【LIFESTYLE】料理家 こてらみやの「ベランダと暮らす」vol.15

雨後のベランダ

東京は梅雨シーズン真っ只中。
空は朝から薄暗く、「毎日毎日よく降るねえ〜」と言うのが口癖になりつつある今日この頃…。
そんなちょっぴりブルーな梅雨時ですが、お楽しみもあるのです。

それが雨後のベランダウォッチング!
水滴をまとわせてキラキラ輝くベランダの植物たちの美しいこと〜。

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「コレッタ」(バラ)はそのままでも美しいけど、水滴がつくと一段とセクシーに。

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バラの葉っぱにもいろいろな質感のものがあるのですが、中でもこの「マリールイーズ」のマットな質感の葉っぱに付く滴はNo. 1

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ぷっくりと膨らんできたオリーブやぶどう、レモンなど、果実のしずくはなんとも可愛らしいのです。

ディルの花が終わって、種子になりかけの膨らみに付いた水滴は、まるで緑の花火!
うん! 見ているだけで元気が出ますねー。

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スイレン鉢の脇にいるカエルさんは、「ふう〜いい雨だったなぁ〜」と気持ち良さげ?(笑)。

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そうそう、バラの鉢からキノコが仲良く2本生えていました。

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このキノコ、雨後のベランダでたまに発見するのですが、前日はなかったところから急に生えて、翌日見ると消えて無くなっている不思議なキノコ。

ちょっと食べてみたい衝動に駆られますが、怖いのでやめておきます(笑)。
こんな風に、雨続きの後だからこそのお楽しみがベランダにはあるのです。
とはいえ、やっぱりジメジメ梅雨は早く明けて欲しい〜! ものですね。

 

こてらみや

料理家。毎日食べたくなるような、素材の持ち味を生かしたシンプルな料理を得意とする。休日の楽しみは、ベランダで収穫した果物やハーブを使ってびん詰めを仕込むこと。著書に「魔法のびん詰め」(三笠書房)など。instagramアカウントは @osarumonkey

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