本当に必要?「ラベリング」の上手な使い方を考える

家族が家で過ごす時間が増えたからこそ、快適に過ごす工夫やアイデアが必要。収納場所の「ラベリング」もその一つです。

「どこにあるの?」と頻繁に聞かれてイライラしない、そして家族みんながムリなく続けられる「ラベリング」のアイデアを達人から教わりました!

【1】「覚えるまで」貼る一時的なもの!

整理収納アドバイザー・渡辺ひさのさんの場合

ラベルがなくてもOKになった夫の段

何か増えても夫のものは、すべてこの段に。以前は「パパ」とラベリングしていましたが、なくてもわかるようになったのでは剝がしました。

家族の動作別にボックス分け&ラベリング

キッチン近くで必要なものを分別した家事ボックス。

ゴミ袋やガムテープなども同じボックスに入れ、ここを開ければゴミ捨てが完了する仕組み。

 

家族の緊急書類だけはしっかり系ラベリング

子どもの具合が悪くて病院に。そんなときも「医療関係」の段を引き出せば持って行くべきものがセットされているように。これで、夫も混乱なしに。

【2】「使うシーン」を書いて印象付け

Mart公式アンバサダー Martist
三木芽久美さんの場合

牛乳パックを有効活用

リビングの引き出し2つを、文房具入れと救急箱にしている三木さん宅。ぴったりサイズの牛乳パックで内容ごとに分類。

【子どもにもわかるシーン分け】「血が出た」「肌がカサカサ」など、症状を手書きでラベリング。小学生の息子さんたちも自分で考える力をつけています。

【汚れたら変えればいい】文具のところなどは特に汚れてくるので、気になったら新しい牛乳パックとチェンジ。この気軽さも続けられている理由。

【在庫見直しも簡単】季節や子どもたちの成長に合わせて置き場所を見直したり、在庫や使用期限などを確認しています。

 

【3】おしゃれさより「わかりやすさ」

岡宮晴子さんの場合

家族別のシールで分ける

洗面所の引き出しは、下着やパジャマなどを収納。自分で描いた似顔絵と色分けシールで手づくりのラベリング。

手書きのイラストと文字が最強

似たようなコップ類は文字+視覚でわかりやすさアップ。イラストを入れたらみんなが元に戻せるように!

\おすすめのラベルはこれ/

Seria マスキングスティック シール ネオン パターン 48片 ¥100(Seria)

DAISO タックシール  キレイにはがせる タイプ 50枚入 ¥100(DAISO)

Seria ポイントシール 20㎜ 160片 ドット&チェック ¥100(Seria)

 

明日は「掃除しやすい・使いやすい『洗面所・お風呂場の浮かし収納』」についてご紹介します!お楽しみに。

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撮影/中林香、志波慎寿介(静物) 取材・文/新里陽子 構成/Mart編集部

2020年12月号
見える・ 浮いてる・動かせる でストレスが消える! 私に、家族にやさしい”新しい収納様式”! より