【コマブロ Vol.43】懐かしの雪組

皆様4月になりましたねぇ   4月といえば、お花見!! と思いきや、今年はだいぶ早く桜が咲いた気がします🌸     トレーニング帰りに少しだけ目黒川をお散歩してみました。 お花見はできないけれど、桜を眺めながらの散歩が大好きです。 先月は宝塚音楽学校受験があり、私も受験をする子の相談にのってあげたりしながら、受験に向けて頑張る姿を見て懐かしい自分の受験時代を思い出しました。   宝塚音楽学校は二年間。 予科生、本科生という学年を経てやっと宝塚歌劇団に入団ができます。   宝塚音楽学校に入れるチャンスも中3から高3まで。本当に狭き門ですね。   また4月から新たなタカラジェンヌが誕生すると思うと、歴史ある宝塚の重みを感じます。   さて、 先日雪組公演を観劇してきました。 今日は珍しく観劇レポを書いてみようとおもいます。       今回は雪組トップスター望海風斗くんのさよなら公演。 その他にも私が沢山沢山想い出のある仲間たちの卒業公演でもあり、観劇前から涙がでるのを心配しながら劇場に向かいました。 普段は楽屋から客席に行く私もこの時期は皆様と同じように劇場の入り口から赤いじゅうたんのらせん階段を上がり客席へ。   宝塚は劇場に入った瞬間から観劇が始まるんだなと実感しました。     さて、 一幕は 『f f f -フォルティッシッシモ-』歓喜に歌え! 作・演出/上田 久美子先生   上田先生ことくーみんは、宝塚時代になかなか作品ではご一緒できなかったのですが、演出助手としてくーみんが入らていた作品の時によく夜のお稽古場で語りあったものです。   とにかく頭がきれる!そして作品をよくする為にとにかく納得がいくまで語り尽くしてゆく先生というイメージです。   望海くんことだいもんの卒業らしい厚みある歌の数々、芝居の雪組といわれる雪組生が一丸となって作り上げた熱い音楽をテーマにした作品は、くーみんや雪組の仲間たちがこの大変な時期の中、作品を熱く作り上げた背景がぐっとくる。そんな作品でした。   やはり歌唱力といいハートある舞台を観るとワクワクするものですね。   専科時代にお世話になりました一樹千尋さんもチャーミングで存在感があり本当に素敵でした。     二幕 『シルクロード~盗賊と宝石~』 作・演出/生田 大和   私の退団公演で、素晴らしいミュージカルを作られた生田先生の初のショーデビュー。   だいもんと私が 雪組の「ひかりふる路」という作品で、毎日のように生田先生と共に作品ととことん向き合った日々がよみがえりました。   ショーの中で幕開けに登場した盗賊達が、今回宝塚を卒業する雪組の仲間達という、これだけで涙が溢れる演出。   今回ショーの男役さんの衣装がとても素敵で、特にロングコートのシーンはダンスも場面も色気があり好きな場面でした。   卒業後にもお世話になっている川崎悦子先生の振付の場面も先生のこだわりを感じ、格好良かったです!   そしてなんといっても黒燕尾の群舞。   これははずせません! 男役の醍醐味です。   観劇後の私は、完全に自分も出演していたんじゃないかと思うほどの脱力感。   宝塚の仲間、演出家の先生、スタッフの方々の顔を思い浮かべながら、熱い舞台を観劇できて本当によかったです。   観劇レポはやはり熱くなりますねぇ。 またなにか観劇した際はコマブロに書いていこうと思います。   4月から新しいスタートをきる方々も多いと思いますが、温度差も激しい季節です。 皆様もお体に気をつけてお過ごしください♪
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