vol.02-4 柴田陽子さんの、女性らしさを象徴するアートコレクション。
柴田陽子事務所こと「シバジム」の壁には、至る所に大きな絵画が飾られている。強い女性像を表すものや、ファッション感を感じさせるものなど、どの作品も女性をテーマにした作品ばかり。事務所、自宅、別荘のある軽井沢と、自分が過ごすそれぞれの場所にテーマを設け、インテリアとバランスを取れるようなアートをコレクションしているという。女性社員がほとんどという「シバジム」のオフィスには、女性にまつわるアートを選んでいるのだという。絵画は、年に一度のペースで新しいものを買い足す。その時の気分が投影されることも多いが、逆に偶然にも出合った絵画から気づかされることもある。ハッとさせられたり、和まされたり。アートが持つ不思議な力もまた、柴田さんの日々のエネルギーに変換されているのかもしれない。
ファッションブランドにも投影される、やさしい女性像
70年代に活躍をした画家、ペギー・ホッパーの人物画。ロサンゼルスで生まれ、後にハワイに移り住んだ女性画家で、柔らかな印象のポリネシア女性を多く描いている。いつかハワイ島に住みたいという夢をもつ、柴田さんのお気に入り。透明感と奥行きのある、子どもの世界
空気を変えてくれる、女性画家の抽象画
オフィスにファッション感たっぷりの作品を
会議室には、パリで活躍をしていた日本人画家、Masahito Hiranumaの作品が飾られている。ブラックパンツやロングブーツなど、ファッションにもインスピレーションを与えてくれるようなエネルギッシュな作品。Profile
柴田陽子
神奈川県出身。外食企業、化粧品会社を経て「柴田陽子事務所」を設立し、数々のコンサルティング業務を請け負う。2013年にファッション ブランドBORDERS at BALCONY(https:// www.bordersatbalcony.com)を立ち上げる。近著に『勝者の思考回路』(幻冬舎刊)がある。
vol.02-1 一緒に成長、私を語る〝時計〟のはなし
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vol.02-3 柴田陽子さんの女性を美しく見せる「ブラックパンツへの愛」
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vol.02-4 柴田陽子さんの、女性らしさを象徴するアートコレクション。
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撮影/HAL KUZUYA ヘア・メーク/久保フユミ〈ROI〉 取材・文/須賀美季 編集/渋澤しょうこ
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vol.01-2 ステディアイテムは 「思いがこもった“ひとつ”をずっと大切に」
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vol.01-3「感じるままに選ばれた、多様なアートコレクション」
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