40代・大人の京都旅【第2回】これから行くなら、今注目のヘリテージ(遺産)を再生したNEWオープンのホテルに泊まりたい!②
昨年からオープンラッシュの京都のホテル。大人が泊まるならただラグジュアリーなだけでなく、そこに京都ならではの歴史や文化を感じられるホテルがオススメです。2回目の今回は京都の中心にオープンした、アクセスも抜群のホテルをご紹介。リピーターも久しぶりに京都を訪れる人も、必ず満足できるはず。
【第2回】100年の歴史を刻む「旧・立誠小学校跡地」を活用。 京都中心地の街の魅力を満喫できる新しい大型ホテルが誕生!
西洋のデザインと日本の美意識が融合した大正時代後期に開校した立誠小学校。1927年竣工の京都最古のコンクリート建築の貴重な校舎の一部を保全・再生し、新築棟と合わせて伝統文化・地域文化を積極的に取り入れた京都の街と歴史と共存する大型ホテルがオープンしました。「外気を感じる」という施設特長どおり、京都河原町駅から徒歩3分、祇園や先斗町、錦市場などの観光地やグルメ街、史跡などさまざまな京都の魅力を堪能できる利便性に優れたエリアに位置していて、街の賑わいもアメニティのひとつになっています。
懐かしくも新しい!個性豊かな客室タイプが揃っています
築93年の校舎をリノベーションした「Schoolhouse棟」は、高い天井や開放感ある大きな窓などかつての教室の面影を残す客室。部屋からも京都の四季の移ろいを感じられます。
ホテル最上階、テラスも楽しめる大パノラマのレストラン&バー
Anchor Kyoto/アンカー キョート(全134席)
8F 東山の緑豊かな山並みを一望できるオールデイダイニングレストラン。 80mにおよぶ開放的なテラス席からは清水寺や、夏には大文字焼きも見ることができます。 四季折々の景色を楽しみながら料理とワインのマリアージュを楽しんで。
宿泊者専用パティオで過ごす、贅沢なひととき
ワインやソフトドリンクなどが無料で楽しめるほか、ライブラリーコーナーには本が約100冊。焚き火の炎と薪の燃える音に包まれて、たっぷり癒しを満喫できそう。
小学校だった当時の息吹を感じられるリトリートルーム
立誠小学校時代、道徳や礼儀作法を教育する場だった「自彊室(じきょうしつ)」を「リトリートルーム」という名で再生・活用。様々なアクティビティが行われます。
ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC 京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2 ☎075-256-8955 地上8階建/客室数184室/敷地面積約4,938㎡ レストラン&バー、ラウンジ&パティオ、リトリートルーム、フィットネス、他 宿泊料金:1名¥12,886~ <Essential Room>(1名1室利用時/税サ込・宿泊税別) 開業:2020年7月21日
次回、第3回は清水寺近くにオープンした「これぞ京都!」を感じられる、景観の素晴らしいホテルをご紹介します。
取材/浦崎かおり 編集/佐久間朋子