「YouTuberがうらやましい。でも実際のところ大変なのでは?」話題の40代YouTuberにアンケートしました
このジャンルだったら私もやってみたい!と思うこともあるYoutube。でも、実際のところは? 話題のYouTuber、4名にアンケート形式で聞いてみました。 これから始めてみたいという方は、是非参考に!
★<COSME> #Yuki.アラフォーから綺麗になる
★<LIFESTYLE> #muji seikatsu
★<COOKING> #ななひたち<5児・40代主婦>
★<FASHION> #ワカサチャンネル
YouTubeの代表作
思いの外バズったのは、『ユニクロUのエアリズムコットンオーバーサイズTの襟のよれを直す』。主人の悩みを企画にしてみたら思わぬ反響で、新たな発見でした。
デビューした時期:2020年2月
現在の登録者数: 1万人
投稿頻度: 月に3~4本
1本の動画に費やす時間:
撮影に3時間、編集に10時間くらい
設備投資額:
初めはiPhone8Plusで撮影。照明、マイクで計5万円くらい。編集はパソコンで行います。
平均月収:
徐々に増えていますが、まだお小遣い程度です(笑)。例えたら高級ゴルフコースのプレー料金くらいでしょうか?
Q1.YouTubeを始めたきっかけや目標を教えてください。
テレビ出演がきっかけです。思ったより反響がよく、動画でファッションを説明する方が伝わりやすいと思って始めました。視聴者とコミュニケーションが取れるのも参入の大きな理由です。
Q2.始めてから生活に変化はありましたか?
アシスタントに「母が見ています」と言われてうれしかったですね。違う仕事が増えました。
Q3.ネタはどのように思いついたり、決めたりしているのですか?
ファッション業界以外のママ友達や友人からのリアルな悩みは、とても参考になっています。
Q4.動画を上げるうえで、ご自身で決めているルールを教えてください
自分が楽しくできて、見ている人にも役立つ企画にすること。あとは一応週イチ投稿……。
Q5.ご自身の動画のこだわりについて教えてください。
長年スタイリストをしているので、その強みを生かしてファッションに悩んでいる同年代の人達へのアドバイスや服のプロデュースをしています。
★<COSME> #Yuki.アラフォーから綺麗になる
YouTubeの代表作
『最強コンシーラー』。多大なシミ、そばかす、濃いクマを一瞬で隠しました。他の美容系の綺麗な方々のスッピンとの違いがリアルで響いたのかも!?
デビューした時期:2020年3月
現在の登録者数: 5,000人
投稿頻度: 月に10本
1本の動画に費やす時間:
撮影に1~2時間、編集に6~8時間くらい
設備投資額:
初めはiPhone8Plusで撮影。照明、マイク、三脚等で計5万円くらい。
平均月収:
一人暮らしの家賃が払えるぐらいです。
Q1.YouTubeを始めたきっかけや目標を教えてください。
いくつになっても自分を楽しみ続ける生き方が理想で、当初はチャレンジ企画で始めましたが全く伸びず、自身のコンプレックスを晒したことで美容に転向しました。
Q2.始めてから生活に変化はありましたか?
家での作業が多く、地味な生活になりました(笑)。
Q3.ネタはどのように思いついたり、決めたりしているのですか?
企画は視聴者様からのコメントを大事に決めています。他の美容系YouTuberのコメント欄も参考にします。
Q4.動画を上げるうえで、ご自身で決めているルールを教えてください。
容姿に関する言葉の選択に気を付けています。誰かを傷つけることがないよう対象を自分に向けて説明しています。
Q5.ご自身の動画のこだわりについて教えてください
短所も個性と思えるようになった今、ようやく容姿と向き合えました。見てくださる皆様と私は何ら変わらないということが、私の動画の一番のこだわりです。
★<LIFESTYLE> #muji seikatsu
YouTubeの代表作
「1K4人暮らし」というキーワードと、その時流行っていた「モーニングルーティン」が掛け算され、多くの方に届いた動画です。テレビ番組でも取り上げられました。
デビューした時期:2019年11月
現在の登録者数: 5.8万人
投稿頻度:月に5本
1本の動画に費やす時間:
撮影に3時間、編集に5~20時間くらい
設備投資額:
手元にある設備だけで始めました。
平均月収:
波はありますが、副収入として家計の潤いになっています。
Q1.YouTubeを始めたきっかけや目標を教えてください。
同年代の子育て主婦の友人がYouTubeで登録者が1万人を超えた話を聞き、やってみようと決心。知識や経験があるライフスタイル系動画を始めました。
Q2.始めてから生活に変化はありましたか?
時間があると撮影や編集をするように。夫もチャンネルを始め、家族で撮影をすることもあります。
Q3.ネタはどのように思いついたり、決めたりしているのですか?
(過去の)自分が知りたいこと・見たいと思うことを中心に、同じライフスタイル系動画で人気のネタも織り交ぜながら作っています。
Q4.動画を上げるうえで、ご自身で決めているルールを教えてください。
継続するために毎週土曜日に公開するルールに。また、家族のために身バレしないようにしています。
Q5.ご自身の動画のこだわりについて教えてください。
昔の日本映画のような穏やかな雰囲気に癒されながら、ライフスタイルなどのtipsも身につくという構成にしています。
★<COOKING> #ななひたち<5児・40代主婦>
YouTubeの代表作
『大量で安い麺食は正義』。コロナの自粛中、心境を伝えながら家事する一つ前の動画が共感を呼び、大家族の食事にも興味を持ってもらえたようです。
デビューした時期:2019年12月
現在の登録者数: 2.68万人
投稿頻度:月に3本
1本の動画に費やす時間:
撮影に1時間30分(料理動画)くらい、編集に2~3日間くらい
設備投資額:
手持ちのスマホと一眼レフに500円の三脚でスタート。
平均月収:
ご想像にお任せしますが、普通の主婦がパートで得る程度の収入です(笑)。収益よりも続けることで得られる気持ちのメリットが大きいと感じます。
Q1.YouTubeを始めたきっかけや目標を教えてください。
当時、モヤモヤした心の整理と家の中の片づけのために見たミニマリストさんの動画をきっかけに、自分も動画をアップしてみたいと決意。iPhone1つで動画配信を始めました。
Q2.始めてから生活に変化はありましたか?
今まで自分に自信がなくこのままでよいのかと思っていましたが、考えて作った動画に対してコメントや動画再生数が上がることで自信が持てるように。
Q3.ネタはどのように思いついたり、決めたりしているのですか?
自分の悩みの中から、見ている人ならどう思い、どう考えて解決しているかを想像しながら動画にします。
Q4.動画を上げるうえで、ご自身で決めているルールを教えてください。
誰も否定しない内容にする。見続けてもらえるように無駄な場面を省く。
Q5.ご自身の動画のこだわりについて教えてください。
背伸びせず、自分を応援しようというメッセージが伝わる動画になっていたらいいなと思います。
撮影/BOCO 取材/角田ひかる、孫 理奈 ※情報は2021年5月号掲載時のものです。