面でケアしてくれて潤い効果もばっちりよ。
先崎 塗るだけで透明感が出る感じですね。
稲益 あと先崎さん、少し肌がしぼんでる? 乾燥も顔色が悪く見える原因かも。
先崎 (肌を触って)確かに潤いが足りてないかも。しかもゴリゴリしてる! いつも適当に化粧水とソンバーユをつけるくらいだから、肌をちゃんと触ったことがなくて。
稲益 むむ……それは重症。基本のケアも見直したほうがよさそうね。最近はベーシックケアも輝き重視にシフト中。クレ・ド・ポー ボーテ(5)のリニューアルした8代目の最高峰クリームは夜寝ている間に輝きを取り戻す設計で即効性あり。トランシーノ(6)の美白クリームも輝き成分がプラスされたの。それとローションを替えてみるのもおすすめね。シャネル(7)はAHA配合で角質ケアもできて、肌本来の輝く力そのものを目覚めさせてくれる感じ。ランコム(8)はオイルのとろみで潤い感がすごい。
先崎 シェイクして使うのも楽しい。潤うと肌ってふくらむんですね! ハリも出てきた。

〈ブライトニング美容液〉

(右から)
1:ENVIRON
2種のセラムを混ぜ、全方位の輝きケア
トーンアップするブライトニング成分を10種配合。エンビロン ルーセント ブライトセラム Ⅰ & Ⅱ 各30㎖ ¥14,000/Live Active カスタマーサービス(プロティア・ジャパン)

2:COSME DECORTÉ
シミの広がりを止めて、みずみずしい透明感を
コウジ酸がメラニン生成を先制攻撃しながら、独自成分が輝きもプラス。ホワイトロジスト ブライト コンセントレイト【医薬部外品】40㎖ ¥15,000/コスメデコルテ(2/16発売)

3:CLARINS
肌の酸欠状態を解消して、輝きを取り戻す美容液
大気汚染による肌の酸欠に注目。メラニンケアと酸素補給で輝く肌に。ブライト プラス ブライトニング セラム【医薬部外品】30㎖¥11,550/クラランス(3/6発売)

4:ESTÉE LAUDER
ダメージに疲れた肌のくすみをすっきり解消
2つの発酵成分とビタミンCを含む独自成分が、肌の黄ばみやくすみを一掃し、明るい印象に。パーフェクショニスト プロ ブライト セラム 50㎖ ¥14,500/エスティ ローダー

〈輝き重視の基礎化粧品〉

(右から)
5:clé de peau BEAUTÉ
極上のハリ、透明感があふれる夜用クリーム
夜の肌サイクルに着目し、輝きをもたらす最高峰クリームがリニューアル。クレ・ド・ポー ボーテ ラ・クレーム【医薬部外品】30g ¥60,000/クレ・ド・ポー ボーテ(2/21発売)

6:TRANSINO
透明感サポートがUPしたとろけるジェルクリーム
マスクのように肌を潤いで包み、透き通る肌に。トランシーノ薬用ホワイトニングリペアクリームEX 【医薬部外品】35g ¥4,000(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア(2/10発売)

7:CHANEL
角質ケアしながら輝きを与えるジェルローション
ターンオーバーを正常化し、肌トーンを整える成分を豊富に配合。色ムラのないなめらかな肌に。サブリマージュ ラ ローション ルミエール 125㎖ ¥15,500/シャネル(3/6発売)

8:LANCÔME
オイルとエッセンスをシェイクして透明肌に
酵素反応によるブライトニング効果に着目したリッチなローションがみずみずしく浸透。クラリフィック デュアル エッセンス ローション 150㎖ ¥11,000/ランコム(2/14発売)

グロウ下地とグロウファンデで、くすんだ顔色と決別!

稲益 ところで、メーク下地は使ってる?
先崎 はい! 一年中日焼け止めを兼ねてつけてます。でも、なかなか使いきれなくて。すごく前に買ったものをずっと使ってます。
稲益 それは使う量が少なすぎるのでは? せっかく塗ってるのに効果が台無しかも。下地で肌の輝きが大きく変わるから、新作をぜひ試して。しっかりUVカットしたいなら、ラデュレ(9)。NARS(10)とローラ メルシエ(12)は極上のツヤ感が出せて、潤いもしっかりキープ。ヴィセ リシェ(11)はふんわりした質感が好きな人に。ラベンダー色だから透明感がアップするの。
先崎 肌の潤いが違う。これまで下地の量が少なすぎてファンデののびが悪かったのかも。だからムラづきになってたんですね。
稲益 それはある! ベースメークはスキンケアと下地が勝負。下地でしっかりグロウ感を出したら、ファンデは極力素肌っぽく仕上がり、自然なツヤが出るタイプを選んで。ジバンシイ(13)は24時間つけてもOKなバリアファンデ。もう少しカバー力が欲しい人にはヴァントルテ(14)のスティックを。簡単に輝きが出せるのはやっぱりクッションね。SHISEIDO(16)は大人っぽいツヤのあるヘルシーな肌に。もうちょっとツヤを足したいな、というときに便利なのがルナソル(15)の部分用ファンデ。ハイライト効果で一気にメリハリが出ます。
先崎 肌に輝きを与える方法ってこんなにあるんですね。私、自信がなくて、何をやってもキレイになるわけじゃないし……と、スキンケアも適当で、目立たないためのメークをしてたけど、まずは土台を変えようとやる気が出ました。
稲益 手を掛けたぶん、肌は応えてくれるから。がんばって!

〈グロウ下地〉

(右から)
9:Les Merveilleuses LADURÉE
透明感を引き立てるブライトパウダー入り
化粧水の後は、このクリームのみでスキンケア+下地が完了し、白浮きなし。ローズ エッセンス デイクリーム 50g SPF50/PA+++ ¥5,000/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ

10:NARS
煌めきとハイライト効果でみずみずしいツヤ肌に
長く続く保湿効果と輝くパウダー仕込み。ファンデに混ぜたり、ハイライトとしても。ティンティッドグローブースター 2182(全2色)30㎖¥4,500/NARS JAPAN(2/7発売)

11:Visée Riche
ラベンダーカラーでふんわりトーンアップ
毛穴の凹凸をカバーしながら透明感をプラス。さらっとした肌触りに。ヴィセ リシェ トーンアップ プライマー 30g SPF25/PA++ ¥1,000(編集部調べ)/コーセー(2/16発売)

12:LAURA MERCIER
理想のグロウスキンを再現するツヤプライマー
繊細なパールがくすみを補整しながら、素肌のようにピュアな輝きをキープ。ピュア キャンバス プライマー イルミネーティング 50㎖ ¥4,200/ローラ メルシエ ジャパン

〈ヘルシーグロウファンデ〉

(右から)
13:GIVENCHY
みずみずしい素肌感が続くバリア・ファンデ
あらゆる外的ダメージから肌を守り、潤い、透明感が続くウォーターバーム。タン・クチュール・シティ・バーム SPF25/PA++ (全8色)30㎖ ¥6,300/パルファム ジバンシイ

14:VINTORTÉ
スティックタイプでカバー力とツヤを両立
ミネラル成分にボタニカルオイルを配合し、ツヤのある均一肌に。ミネラル UV スティックファンデーション SPF50/PA++++( 全1色)13g ¥3,600/soar/ヴァントルテ

15:LUNASOL
水ツヤを肌に盛る部分用ファンデーション
3種のバームにグロスオイルを配合。目の下の▽ゾーンにのせて今っぽい肌に。ルナソル グロウイングトリートメントリクイド (全3色)¥3,200/カネボウ化粧品(2/14発売)

16:SHISEIDO
ツヤと潤いが続くクッションファンデ
光を操り、いきいきとしたシアーなツヤ肌に導く。シンクロスキングロー クッションコンパクト SPF23/PA++ (新3色、既存3色) ¥4,500 ケース¥1,200/SHISEIDO

撮影/五十嵐 洋〈静物〉取材/稲益智恵子
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