被災経験者が語る「避難生活にあったらよかった」女性目線の防災グッズリスト

東日本大震災で被災経験のあるアベさん、熊本で被災経験のある阿南さん。おふたりの経験から防災グッズについて教えてもらいました。本当に必要な基本アイテムの情報は多々ありますが、女性として、ママとして「あったらよかった」というグッズも説得力があり、貴重な経験談です。防災グッズを揃える際の参考にしてください。

まずは基本の防災グッズから!「本当に必要なものリスト」

おふたりの経験から、基本のアイテムをリストアップしてもらいました。

住まいが被災してしまい自宅での生活ができない人以外は避難所を利用できず”自宅避難”となることも想定し、避難所以外でも最低限必要なものを揃えておくようにしましょう。リストにはありませんが、断水が続く場合は「携帯トイレ」もあると便利。100円ショップで購入できます。

におい対策:天然精油の香りで気になるにおいをカモフラージュ

ここからは、女性目線で「あったらよかった」とおふたりが思ったという防災グッズをご紹介します。

体臭とベタつきをごまかすスプレー

パパバターエチケットボディスプレー50ml (ビーバイ・イー)

避難生活では水は貴重品。体や髪がベタベタになりがちです。不快なベタつきを軽減しつつ、爽やかな天然精油の香りでリラックスできるスプレーが1つあると心身ともに快適になれるはず。

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すっぴん対策:メイク落とし不要のベースメイク

石けんで落ちるコントロールカラー

d プログラム薬用スキンケアベースCC(全3色)各25g(資生堂インターナショナル)

長引く避難生活では、水を汲みに行ったり、支援物資を受け取りに行ったりと、一目が気になるシーンも出てきます。どんな状況にあろうとも、できる限りの身だしなみを整えたいのが女心です。気になる紫外線をカットし、ニキビや肌荒れをケア。石けんオフできるコントロールカラーがあるときっと便利です。

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ベタつく前髪対策:キャップやターバンで「隠す」!

ターバン&眼鏡

髪が洗えず、頭皮がべたついたときに最もやっかいなのは前髪だそう。そんな時はキャップやターバンで「隠す」が最終手段です。前髪を上げることになるので、眼鏡ですっぴん隠しができるとさらに安心です。

歯のケアグッズ:水を使わない歯磨きアイテム

激落ちくん 歯みがきシート

【激落ちくん】歯みがきシート15枚(レックケミカル)

「被災時は臭いと、続く水不足に苦しみました」と話すアベさんは、拭けるアイテムに助けられたそう。歯みがきができなくてもシートで拭くことでかなりすっきりします。あの「激落ちくん」シリーズという安心感も!

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むくみ対策:あなどれないむくみには着圧アイテムが重宝します

着圧ソックスでエコノミー症候群を回避

イウミーめぐりソックス(渋谷ロフト)

狭い場所で過ごしたり、車内泊を余儀なくされる日が続いて辛いのが足のむくみという人も。阿南さんも「あればよかった」と挙げたアイテムです。着圧設計でむくみを、特殊な光電子®繊維が冷えをケアしてくれるソックス。蒸れにくいのも夏場はうれしいはず。

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生理対策:生理用品を買い足せないことを想定して1つ用意

繰り返し使える「月経カップ」

エヴァカップ(インテグロ)

長引く避難生活では、生理用品を買い足せない可能性も。洗浄できる環境であればと条件付きですが、繰り返し使える月経カップは用意しておくと安心です。

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栄養不足対策:粉をとかして飲むスムージーや青汁

スーパーフード青汁

ベジパワープラス30包(アビオス)

支援物資として配られるのは、米やパンなどの炭水化物ばかりで栄養の偏りが気になってきます。野菜不足解消のために摂る栄養補助食品は口の中の水分が取られてしまう固形より、水に溶かして飲むタイプがおすすめです。

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被災を経験したおふたりの体験談はどれも参考になることばかり。日ごろからこういった「あったらよかった」というものをストックしておくと、いざというときにあと少し快適に過ごせそうですね。


※本記事はMartのバックナンバーより再構成しました。
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構成/Mart編集部