BRUNOのホットプレートで何をつくっていますか?たこ焼き?パンケーキ?じつは、もちもちでふかふかのパンも焼けるって、ご存じでしたか?
今回は2種類を同時調理ということでハーフプレートを使って、ハーフ&ハーフのちぎりパンに挑戦しましょう。
ちぎりパンを焼くコツとは?
今回は、「基本のプレーンパン」をベースにしてアレンジするつくり方を紹介します。スクエア型のBRUNOでつくる場合は、セラミックコート鍋を使用してください。同量でつくれます。
【つくり方のポイント】
1.材料はすべてホームベーカリーで混ぜます。バターは、一度つくってみて足りないと感じたらお好みで増やせばOK。バターを増やすとリッチな味わいになりますが、生地が扱いづらくなるので注意が必要です。
2.ホームベーカリーにすべての材料を入れて、「生地コース」を使って1次発酵まで終了させます。材料は室温に戻す必要 もなく、すべて機械がしてくれるので簡単。もし手元にない場合は、オーブンの発酵機能でも1次発酵ができます。
3.生地を18等分にして丸め、厚めのふきんに挟み込んで20分ほど休ませます。生地はカットしている間も乾燥するので、順に濡れぶきんをかぶせましょう。生地をくっつけるときは、切り口同士を合わせるとまとまりやすいです。
4.手のひらを使って丸めなおします。表面にシワがなく、つるんとなめらかになっていればOK。具材を中に入れる場合は、ここで薄くのばして材料を巻いたりします。作業中も発酵が進むため、手際よくするのがポイント。
5.生地がくっつかないようにすき間をあけて並べ、蓋をして2次発酵をさせましょう。片面を焼き終えたら、フライ返しで裏返してから再びプレートに戻して、両面がパリッとするまで焼きます。いい香りが部屋いっぱいに広がりますよ。
上記のポイントを押さえた上で、第1回の今回は…
基本のプレーンパン&黒ごまパンをご紹介!
1.基本のプレーンパン
材料(ハーフプレート2枚分)
強力粉 ……300g
砂糖……30g
塩……5g
スキムミルク……10g
ドライイースト……6g
水……165㎖
卵……30g
バター(無塩)……45g
つくり方
1.すべての材料をホームベーカリーに入れ、1次発酵が終わったら生地を取り出す。
2.1の生地を18等分(1個約30g)して丸め、ふきんなどに挟み20分ほど生地を休ませる(ベンチタイム)。
3.ハーフプレートをセットし、空のまま設定温度をMEDにして30秒予熱する。
4.2の生地を丸めなおし、3に並べて、蓋をして設定温度をOFFにし、30分発酵させる(2次発酵)。
5.4の蓋をしたまま、設定温度をLOWとMEDの間にして30分焼く。
6.5 の生地を裏返し、蓋をしてさらに15分焼く。
2.黒ごまパン
材料(ハーフプレート1枚分)
基本のプレーン生地 ……上記の半量
黒ごま ……35g
トッピング用(黒ごま、卵白) ……各適量
つくり方
1.基本のプレーンパンの生地半量に、黒ごまを混ぜ込み、丸めてボウルに入れる。30℃のお湯を入れたボウルに、生地の入ったボウルを浮かべ約30分発酵させる(1次発酵)。
2.1の生地を9等分(1個約35g)して丸め、ふきんなどに挟み30分ほど生地を休ませる(ベンチタイム)。
3.ハーフプレートをセットし、空のまま設定温度をMEDにして30秒予熱する。
4.2の生地を丸めなおし、表面に刷毛で卵白を塗り黒ごまをかける。3に生地を並べて、蓋をして設定温度をOFFにし、30分発酵させる(2次発酵)。
5.4の蓋をしたまま、設定温度をLOWとMEDの間にして30分焼く。
6.5の生地を裏返し、蓋をしてさらに15分焼く。
教えてくれたのは…
鮓本美保子さん
Martで活躍中のフードコーディネーター。2人のお子さんのママでもあり、みずからもBRUNOのホットプレートを愛用。パンやスイーツづくりの腕前にも定評あり。「ウインナーに生地を巻いたり、シナモンやレーズンを入れてシナモンロール風にするなど、アレンジは本当に自分次第。お好きなパンをつくってください」。
編集/玉置晴子
『〜毎日のごはんがイベントになる〜BRUNOホットプレートBOOK』より