現在オンエア中のドラマ『ネメシス』に、神奈川県警捜査一課の刑事役として出演する中村 蒼さんに、ドラマの見どころや撮影の裏話について根掘り葉掘りヒアリング。CLASSY.6月号から選んでもらった「好きなコーデ」や、撮影時のウラ話まで、盛り沢山でお届けします！

ドラマ『ネメシス』でコミカルな演技に挑戦中！

ドラマ『ネメシス』での若干ポンコツでハードボイルドな凸凹刑事コンビ「タカ＆ユージ」が話題を呼んでいますが、ユージ役を演じるにあたり心掛けていることはありますか?

僕が演じるユージは、見た目も立ち居振る舞いも結構個性的なので、狙い過ぎにならないように、なるべく普通を意識してお芝居しています。今まで、ユージのようなコミカルな要素のある役をあまりやったことがなかったんです。だから、凸凹コンビを組むタカ（演：勝地涼さん）との掛け合いのシーンは、自分にとっても挑戦で。本番前に勝地さんとセリフやタイミングなどを入念に擦り合わせて撮影しています。

番組公式HPのインタビューで勝地さんは、「中村さんは無口でシャイ。そんな中村さんが一生懸命ユージっぽくしているのがたまらない」とおっしゃっていました。

勝地さんに比べたら、そりゃそうですよ（笑）。勝地さんは本番はもちろんですが、SNS用の告知動画を撮るときも自分のキャラクターをきちんと考えていて、本当にすごいんです。タカ＆ユージのコンビは、ドラマのアクセントというか、物語のポイントポイントで出てくる役。勝地さんの役への作り込みのおかげで、コンビとしての存在感がより際立っている感じです。

ドラマも終盤に入ってきましたが、『ネメシス』の見どころを教えてください。

ドラマを手がける入江悠監督が映画監督であることから、スタッフも映画出身の方が多いんです。その影響もあって、撮影がオールロケだったり、セットや衣装の細かい部分までこだわって作られているので、何気ないシーンも絵になるし、ドラマとして新鮮な作品に仕上がっていると思います。僕は、栗田（演：江口洋介さん）が着ているアディダスのジャージが気になっていて。結構味のある風合いなので、実は高いんじゃないかなと（笑）。ストーリーはもちろんですが、キャラクターそれぞれに合うように考えられているファッションも、ぜひじっくり楽しんで見てもらいたいです。

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撮影の合間のはにかんだ笑顔、その理由は…？

二児の父親である中村さん。この日撮影を担当したフォトグラファーもパパだったため、撮影中は子育てトークが白熱！ この素敵な笑顔も、そんなトーク中のワンショット。インタビューでは、「家族がいるから救われることや癒されることも多いんです」と優しい一面も覗かせていました。好きなコーデを選ぶ際には、「女性の服装、全然詳しくなくて……」と言いつつも、CLASSY.6月号にじっくりと目を通し、時間をかけて3ルックを選んでくれる真面目っぷり。30歳を迎え、その魅力にますます磨きをかけつつある中村さん。ドラマ『ネメシス』でのコミカルな演技も、お見逃しなく！

Tシャツ￥13,200パンツ￥30,800（ともにWARDER／https://warder.jp）小指リング（上）￥133,100（下）￥286,000ブレスレット￥484,000／すべてTIFFANY&CO.（ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク tel.0120-488-712）その他／スタイリスト私物

撮影／永峰拓也　スタイリング／荒木大輔　ヘアメーク／NORI　取材／坂本結香　編集／宮島彰子（CLASSY.ONLINE編集室）