40代なのに【膝が痛い!】 その原因と3つの予防法って?
足が痛い・しびれる、歩きにくい、腰が痛い、立てない、そんな足にまつわる不調が不調が40代を過ぎる目立ってくるように。歳のせいだと諦めずに、今からできる予防法でいつまでも健康な体を保ちましょう。
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膝関節と股関節の軟骨がさまざまな原因ですり減ってきます
年齢を重ねるにつれ、体のあちこちに現れてくる不調。中でも足が痛い・しびれる、歩きにくい、腰が痛い、立てないなどの症状が目立ってきます。立てなくなる、歩けなくなる原因にはさまざまなものがありますが、適切な予防や処置をすれば症状が改善するケースが!もう歳だからと諦めて我慢せず、健康で自分らしい生活を送れるよう、できることがあります。
原因:膝関節軟骨は老化ですり減り股関節症は発育の時のかみ合わせに問題が
膝の痛みが出たり関節に水がたまる変形性膝関節症は、男女比は1:4で女性に多く、高齢者になるほど罹患率が高くなります。主な原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や遺伝子も関与しています。変形性股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。患者さんの多くは女性で、原因は発育性股関節形成不全の後遺症や股関節の形成不全といった子供の時の病気や発育障害の後遺症が主で、全体の80%といわれています。
症状
膝関節症の初期は立ち上がりや歩き始めなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれます。中期になると正座や階段の昇降が困難に。股関節症は和式トイレの使用や正座が困難になり、台所仕事などの家事にも支障が。
予防法①:大腿四頭筋を鍛えることで膝のサポートに
座った高さより踵を上げながら足先を自分の方に反らし5秒止め、ゆっくり足を下ろします。20回1セット×朝晩2セット。
予防法②:夏でも冷房除けに膝掛けを
夏はうっかりしがちですが、膝をクーラーなどで冷やさないように膝掛けなどで覆い、なるべく温めて血行を良くします。
予防法③:太りすぎは関節にも負担に
肥満や太りすぎによって関節に過度な負担がかかると、関節軟骨のすり減りが進行してしまうので、適正体重を保ちましょう。
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