マスク姿もオバさんにならない!元気でオシャレに見える【ひっつめ】ヘアのコツ4つ
マスクが重苦しいので顔周りをスッキリさせたい! そんな時はヘアアレンジ。定番はひっつめ=ポニーテールですが、工夫せずそのままやると、生活感溢れるオバさんヘアに……。元気に、オシャレに見えて、もちろん自分でも簡単にできるコツは? プロのヘアメークさんに聞いてみました!
これがお手本!華やかな高めひっつめならオバさんに見えない
目指したいのはこんなひっつめ。ただの一つ結びでもちょっとしたテクニックで見違えます。マスクをしていても決して病気には見えず、女性らしい華がある! 後ろ姿年齢-10歳。
こんなひっつめは老けて見えます!ただの一つ結びは生活感のもと
ただゴムで束ねただけのやりがちひっつめ。スッキリしているもののタイトにまとめすぎて、何だか地味。「これから作業します!」という感じにしか見えません。素敵に見せるためのポイントを押さえていきましょう。
【ひっつめのコツ①】面倒でもアイロンで軽くと全然違う!
華やかさのためには、面倒でもヘアアイロンで髪に動きをつけるのがやっぱり大事! 結ぶ前に、アイロンを横に入れて巻く平巻きでウェーブ作り。横は2~3、後ろは左右4ブロックに分けて巻きます。適温は低めの40℃ほどで髪を傷めないように。巻いたらスタイリング剤を小指の第一関節くらいの量をとり、手のひらで温めてからクシュクシュ髪に揉みこみます。
ヘアメークさんのおすすめはコレ。すっぴん髪のまま束ねるとパサつきが気になるので、シアバター配合のスタイリング剤で髪の潤いを高め、広がりを抑えて。甘い香りが時間とともに3段階に変化して癒されるこのバームは体にも使用可能なマルチタイプ。髪につけたあとの残りは手指の保湿に。
【ひっつめのコツ②】小顔効果あり!もみあげの後れ毛は必須
顔まわりにニュアンスをつけて小顔に見せてくれる後れ毛は重要。崩れ防止のため、髪を結ぶ前に耳元の毛を少し引き出して残しておきましょう。
【ひっつめのコツ③】高めの位置で結ぶ!頭頂部を盛ってさらに元気に
元気な印象に見せたいから、アゴから耳の延長線上を意識した高めの位置で結びます。大人世代になるとトップがつぶれがちなので、コームの先端など細いものを使って頭頂部の毛を少しずつ押し上げて。
【ひっつめのコツ④】ピン1本あればできるゴム隠しで見違える
やれば必ずプロっぽく見えるテクがこれ。毛束の一番下の毛を少し拾って、結び目にくるくる巻き、ピンを上から刺してゴムを隠します。飾りつきのゴムなら可愛いですが、普通のヘアゴムだと生活感が出るので、このひと手間が重要。
これで完成!品のある大人のポニーテールに仕上がりました
アイロンで巻いた動きのある髪や、耳元の後れ毛が華やかさを演出。マスクで顔が隠れていても目元が印象的に見えて、美人度アップ。立体感のおかげで、どんな角度からでも頭の形が良く見えます。薄毛、パサつき、うねりなど大人ならではの悩みもカバー。
同じひっつめでも違う人みたい!オシャレで元気に見違えた
比べてみると一目瞭然! メークやマスク、服は変えていないのに、髪をちょっと工夫しただけでこの違い。たった4つのコツで「ひっつめ」とは言えないレベルのヘアアレンジになりました。ご近所はもちろんお出かけだってできそうです。
ひっつめが素敵になる4つのコツを紹介しました。全部でなくても、何か一つやるだけでガラッと印象が変わります! まだまだ続きそうなマスク生活を快適にするためにも、取り入れてみてください。
青山のヘアサロン_TREEに勤務。読者モデルのヘアメークに定評あり。それぞれの悩みに寄り添いながらプラスアルファを提案してくれます。
現在は予約のみで受付中(電話やネットで要確認)。港区北青山3-7-1 KKビル2F ☎03-5778-3351
撮影/高木 真 モデル/吉澤麻希子(TEAM美魔女) ヘア・メーク/七浦彩香〈_TREE〉 取材/兵藤美香 編集/矢實佑理
暑い夏がやってきました。今年は長雨で気温があまり高くなかったのに慣れて、いきなりアイメークが崩れて困っている人も多いみたい。そこでプロのヘアメークさんが愛用する「落ちない目元のプチプラコスメ」3点を紹介!汗に強い?大人世代でも使える?実際に検証してみました。マスクの制限はあるけれど、目元だけは涼やかに、アイメークでこの夏を楽しんで!
2020年8月11日 20:00