【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 28本目/100
「春巻きは楽しい」「春巻きは簡単で美味しい」をモットーに、毎週1本ずつご紹介する「ハルマキ100本ノック」 まだまだ100本達成への道のりは遠いですが、日々の暮らしのなかで春巻きが、皆さんの身近な存在になったら嬉しいです。巻いて欲しい素材のリクエストやご質問なども大歓迎。(herself@kobunsha.com)まで、いつでもお待ちしています。
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
28/100
スナップエンドウと蕪、クミンの春巻き
スナップエンドウを初めて食べたのは、いつだったか。子供のころではなかったような気がします。調べたら、1970年代にアメリカで作られたそうです。初めて食べた時、絹さやともグリーンピースとも違う甘さと、歯ごたえの良さ、豆臭ささのなさに驚いた記憶があります。春巻きにして揚げ焼きすると、甘味がさらにパワーアップして美味しくなりますよ。
1. 蕪は半分に切り、2㎜幅に薄くスライス、
2. 春巻きの皮の上に、蕪を少し重なるようにずらして置いたら、上にスナップエンドウの断面を上にして置き、クミンシードを散らして巻く。
3. フライパンにサラダ油を入れ弱めの中火で温めたら、蕪の面を下にして春巻きを並べ、そのままの火加減で、揚げ焼きする。
4.両面が美味しそうなキツネ色になったら、油を切り半分に切り分け、塩を添える。
【合わせたいお酒】
相手選ばずの春巻きです。ビールでも焼酎でもワインでも。お好きなお酒とどうぞ。しいて言えば、酸味がきれいな白ワイン。
動画でも紹介しています!
【バックナンバー】
1本目:原木シイタケと生ハム、ゴルゴンゾーラの春巻き
25本目:グリーンアスパラガスと、その皮、ちりめんじゃこの春巻き
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子