2週間で3.9㎏減!【こんぶ茶ファスティング】で快腸ダイエット
週に2回夕食をこんぶ茶に置き換えするだけのダイエット。暴飲暴食は味覚の異常が大きな原因。こんぶ茶に含まれるうまみのパワーで味覚がリセットされます。
うまみで〝デブ味覚〟をリセット!脳が満たされるからやせていく
毎日朝一番にこんぶ茶を飲み、週に2回夕食をこんぶ茶に置き換えるだけ。朝一番にこんぶ茶を飲むと含まれるグルタミン酸をはじめとしたさまざまな栄養成分が脳を満足させるので約2週間で味覚がやせ味覚にリセットされます。
医学的にエビデンスのあるダイエット方法を次々に発信。日本のダイエットトレンドを引っ張る存在。自身のダイエット経験を踏まえ悩みに寄り添ってくれるドクター。
昆布のココがスゴイ!
・ 基礎代謝をアップして脂肪を燃焼
・ 腸内環境を整え免疫力アップ
・ コレステロールの増加を防ぐ
昆布にはダイエット効果がたくさん。豊富なミネラルで心身の調子が整い、うまみ成分のグルタミン酸が胃に送られると副交感神経のスイッチが入りストレス食べを防止。不溶性・水溶性の食物繊維で血糖値の急上昇も防止。
こんぶ茶の作り方
①出汁昆布をキッチンバサミでなるべく細かくカット。市販の切り昆布でも。②ミキサーかミルサーで粉末状に。③粉末状になったら密閉容器に入れて保存を。小さじ1杯を熱湯に入れ1分待てば完成。市販のものは塩分が強いので1日1杯までに。
2週間で3.9㎏減!毎朝快調なお通じ!代謝がよくなり汗が出やすくなった
板昆布をカットしてミキサーにかけるのですが、意外と細かくならない……。昆布が乾燥するようレンチンしたら細かいパウダー状になりました。4日目、普段から便秘気味だったのですが毎朝快調なお通じがきていることに驚き。夕食の置き換えにもトライしました。熱々のこんぶ茶をふーふー息を吹きかけて冷ましながら飲むと、深い呼吸の効果で副交感神経が優位になって空腹感がまぎれるとか。寝る間際にももう一杯飲んでから就寝。昆布粉は味噌汁をはじめいろいろな料理にも積極的に使用。家族からの評判もいいんです。1週間経った頃から、薄味でも素材の美味しさが感じられるように。夕食を置き換えた翌日は体重が着実に減少します。9日目、軽い家事や入浴ですぐ汗ばむように。代謝が上がったかな? 夕食の置き換えの際はチップ状にした昆布を入れたこんぶ茶を作りお湯でふやけた昆布を噛んで口さみしさを解消します。2週間経った頃、間食が減ってお菓子の買い置きが減っていないことに気がつきました。14日目に計測すると自分でも驚くくらい体重が減!うまみたっぷりのこんぶ茶ファスティングは思いのほかお腹も空かずに乗り切れました。(挑戦したのは……冨塚麻美さん 37歳 会社員)
2020年『美ST』9月号掲載 撮影/楠 聖子〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 ヘア・メーク/サイオチアキ(Lila) 取材/佐藤理保子 編集/長谷川 智