【レシピ】料理家ワタナベマキさんの「私の愛するすり鉢レシピ」⑰
料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。
定番の鯛の胡麻よごしに黒酢のコクをきかせ、より鯛の旨味を引き立てる味わいに。
つまみにしても、今回のようにお茶漬けにしても。
鯛の胡麻よごし お茶漬け
【材料】2人分
鯛(刺身用)150g
A
白いりごま…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
黒酢…小さじ2
塩…ひとつまみ
大葉…適量
ごはん、だし汁…適量
1.鯛はペーパーで水けをおさえて、約7mm厚さのそぎ切りにする。
2.すり鉢にAを入れてすりこぎなどですり混ぜ、1を加えてさっと和える。
3.器にごはんを盛り、2、せん切りにした大葉をのせてだし汁をかけていただく。
「暑くなってきたら冷やしただし汁をかけて、冷やし茶漬けにしてもおいしいですよ。大葉はたっぷりとのせると、シンプルな料理も味にメリハリがつきます」
前回の記事はこちらから(山椒のおかず味噌おにぎり)
【PROFILE】
ワタナベマキ:料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。著書多数。新刊は『ワタナベマキの10の定番弁当』(扶桑社)。
Instagramアカウントは@maki_watanabe
撮影/馬場わかな 文・構成/高田真莉絵