夏に向けて初キャンプを計画している方に向けたシリーズ。第7回からは、テントやタープ以外のさまざまなアイテムがテーマ。
キャンプにはさまざまな道具が必要ですが、初めてのキャンプでいきなり道具をすべて揃える必要はありません。まずは必要最低限のものを購入して、あとはレンタルするなどして、少しずつ揃えていくのが楽しみの一つでもあります。
編集部が最大星3つでマスト度を採点しましたので、ぜひ参考に!
今回ご紹介するのはリビングセット。くつろぎ感を重視すると、やはり近年人気の「ロースタイル」がおすすめです。
1.テーブル【★★★ 星3つ】
食卓として、またくつろぎのひとときに使うテーブル。利用人数に合わせた大きさ、収納のしやすさのほかに、「ハイスタイル」「ロースタイル」と高さもセレクトのポイントに。焚き火などを楽しみやすいロースタイルが近年のトレンド。
おすすめは…
ロゴス Tracksleeper ディナーテーブル 12080
鉄道の枕木をイメージした天板と、線路をイメージしたフレームの重厚感あるシックなデザイン。ハイ・ローの高さ調整可能で、脚部を天板内部にすっきりと収納でき、持ち運びも簡単。W120×D80×H68/35㎝ ¥10,900
脚を内側に折りたたむだけでコンパクトにたためます。
収納時の大きさは、83×62×7cm。
シーンに応じて脚部分を継ぎ足すこともできるのがうれしい。
2.チェア【★★★ 星3つ】
チェアの高さはテーブルに合わせて選ぶ必要があります。またキャンプ時にいちばん長く過ごす場所でもあり、座り心地も重要。人数分欲しいものなので、持ち運び時のコンパクトさもポイントに。
最近はかなり小さく収納できるものが増えてきているのがありがたい!
おすすめは…
ロゴス Tradcanvas ワイドバケットチェア
上質感のあるキャンバス風生地を採用したバケットタイプのチェア。ハンモックのような座り心地で、ワイドサイズだから長時間座っていても疲れにくいデザイン。収納バッグ付き。W68×D66×H83㎝(座面高46㎝)¥7,000
フレームの組み立ては初心者でも簡単。
収納時のサイズは、驚きの38×12×14cm。
3.ベンチ【★★☆ 星2つ】
チェアよりもゆったりしていて、使ないときは荷物置きとしても使え、デザイン性が高いものが多いベンチ。折りたたみ可能でコンパクトに収納できますが、チェアに比べるとやはりかさばる分、星は一つ控えめにしていますが、ミニバンユーザーであればまったく問題なく積めるはず。
おすすめは…
Tradcanvas チェアfor2
高い背もたれとワイドな座面が特徴。腕になじむ木製アームレストを肘掛けに採用し、キャンバス地のような風合いの生地は、パッド入りで座り心地も快適。W112.5×D66×H90㎝(座面高39㎝)¥12,700
組み立て、折りたたみはこのようにワンタッチでラクラク。
収納時のサイズは、112.5×79×13cm。
今回はコーディネートを重視して同一ブランドの商品を紹介していますが、近年各ブランドともかなりの商品数をラインナップしています。
3人家族でキャンプに行く私は、ベンチはいわゆる「鹿ベンチ」と呼ばれるキャプテンスタッグ の黒、チェアはヘリノックスのタクティカルチェアの黒と、色で合わせたりできるのもいいところ(テーブルは10年選手のコールマンなので、買い替えを検討中)。
これからゴールデンウィークにかけて、時間だけはたっぷりありますので、webサイトとにらめっこして、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか。
取材/村松美幸 構成・文/小松伸司
Mart6月号別冊付録
「今年こそキャンプをはじめたい!」と思い立ったとき、とりあえず読んでおけば間違いない本 より
【こちらの記事もおすすめ】
【Mart白書】キャンプブーム加速!でも始められない人の悩みとは?
お風呂もトイレも綺麗!「高規格キャンプ場」なら安心して使える
超人気!DOD「カマボコテント3」の設営は簡単?編集長もチャレンジしてみた件
コテージだって気分はバッチリ!快適に過ごせるおすすめキャンプ場
キャンプ初心者にオススメ!設営が超簡単なロゴスのワンポールテント&タープ
キャンプの満足度を左右する「寝心地」保証グッズだけは押さえておきたい!