人気ブランドまでおもしろアートにした奇才トム・サックスが今度は日本文化をアートに!

毎日、仕事や育児に奔走するママたち。ちょっと自分を取り戻したいなと思ったときは、静かにアートを楽しむのもひとつの手ですよね。
この春は注目の現代アーティスト、トム・サックスの個展が日本にやってくるので、話題の展覧会を見ながら、特別なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

プラダの手描きロゴが施された便器を作ったり、エルメスロゴを模した包装紙でマクドナルドのバリューセットを包んだりと、ユーモアのある作品を発表してきたトム・サックス。私たちにも馴染みの深いモノのイメージを一変させ、見た人に鮮烈な印象を残す作品を発表してきたアーティストです。世界的なハイブランドも彼のアートを高く評価していて、現代アート界の注目的存在となっています。

そんな彼は、過去にハローキティをモチーフにした彫刻作品を発表するなど、日本の文化を深くリスペクトしているそう。そしてこの春は、茶会や盆栽など伝統的な日本文化をテーマに取り組んだ個展を東京で開催。外国人である彼の目に映るユニークな日本の姿は、アートに詳しくない人でも楽しめるはずです。

《Bonsai》 2016 /《Stupa》 2013 ©Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery

《Kabuto》 2015 ©Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery

《Tea House》 2011 ©Tom Sachs Courtesy of Tomio Koyama Gallery

思わずクスっと笑ってしまうような兜など、ユーモア溢れるアートが満載の本展。アクセスの良い初台・東京オペラシティアートギャラリーで4/20(土)〜6/23(日)まで開催しているので、仕事帰りに、10連休のGWに、梅雨どきのお出かけにぜひ一度訪れてみてください。

六本木の小山登美夫ギャラリー(http://tomiokoyamagallery.com/)、駒込の東京スタデオが運営するKOMAGOME1-14cas(https://www.tokyo-studio.co.jp/cas)、ビームス 原宿(https://www.beams.co.jp/)の3会場でも展示やポップアップストアが展開されます。

■トム・サックス
1966年ニューヨーク生まれ。ロンドンの建築学校とベニントン大学を卒業後、建築家フランク・ゲーリーの事務所で家具制作に携わる。世界各地で数多くの展覧会に参加。ニューヨークのイサム・ノグチ美術館、ホイットニー美術館、オルブライト=ノックス美術館、ミラノのプラダ財団、ベルリンのグッゲンハイム美術館など。

 

■トム・サックス ティーセレモニー

会期:4/20(土)〜6/23(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間:11:00〜19:00(金・土は〜20:00)/ 最終入場は閉館30分前まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日、ただし4/30は開館)
入場料:一般¥1,400、大・高学生¥1,000、中学生以下無料
お問い合わせ先:03-5777-8600
http://www.operacity.jp/ag