コミュニケーションツールとして今や欠かせない“LINE”。そんななか、会話のようにリズムよく返答できるよう、派生＆簡略化した略語が増えてきているんです。

そこで今回は、18～24歳の男性を対象に“略語LINE”に関するアンケートを実施。送られてきて戸惑ったLINEをこっそり暴露してもらいました。

あなたも送られてきて戸惑ったことはありませんか？

彼を戸惑わせてしまうかも!? 男性に聞いた「略語LINE」5つ

（1）ほんとすこ＝本当に好き

「同じサークルで気になっていた後輩の女のコから、バレンタインデーの日に『先輩、ほんとすこ』とLINEが来た。でも、そのときはぶっちゃけ意味が分からなくて、『はぁ？』と返信してしまったのが運の尽き。『何でもないです（笑）』とかわされてしまった。せっかく交際に発展するチャンスだったのに！」（私立A大学4年生）

タイプミスから生まれた「すこ」は好きを意味する言葉。あなたもSNSで「ほんとすき（本当に好き）」「これすこ（これ好き）」なんてコメントを見たことがあるのでは？

でも、相手が言葉の意味を知らないと、今回のケースのように残念な結果を招いてしまうことも……。大事なシーンでは略語は控えましょう。

（2）好きピ＝好きな人

「気になる女のコをデートに誘ったら、『今日は好きピとご飯に行くから無理！』って断られて……。もう俺にはチャンスはないと落ち込んでいたら、好きピ＝仲良しの友人だと判明してホッとしたことがある。生きた心地がしなかった数日間をどうしてくれるんだ！」（建設業界勤務24歳）

「好き」というワードを見ると、どうしても異性の「好き」を連想してしまうもの。でも、好きなピープル（people）を略した「好きピ」には、恋愛感情を持った相手だけでなく、仲の良い友人や芸能人も含まれます。

でも今回みたいに、「好きピとご飯に行く」とLINEすると、「彼氏できたの？」と彼をガッカリさせてしまうこともあるので、なるべく避けたほうがいいかも……。

（3）彼ピッピ＝友達以上恋人未満

「授業もサークルもいつも一緒で、仲良しの女のコに思い切って告白したら、『〇〇くんは、私の彼ピッピだよ』と返信がきて舞い上がっていたら、彼ピッピが友達以上恋人未満だと知ってガッカリ。頼むから紛らわしい表現で、オトコ心をもてあそばないでくれ！」（国立C大学3年生）

彼氏を可愛らしく言い換えた「彼ピ」という言葉。でも、もう1つ“ピ”が増えた「彼ピッピ」になると、少し意味が変わってくるんだとか。

彼ピッピとは恋人にするには物足りないけれど、友達以上の特別な関係。「彼ピ＞彼ピッピ＞好きピ」と、使いこなすのは案外難しそうですね。

（4）陽キャ／陰キャ＝社交的／陰気

「合コンで知り合った女のコと趣味の話をしていたら、『〇〇くんって、意外と陰キャだね（笑）』とサラッとLINEで言われて傷ついた。陰湿でネガティブな感じがするってことでしょ？」（私立K大学3年生）

「陰キャ」と言われると、どうしてもネガティブなことを考えてしまいがち。LINEを受け取った男のコは、「俺って恋愛対象外なんだ」とガッカリするそうです。

気になる男のコには、コミュニケーション能力が高く、社交的な人を意味するほめ言葉「陽キャ」を送ってみて！

（5）〇〇み＝最新の形容詞

「仕事の愚痴をLINEしたとき、『わかりみが深すぎる』と返信が来て、まったく意味が分からなかった。いや、彼女の表現が気持ち悪くて、理解したくないっていうのが本音かも」（公務員23歳）

学校で習う形容詞といえば、「〇〇い」「〇〇な」ですが、今ドキの形容詞は「〇〇み」が語尾につくんだとか！　たしかに「ありがたみ」や「たのしみ」があることを考えると、“理解不能”ではありませんよね。

ただし、真剣な話をしてきた彼に「わかりみが深すぎる」とLINEするのはちょっと危険！　思わぬ怒りを買ってしまうこともあるので気をつけましょう。

このほか、“おはよう×お疲れさま”を組み合わせた「おはあり」や、SNS上のお気に入りを意味する「ふぁぼ」など、スピード感があって便利な略語LINEがたくさん！

でも、「解読不能」「普通に送ってほしい」が男のコたちの本音です。特に交際前の異性には、控えておくのが賢明かも……？

文／mook　画像／PIXTA（ピクスタ）（kou、rainmaker、Pangaea、mvpda）　アンケート回答者／18～24歳男女