イケアの収納アイテムといえば「ロースコグ」ワゴンとも言えるほど人気ですが、うまく使いこなせず、物置化してしまうことも少なくないようです。今回は子どもの学習アイテムの収納にと購入したものの、整理・収納しきれずごちゃついているとお悩みの読者に、整理収納の達人・Martist片岡さんがアドバイスします！

【CASE３】石井美乃里さんの場合

埼玉県和光市在住。11歳の息子と7歳の娘用に色違いで2台購入。ピンクは娘本人の希望、ホワイトは息子が使わなくなってもキッチンで使えるようにとチョイス。

子どもが自分で整理整頓できないロースコグ

ランドセル置き場として使いやすいと聞き購入しましたが、なかなか子どもたちが自分で整理するには難しいようで、いつもこのワゴンの前で「あれがない、これがない」と大騒ぎです（笑）。登校前に自分でスムーズに準備できるようにするには、どうしたら？

整理収納アドバイザー・片岡牧子さんが解決

整理収納アドバイザーの資格を生かした、使い勝手がよくて見た目もおしゃれな収納術が人気。「お客様にもよく相談されるワゴンの使い方。小物を足して使いやすく生まれ変わらせましょう！」

【上段】
まな板のフタは子どもには難しいので
中には「たまにしか使わないもの」を

イケアでロースコグにピッタリとして販売しているまな板は、少し重いので子どもが開けるのはコツが必要。頻繁に開け閉めするのは面倒なので、毎日使うものより、たまにしか使わないお出かけ用のカバンや財布を入れるのがおすすめです。

【中段】
学用品とハンカチ＆マスク…毎日使うものを2分割

学校に毎日持っていくものは、ここから出すのを習慣に。2つがシンデレラフィットで並ぶフタ付きボックスは、普段は開けたままでOK。来客などで気になるときだけ、さっとフタを閉められて便利です。

【下段】
本を入れるために高さを確保！ファイルスタンドで倒れない

ランドセルに入れて持っていく教科書やノート類は、一目瞭然で取り出しがスムーズなのがマストです。このために中段を上に上げて出し入れをしやすくしました。ファイルスタンドは4つ入るので、使いやすく分類しましょう。

＼完成したワゴンがこちら／

「段の高さを変えることで、使いやすさが格段にアップすることもあるんです♪」（片岡さん）

※掲載商品は予告なく仕様や価格が変更になる場合があります。また、店舗により取り扱い商品や在庫は異なり、品切れになる場合もあります。

撮影／小林愛香　取材・文／新里陽子　編集／永島 大

2021年Mart11月号　「イケアの三段ワゴン」もっと！活用術　より