【レシピ】冷水希三子さん 「ハーブをもっと食卓に」②ペーストにする
高知・まるふく農園で開眼「ハーブをもっと食卓に」
もともとハーブ使いには定評のある料理家、冷水希三子さん。
高知のハーブ専門農家「まるふく農園」のハーブに出会い、ハーブの力を再認識。日々の食卓にハーブを取り入れる方法を教わりました。
VOL.2 《ペーストにする》茹で魚のジェノベーゼソース
夏を越したバジルは葉が硬くなり、その分香りも強くなるので、むしろペーストや加熱調理向き。定番のジェノベーゼソースを茹で魚のソースに。グラグラ煮立たせず、静かに茹でた魚は臭みがなく旨味もたっぷり。タラのほか、鯛や鯖でも。
【材料】 2人分
- 白身魚(タラの切り身)…2切れ
- A
バジル…20g
松の実…10g
にんにく…少々(0.5g)
塩…ひとつまみ
パルミジャーノレッジャーノ…10g~
EXVオリーブオイル…60ml - B
水…3カップ
白ワイン…1カップ
セロリ(葉の部分を大きめにスライス)…1本
レモン(スライス)…2~3枚
塩…6g
- 塩…適宜
- レモン…適宜
【作り方】
- Aでジェノベーゼソースを作る。バジルの葉は粗く刻み、その他の材料とともにミキサーなどで攪拌する。その際、オリーブオイルは数回に分けて少しづつ加える。
2. 鍋にBを入れて火にかける。沸騰したら白身魚を加え、表面が揺れる程度の火加減で8分ほど茹でる。
3. 2の魚に1のソースをかけ、好みで塩をふったり、レモンを絞る。
※ジェノベーゼソースは冷蔵保存できるが、1週間程度で食べきるのが理想。
まるふく農園
バジルやイタリアンパセリ、ローズマリーなどの定番ハーブから、カレーリーフやホーリーバジルといった稀少なものまで、約100種類ほどのフレッシュハーブを農薬も肥料も一切使用せず栽培。食用のほか、観賞用ハーブ、ハーブの苗、ハーブブーケの販売も。
住所 高知県高知市福井町512-1
☎ 088-875-3826
時間 11:00~17:00
休日 日曜
http://www.maruhuku.noen.biz/
【PROFILE】
ひやみずきみこ
料理家。料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を中心に、書籍、雑誌、広告などで活躍。ホテルの朝食メニューの提案も行う。
http://kimiko-hiyamizu.com/
撮影/加藤新作 取材・分/和田紀子 構成/松本朋子
バックナンバー
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